「Tiny Coffee Shops」ってどんなキャンペーン?

この受賞作となった「Tiny Coffee Shops」は、もともと「The World’s Smallest Coffee Shops(世界最小のコーヒーショップ)」というタイトルで、ミラノデザインウィーク2026において初めて一般公開され、大きな話題を呼びました。このキャンペーンの核となっているのは、映画『グランド・ブダペスト・ホテル』や『アステロイド・シティ』など、数々の名作で精巧な小道具やジオラマ、ミニチュアセットを手がけてきた世界的なミニチュア作家、サイモン・ヴァイセ氏とのコラボレーションです。

サイモン・ヴァイセ氏の卓越したクラフトマンシップとデロンギの技術が融合し、「The Smallest Coffee Shop at Home. ─ 一番小さなコーヒーショップ、それはわが家のデロンギ。 ─」という魅力的なコンセプトが誕生しました。このコンセプトは、「本格的なコーヒー体験はコーヒーショップで楽しむもの」という従来の固定観念を打ち破り、自宅のキッチンカウンターでも、まるで本格的なカフェにいるかのような豊かな時間を楽しめることを提案しています。

具体的には、パリ、東京、ミラノ、コペンハーゲン、ベルリンといった世界の5つの都市のコーヒーカルチャーからインスピレーションを得て、それぞれの都市の個性を象徴するミニチュア作品が制作されました。これらのミニチュア作品には、デロンギの全自動コーヒーマシンである「Rivelia」「Magnifica Evo Next」「Eletta Ultra」「Eletta Explore」「Primadonna Aromatic」が巧みに組み込まれており、まるでミニチュアの世界にコーヒーマシンが溶け込んでいるかのような、夢のある展示となっています。

世界のコーヒーカルチャーを表現したミニチュア作品

各ミニチュア作品は、都市ごとに異なるコーヒー文化やカフェの雰囲気を細部までこだわり抜いて表現しており、見ているだけでその都市の情景が目に浮かぶようです。例えば、パリの作品ではエレガントな街並みを、東京の作品では独特の喫茶店文化を、それぞれ緻密なミニチュアで再現しています。特に、今回のカンヌライオンズの受賞式では、日本の喫茶店をイメージした東京モデルが大きく取り上げられ、その精巧さと独創性が高い注目を集めました。

デロンギ リベリアとパリのミニチュア

デロンギ マグニフィカ エボネクストと東京のミニチュア

デロンギ エレッタウルトラとベルリンのミニチュア

デロンギ エレッタエクスプロアとミラノのミニチュア

デロンギ プリマドンナ アロマティックとコペンハーゲンのミニチュア

これらの作品は、ただ美しいだけでなく、デロンギの全自動コーヒーマシンがあれば、誰でも自宅で簡単に、世界中のコーヒーショップで味わえるような本格的な一杯を楽しめるというメッセージを、遊び心たっぷりに伝えています。

カンヌライオンズでの評価ポイント

カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバルは、広告とクリエイティブの分野で世界最高峰とされる祭典です。その中で「Tiny Coffee Shops」がグランプリとゴールドをダブル受賞したことは、このキャンペーンが単なる宣伝活動を超え、アートとしての価値、そして人々の心に響くクリエイティブとしての力を兼ね備えていることを証明しています。

審査員からは、サイモン・ヴァイセ氏による精巧なミニチュア造形が示す卓越したクラフトマンシップと、デロンギの全自動コーヒーマシンが自宅にもたらす上質なコーヒー体験を、独創的なアイデアで表現した点が特に高く評価されました。

デロンギの最高マーケティング責任者であるアパルナ・スンダレッシュ氏も、「クリエイティビティ、独創性、そしてイノベーションは、デロンギを前進させる原動力です。カンヌライオンズという世界最高峰の舞台で評価されたことを、私たちは大変誇りに思っています」とコメントしています。また、このプロジェクトがLOLA Madridの創造力、サイモン・ヴァイセ氏のクラフトマンシップ、そしてデロンギのコーヒー文化への深いこだわりが融合したものであることにも触れ、人々の想像力をかき立てるだけでなく、実際のビジネス成果にもつながるクリエイティビティが評価されたことに喜びを示しています。

