「エージェントシフト」って何?AIが変えるセールス・マーケティングの未来
最近、私たちは何か情報を調べるとき、従来の検索エンジンだけでなく、ChatGPTのようなAI検索やAIエージェントを使うことが増えてきましたよね。secondz digitalでは、この情報収集の起点がAIへと移り変わる現象を「エージェントシフト」と呼んでいます。
株式会社サイバーエージェントGEOラボの調査によると、日本でも生成AIの利用率は37.0%に達し、10代に限れば66.9%とかなりの高水準。さらに、AIの回答をきっかけに商品やサービスを購入・利用した経験がある人も47.5%にのぼるというから驚きです。AIは、単なる情報収集だけでなく、比較・選定といった購買行動のかなり深い部分にまで影響を与え始めているんですね。

この変化によって、私たちの消費者行動も大きく変わってきています。以前は、人が自ら大量の情報を探し、比較検討していましたが、今はAIに探索・比較・整理を任せて、人は最終的な判断に集中する「委譲型(Delegation Model)」へと移行しているんです。AIが情報を探すだけでなく、候補の絞り込みや実行支援まで担う時代になってきたわけですね。企業にとっては、AIに「正しく見つけられ、理解され、比較候補に入れてもらう」ことが、新しい顧客接点のスタート地点になっていると言えるでしょう。

この「エージェントシフト」は、B2C(消費者向け)の世界だけの話ではありません。企業内でもAIアシスタントやAIエージェントの活用が急速に進んでいます。Microsoftによると、Fortune 500企業の約70%がMicrosoft 365 Copilotを利用しているとのこと。また、同社の2025 Work Trend Indexでは、日本のリーダーの79%が今後12〜18か月以内にデジタルワークフォースで人員を拡張する見込みだと回答しています。営業活動においても、企業調査、仮説構築、提案準備といった事前業務は、AIエージェントを前提に再設計される段階に入っているそうですよ。
secondz digitalが描く「Agent-Led Growth」の世界
多くの企業では、まだまだ「人が情報を探し、比較し、営業準備を行う」という前提でセールス・マーケティング活動が設計されています。でも、AI検索やAIエージェントが普及したことで、顧客接点は「人が調べる世界」から「AIが探索・整理・比較を担い、人は最終判断に集中する世界」へと変わってきています。
このような大きな潮流は、グローバルでも新しい成長テーマとして注目されています。例えば、著名なベンチャーキャピタルであるSequoia Capitalも、従来のSEO(検索エンジン最適化)中心の発想から、AIエージェントに「見つけられ、理解され、推薦される」ことを前提とした「Agent-Led Growth」への移行を議論しているんです。
secondz digitalが目指す「Agent-Led Growth」とは、顧客が企業を知り、比較し、選び、商談や購入へと進むまでのプロセスを、AIエージェントが主導することを前提に再設計するという考え方です。これからは、人に見つけてもらうだけでは物足りません。AIに正しく理解され、比較候補に入り、推薦されることが、認知獲得、商談創出、そして購入への前提となるんです。
具体的に言うと、セールス活動では、企業調査、顧客理解、仮説構築、提案準備といった前工程をAIが担当し、人は対話、関係構築、意思決定といった、より人間らしい業務に集中できるようになります。また、マーケティング活動では、公式サイトやFAQ、比較表、導入事例、開示情報といった一次情報を、AIが理解しやすく、引用しやすく、比較しやすい形に整えることが非常に重要になります。これは単なるAI検索対策にとどまらず、将来的なエージェントコマースやAgent-to-Agent(AI同士の連携)の入り口となる、まさにAIネイティブな顧客接点の構築と言えるでしょう。
secondz digitalの強力なソリューションラインナップ
では、secondz digitalは具体的にどんなソリューションを提供しているのでしょうか。大きく分けて「AIエージェント事業」と「コンサルティング事業」の二本柱があります。
AIエージェント事業:「secondz Agentsense」
「secondz Agentsense(セカンズ エージェントセンス)」は、AI検索時代におけるブランドのAIプレゼンスを分析し、改善するためのAIブランドエージェントです。AEO(Answer Engine Optimization)やGEO(Generative Engine Optimization)といった新しい概念を取り入れ、企業がAI検索やAIエージェントにどう見られているかを可視化・改善します。
具体的には、ChatGPT、Copilot、Google AIモードといった主要なAIプラットフォームにおいて、自社や競合ブランドがどのくらい認知されているか、どんな情報が引用・参照されているか、どんな評価を受けているか、といったことを日本を含む複数の国・地域でバッチリ可視化してくれます。さらに、AIボットからのアクセスやAI回答での参照状況を継続的にモニタリングすることで、AI経由のブランド接点を定量的に把握できるんです。

