福岡のまちづくり「リバーフロントNEXT」を体現する清流公園

今回の清流公園の整備は、福岡市が推進する「リバーフロントNEXT」という壮大なまちづくり構想の一環として行われています。この構想は、那珂川沿いの須崎公園から清流公園までのエリアを、もっと川に開かれた魅力的な空間に変え、水辺や歴史といった地域の資源を活かしながら、誰もが安心して楽しく回遊できる空間を作り出すことを目指しています。清流公園は、この「リバーフロントNEXT」の重要な拠点となることでしょう。

RIVER FRONT NEXTロゴ

このプロジェクトは、福岡地所株式会社を代表企業とする「清流リバーフロント運営事業体」が、Park-PFI制度という、民間事業者のノウハウを活かして公園の整備や管理運営を行う制度を活用して進めています。2026年4月1日から指定管理者として公園の管理・運営をスタートし、段階的にエリアの供用を進めてきましたが、いよいよ北側と橋上エリアが本格的にオープンする運びとなりました。

9月11日(金)に供用開始!水辺の滞在・回遊空間が広がる

今回供用が始まるのは、清流公園北側の那珂川沿いに広がる歩行空間「北側プロムナード」と、春吉橋の上に位置する「橋上広場」の2つのエリアです。どちらも、水辺のロケーションを存分に活かした、開放的で心地よい空間として整備されました。

清流公園再開発計画地図

(1) 北側プロムナード:那珂川を身近に感じる散策路

北側プロムナードは、那珂川の流れや対岸の景色を眺めながら、ゆったりと散策を楽しめる歩行空間です。心地よい風を感じながら、水辺の景観や豊かな緑を身近に感じられることでしょう。供用開始後は、後ほどご紹介するポート店舗で手に入れたフードやドリンクを片手に散策したり、「川床テラス」で川の流れを間近に感じながらくつろいだり、といった過ごし方ができるようになります。まち歩きの途中にふらっと立ち寄って、リフレッシュできる、そんな素敵な場所になるはずです。

川床テラスのある都市の景観

(2) 橋上広場:イベントも楽しめる開放的な空間

橋上広場は、那珂川や中洲の街並みを一望できる、開放感あふれる広場空間です。これまでもイベントなどで活用されてきましたが、今後はさらに多様な使い方が期待されます。隣接するポート店舗で購入したフードやドリンクを、ベンチやテーブルでゆっくりと味わったり、日常的な休憩や待ち合わせの場所として利用したり、イベント時には賑わいの中心となったりと、様々なシーンで活躍するでしょう。水辺の開放的な雰囲気の中で、美味しいものを囲んでおしゃべりする時間は、きっと格別なものになるはずです。

橋上広場の屋外イベントイメージ

清流公園の過ごし方を広げる、注目のテイクアウト専門3店舗がオープン!

今回の供用開始に合わせて、北側プロムナードと橋上広場に面した場所に、テイクアウト専門の飲食ポート(小型売店)が計3店舗オープンします。どの店舗も個性豊かで、天神・博多・中洲をつなぐ街歩きの結節点として、日常的に気軽に立ち寄れる空間を作り上げてくれることでしょう。

北側プロムナード整備計画図

(1) 北側プロムナード ポート店舗一覧

ポート店舗① COFFEE GALLERY(コーヒーギャラリー)/カフェ

熊本発の珈琲回廊が手がけるコーヒーブランドが、福岡に初出店します!自家焙煎のこだわりのコーヒーを中心に、様々なドリンクやアイスクリームを提供。夜にはお酒も楽しめるスポットとして、昼夜問わず利用できるのが嬉しいポイントです。散策の休憩に、美味しいコーヒーで一息つくのはいかがでしょうか。

COFFEE GALLERYのドリンクイメージ

ポート店舗② HELLO BREWERY(ハローブルワリー)/クラフトビール

糸島発のクラフトビールブランド「HELLO BREWERY」が登場します。糸島の豊かな地下水や地元の食材を活かしたオリジナルビールはもちろん、九州各地の選りすぐりのクラフトビールも楽しめます。美味しいビールと一緒に、水辺の開放感を味わうのは最高でしょう。フードも提供される予定なので、ビールとのペアリングも楽しみですね。

HELLO BREWERYのクラフトビール

(2) 北側プロムナード ポート店舗概要

  • 店舗数: 2店舗

  • 営業時間:

    • COFFEE GALLERY: 10:00~23:00 (オープン日より当面の間、営業時間が変更になる可能性があります)

    • HELLO BREWERY: 11:00~23:00

  • 定休日: 年中無休 (店舗により臨時休業あり)

(3) 橋上広場 ポート店舗一覧

ポート店舗③ 中洲一丁目町内会/地域防犯活動拠点

地域連携によって、公園周辺の見守りや防犯活動の拠点として活用される予定のスペースです。地域住民と来園者が安心して過ごせる環境づくりに貢献することでしょう。開始時期などの詳細は、決定次第改めて発表されるとのことなので、今後の情報に注目です。