東京でも大盛況!期間限定ポップアップイベント

この世界観を日本でも体験できるイベントとして、2026年5月29日(金)から5月31日(日)の3日間、東京で体験型ポップアップイベント「The Smallest Coffee Shop at Home –TOKYO Edition–」が開催されました。

デロンギ 東京ポップアップイベント告知

会場は、ミラノデザインウィークでの世界観を忠実に再現した、まるでアートギャラリーのような洗練された空間でした。サイモン・ヴァイセ氏が手がけたミニチュア作品の美しいビジュアルや、彼のアーティストとしての紹介、そして作品制作の舞台裏に迫るメイキングムービーが展示され、来場者はその精巧な世界に引き込まれていました。

デロンギ ミニチュアコレクション展示風景

イベントでは、来場者全員にデロンギの全自動コーヒーマシンで抽出された「コールドブリュー」がウェルカムドリンクとして振る舞われました。ギャラリーを巡った後は、ホットからアイス、ブラックからミルクメニューまで、5種類の豊富なメニューの中から「家に帰ったら飲みたい一杯」を選び、自宅の鍵を思わせるオリジナルのキーと引き換えに、淹れたてのコーヒーを味わうというユニークな体験が提供されました。

サイモン・ヴァイセ氏紹介と展示

さらに、各日2回開催されたバリスタによるラテアート実演は、その美しい技術に来場者から大きな歓声が上がり、大盛況でした。アンケートに回答した方には、デロンギオリジナルのミニチュアサイズのペアカップなどの限定ノベルティが配布され、多くの来場者が喜んで持ち帰っていました。

イベント会場の賑わい

鍵型キーとコーヒーメニュー

美しいラテアート

この3日間で約3,500名もの来場者が訪れ、デロンギが提案する「自宅での上質なコーヒー体験」の魅力を強く印象づける貴重な機会となりました。来場者の皆さんも、きっと自宅でデロンギのコーヒーマシンを使って、自分だけの「Tiny Coffee Shops」を楽しんでいることでしょう。

デロンギってどんなブランド?

デロンギ(De’Longhi)は、20世紀前半にイタリア北部のトレヴィーゾで、職人の作業場としてスタートしたイタリアの家電ブランドです。1974年に最初の電気機器であるオイルヒーターを製造し、工房から工場へと飛躍的な発展を遂げました。その技術力を活かし、1990年代にはコーヒーマシンの開発・製造にも参入。以来、コーヒー市場に革新的な製品を投入し続け、現在では全自動コーヒーマシンをはじめとするコーヒーマシン市場において、世界的なトップシェアを誇っています。

ブランドスローガン「Better Everyday」に込められた想い

デロンギのブランドスローガン「Better Everyday」は、2011年から続くブランドの根幹をなす哲学です。このスローガンには、「家で過ごす時間をより愉しく、心地よいひとときに変える」というブランドコンセプトが込められています。デロンギは、製品設計のあらゆる段階でこの考えを大切にし、お客様がデロンギ製品を使うことで、毎日がより心地よく、より充実した、より愉しめる暮らしへと変わることを目指しています。

デロンギ・ジャパンは1995年に設立され、日本市場向けに暖房機器、全自動コーヒーマシンなどのコーヒー機器、ハンドブレンダーや電気ケトルなどの小型調理家電製品を輸入販売しています。主力商品であるオイルヒーターは、2004年以来21年間もの間、日本市場で販売台数・売上No.1の地位を維持し続けています。また、コーヒー機器分野でも、日本だけでなく世界各国でコーヒーメーカー売上No.1を獲得するなど、その優れた機能性と洗練されたデザインは、世界中で愛されています。

デロンギの全自動コーヒーマシンの詳細については、以下のリンクからご覧いただけます。