また、特許出願中の改善提案エージェントと、secondz digital独自のフレームワーク「SCOPE」に基づく市場・製品ポジショニング分析により、事業戦略と連動したAI時代のブランドプレゼンス向上を支援してくれます。B2C/B2Bマーケティングはもちろん、EC・コマース、グローバル・インバウンド対策、さらには採用マーケティングやIRマーケティングといった幅広い分野での活用が広がっているそうです。
例えば、secondz digitalは法政大学との共同プロジェクトで「AI時代の就活ランキング」を公開するなど、「AIからどう見えるか」を可視化する発信や研究にも積極的に取り組んでいます。これは、就職活動における企業の魅力をAIがどう評価するかという、非常に興味深い視点ですよね。

「secondz Agentsense」についてもっと知りたい方は、ぜひ製品ページをチェックしてみてくださいね!
コンサルティング事業:FDE型営業変革(AI RevOps)
もう一つの柱は、営業プロセスそのものをAI前提で再設計する伴走型支援、「FDE型営業変革(AI RevOps)」です。これは、外資系戦略ファーム出身のコンサルタントとFDE(Forward Deployed Engineer)が一体となって、戦略立案から現場への定着まで、あらゆるフェーズで専門家が伴走してくれる手厚いサポートなんです。
各企業の事業や営業現場の状況に合わせたオーダーメイドの解決策を実装し、トップマネージャーの「勘・経験・判断」を再現できる6つのAIエージェントを構築します。これにより、営業活動における調査、顧客理解、仮説構築、提案準備、ナレッジ活用といった業務がぐっと高度化されるというわけです。

secondz digitalは既に、アサヒグループやオリックス生命といった大手企業に対して、このAI RevOpsによる営業変革を実施しており、その実績は確かなもの。AIを活用して営業力を強化したい企業にとっては、非常に心強いパートナーになってくれることでしょう。