ポート店舗④ dacō清流公園(ダコー清流公園)/ベーカリーカフェ

人気ベーカリー「AMAM DACOTAN」のアナザーブランド「dacō清流公園」が、都市型パン屋としてコンプット(小型で食べやすいパン)を提供するベーカリーカフェとしてオープンします。小ぶりな食べきりサイズのパンと、種類豊富なドリンクが魅力。ブランド初となるテイクアウト専門の「スタンド型」店舗で、毎日の暮らしに寄り添い、散策やお仕事帰りに気軽に立ち寄れる、そんな場所になるでしょう。焼きたての美味しいパンとコーヒーで、水辺の時間をさらに豊かにしてくれるに違いありません。

dacō清流公園のパンとドリンクイメージ

(4) 橋上広場 ポート店舗概要

  • 店舗数: 2店舗 (2026年9月11日(金)オープンは1店舗)

  • 営業時間:

    • dacō清流公園: 11:00~24:00
  • 定休日: 年中無休 (店舗により臨時休業あり)

清流公園の未来を共につくる「パートナーシップ制度」

清流公園は、天神と博多をつなぐ都心の水辺に位置し、中洲や春吉、西中洲など周辺エリアとも密接に連携する、まさに「まちの結節点」となる公園です。単なる憩いの場にとどまらず、食、イベント、カルチャー、ナイトタイムの楽しみなど、多様な過ごし方が生まれる「都市観光拠点」として、福岡のまちに新たな価値と魅力を生み出すことを目指しています。

清流公園パートナーシップ制度概念図

この大きな目標を達成するために、「清流リバーフロント運営事業体」では、「清流公園パートナーシップ制度」を運用しています。この制度は、清流公園の目指す姿に賛同する企業や団体がパートナーとして参画し、それぞれの強みやノウハウを活かしながら、公園の魅力向上、にぎわい創出、そして安心・安全な公園環境づくりに取り組むものです。イベントの企画・実施、実証実験、日常運営への協力、情報発信など、様々な活動を通じて、公園に新たな価値を創造していくことでしょう。

2026年7月30日時点ですでに多くの企業がパートナーとして参画しており、今後も多様な連携を通じて、清流公園の進化を支えていくことでしょう。具体的な取り組み内容については、今後改めて発表される予定なので、期待が高まりますね。

パートナー企業ロゴ

今後の予定:さらなる進化を遂げる清流公園

清流公園の魅力は、今回のエリア供用開始にとどまりません。今後もさらなる進化を遂げる予定です。

(1) 公園内南端エリアに誕生する、新たな滞在・にぎわい拠点

公園の南端エリアでは、南端広場(仮称)および広場に面する建物の整備が進められており、2026年12月には全エリアの供用開始が予定されています。このエリアは、アーバンスポーツやイベント、飲食、滞在などが重なり合う、新たなにぎわい拠点となるでしょう。日常的な利用から、カルチャーイベントまで、時期や規模に応じて多様なシーンで活用できる空間が誕生するとのこと。どんな施設がオープンするのか、今から楽しみですね!

清流公園南端エリアイメージ

(2) ポート店舗オープン後初の橋上広場企画イベントも開催予定

清流公園の橋上広場では、2026年5月以降、一般事業者によるイベントや、清流リバーフロント運営事業体による企画イベントなど、様々な催しが行われてきました。ポート店舗のオープン後も、このエリアを活用したイベントが引き続き予定されています。開催情報は、清流公園のホームページなどで順次お知らせされるとのことなので、ぜひチェックして、新しい公園でのイベントを楽しんでくださいね!

夜の屋外イベントイメージ

清流公園について

清流公園は、1952年度に開園した歴史ある街区公園です。北は昭和通りから南はキャナルシティ博多方面まで、那珂川に面して南北に長く伸びています。中洲エリアに隣接し、天神と博多をつなぐ都心の回遊軸上に位置しており、福岡市が進める水辺を活かしたまちづくり「リバーフロントNEXT」の対象エリアに含まれています。今後は、憩い・回遊・都市観光の拠点として、地域の人々や来園者、そしてパートナー企業とともに、新たな魅力づくりを進めていくことでしょう。

施設概要

施設名称 清流公園
所在地 福岡市博多区中洲一、四、五丁目、住吉一丁目、福岡市中央区春吉三丁目
公園種別 街区公園
敷地面積 約11,831 ㎡
開園年度 1952 年度

事業体概要

名称 清流リバーフロント運営事業体
代表企業 福岡地所株式会社
構成員 株式会社サン・ライフ、株式会社エフ・ジェイエンターテインメントワークス
主な役割 清流公園の指定管理業務、Park-PFI制度を活用した公募対象公園施設の整備・運営
指定管理開始日 2026年4月1日

公園施設整備に関わる構成企業

代表企業 福岡地所株式会社
企業名 株式会社サン・ライフ、株式会社エフ・ジェイエンターテインメントワークス、株式会社梓設計 九州支社、株式会社復建エンジニヤリング 福岡支社、株式会社スタジオ・ゲンクマガイ、株式会社筑糸建設、安藤造園土木株式会社、日新産業株式会社
主な役割 公園施設の設計、施工、造園、土木・鋼構造物等の整備

関連情報

まとめ

2026年9月11日(金)に供用開始となる清流公園の北側・橋上エリアは、福岡の街に新たな風を吹き込むこと間違いなしです。那珂川の美しい水辺を舞台に、美味しい食事やドリンクを楽しみながら、ゆったりと過ごせる空間が広がります。天神と博多を結ぶ新たな都市観光拠点として、また地域の人々の日常を豊かにする憩いの場として、清流公園はこれからますます多くの人々を惹きつけ、福岡の魅力向上に貢献していくことでしょう。ぜひ、新しい清流公園に足を運んで、その魅力を体感してみてくださいね!