AI×RevOpsコンサルティングの詳細はこちらから確認できます。
今回の資金調達、投資家からのコメントは?
今回のシリーズAファーストクローズで、secondz digital株式会社はジャフコ グループと住商ベンチャー・パートナーズから3億円を調達しました。この資金は、「secondz Agentsense」の開発強化と組織体制の強化に充てられます。
投資家からは、secondz digitalの成長に対する大きな期待が寄せられています。
ジャフコ グループ株式会社 パートナー 坂 祐太郎様、シニアアソシエイト 棚橋 昂大様からのコメント
「前回に続きリード投資家としてご出資させていただきました。2024年の前回ラウンドから、事業・組織共に素晴らしい成長をされており、大企業の現場に即したソリューションの提案・実装・伴走支援力と、AIプロダクトの開発力を兼ね備えた、国内AI市場における稀有なポジションをより一層強化されていることを感じています。セールス・マーケティングの巨大市場において、AI検索やAIエージェントの普及による『エージェントシフト』を捉え、今後も急成長を遂げられることを期待しております。弊社としても、引き続き全力で伴走してまいります。」
ジャフコ グループは、secondz digitalがAI市場でユニークな存在感を放ち、特に「エージェントシフト」という大きな変化の中で急成長する可能性を高く評価しているようですね。引き続き、強力なサポートが期待できそうです。
住商ベンチャー・パートナーズ株式会社 代表取締役社長 山木 英裕様からのコメント
「secondz digitalのフレッシュでエネルギッシュな経営陣に、AIエージェント時代の黎明期を切り拓いていく大きなポテンシャルを感じており、今回、経営参画させて頂けること光栄に存じます。本ラウンドでは、長年、日本のスタートアップエコシステムを牽引されてきたジャフコ グループと共同でリード投資を行うことで、secondz digitalの成長をより力強く支援できると考えています。住友商事グループが有する幅広い産業ネットワークや事業知見を活かし、secondz digitalが掲げる『Agent-Led Growth』の実現に向けて、私たちもパートナーとして事業の成長を全力で後押ししていきます。」
住商ベンチャー・パートナーズは、secondz digitalの経営陣のポテンシャルと、AIエージェント時代の到来を切り拓く存在としての期待を表明しています。住友商事グループの持つ広範なネットワークや知見が、secondz digitalの「Agent-Led Growth」実現をさらに加速させることでしょう。
secondz digital 代表取締役 板井 龍也氏のコメント
secondz digital株式会社の代表取締役である板井 龍也氏も、今回の資金調達に際してコメントを発表しています。
「いま、エージェント時代の幕開けとともに、人間だけで仕事をすることが当たり前だった世界は大きく変わろうとしています。10年後から振り返れば、AIエージェントとともに働き、価値を届け、事業を成長させることは、ごく自然な前提になっているはずです。私たちは、その未来の当たり前を、いま自らの手でつくりにいきます。Agent-Led Growthを通じて、企業がエージェント時代にふさわしい事業成長を実現できるよう支援し、価値が適切に、適切な人へ届く社会をつくる。そして『未踏に挑む人たちを、毎秒増やす』というミッションの実現を、これからも愚直に前に進めてまいります。」
板井氏のコメントからは、AIエージェントがビジネスの「当たり前」になる未来を自ら創造していくという強い意志と、企業成長を通じて社会に貢献するという高い志が感じられます。「未踏に挑む人たちを、毎秒増やす」というミッションも、今回の資金調達と事業強化によって、さらに力強く推進されていくことでしょう。
secondz digitalで一緒に未来を創る仲間を募集!
secondz digitalでは、業務拡大に伴い、AEO/GEO、AI×RevOps、AIエージェント開発、ビジネス、プロダクトなど、さまざまな領域で新しい仲間を積極的に募集しています。AIとビジネスの最前線で活躍したい方には、またとないチャンスかもしれませんね!
secondz digital株式会社ってどんな会社?
最後に、secondz digital株式会社について簡単にご紹介しましょう。
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会社名:secondz digital株式会社
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本社:神奈川県横浜市神奈川区金港町5-14 クアドリフォリオ 8階
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みなとみらいオフィス:神奈川県横浜市西区みなとみらい3-7-1 オーシャンゲートみなとみらい 8階
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代表者:代表取締役 板井 龍也
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コーポレートサイト:https://secondz.digital/
「未踏に挑む人たちを、毎秒増やす」をミッションに掲げ、AIエージェント開発とAIコンサルティングを展開している会社です。AI戦略設計からデータ基盤構築、AIエージェント開発、導入・定着までを一気通貫で伴走することで、企業のAI変革を強力に支援しています。
ChatGPT、Copilot、Google AIモードといったAI検索・AI回答環境において、企業やブランドがどのように認識・比較・推薦されているかを可視化し、AI時代における新たな顧客接点の創出にも取り組んでいます。これからのビジネスを大きく変える可能性を秘めた、まさに注目の企業と言えるでしょう。
まとめ
secondz digital株式会社の今回の資金調達は、AIがビジネスのあり方を根本から変えようとしている現代において、非常に示唆に富むニュースです。AIエージェントの普及によって顧客接点や営業活動が大きく変化する「エージェントシフト」の時代に、「Agent-Led Growth」という新しい成長戦略を提唱し、その実現を支援するsecondz digitalの取り組みは、多くの企業にとって大きなヒントとなるはずです。
AIブランドエージェント「secondz Agentsense」やFDE型営業変革(AI RevOps)といったソリューションを通じて、企業がAIに「正しく見つけられ、理解され、推薦される」存在となり、効率的かつ効果的な営業活動を実現する未来は、きっともうすぐそこまで来ているでしょう。secondz digitalのこれからの活躍に、ぜひ注目していきましょう!