10X社ってどんな会社?Codatum導入の背景

株式会社10Xは、2017年に創業された東京都に本社を置く企業です。彼らは主に、食品小売事業者向けのDXプラットフォーム「Stailer(ステイラー)」を提供しています。この「Stailer」は、食品小売業界のデジタルトランスフォーメーションを推進し、より効率的で便利なサービスを提供するための重要な基盤となっているんですよ。

「Stailer」のようなプラットフォームを運営する上で、データ活用は避けて通れない道です。顧客の購買データ、商品の売れ行き、サイトの利用状況など、あらゆるデータがビジネスの意思決定に役立ちます。しかし、これらのデータを全社員がスムーズに、かつ安全に活用できる環境を整えるのは、なかなか難しい課題でもあります。従来のBIツールでは、特定のデータチームに分析依頼が集中してしまったり、ツールを使うための専門知識が必要だったりといった壁があったのではないでしょうか。

そこで、10X社は、誰もが安心してデータに触れ、分析できる環境を求めていたようです。そして、その答えとして選ばれたのが、CODATUM社の次世代BIツール「Codatum」でした。

Codatum導入で実現した3つのポイント

10X社がCodatumを導入するにあたり、特に注目されたのが以下の3つのポイントです。これらが、全社的なデータ活用を大きく前進させる決め手となったようです。

1. セルフサービスとガバナンスを両立!

データ活用において、「セルフサービス」と「ガバナンス」はしばしば相反する概念として捉えられがちです。セルフサービスとは、社員が自分で自由にデータを探索し、分析できること。ガバナンスとは、データのアクセス権限や利用方法を適切に管理し、セキュリティや正確性を保つことです。

Codatumは、この二つを同時に実現できる点が大きな強みです。SQL(Structured Query Language)を使った柔軟な探索分析が可能なので、データに詳しい社員は高度な分析を自由に行えます。一方で、チームスペースによるアクセス権管理機能があるため、どのデータに誰がアクセスできるかを細かく設定できます。これにより、データリテラシーのレベルに関わらず、すべての社員が安全な環境下で安心してデータ分析に参加できる体制が構築されました。これは、データ活用の裾野を広げつつ、データの信頼性も確保できる理想的な形と言えるでしょう。

2. 学習コストの低さがデータ活用の裾野を広げる

新しいツールを導入する際、気になるのが「使いこなせるようになるまでの時間や手間」ですよね。特にBIツールは専門性が高く、学習に時間がかかるイメージがあるかもしれません。

しかし、Codatumは驚くほど学習コストが低いのが特徴です。10X社では、たった1回の勉強会で、SQLを使ったデータ分析の一連の流れを習得できたとのこと。これは、直感的な操作性を追求したデザインと、ユーザーフレンドリーなインターフェースのおかげでしょう。既存の分析ツールからの移行もスムーズに進み、データチームに集中しがちだった分析依頼が減り、各部署の社員が自ら必要なデータを分析できるようになりました。これにより、データリテラシーを問わず、全社的にデータ活用が進む設計になっているのは、非常に画期的な点です。

3. プロダクト埋め込みへの対応実績が決め手に

Codatumは、社内でのデータ活用に留まらず、外部パートナーへのBI公開(プロダクト埋め込み)にも対応できる実績を持っています。これは、将来的な用途拡張を考える上で、10X社にとって大きな決め手となりました。

「プロダクト埋め込み」とは、Codatumで作成したBIレポートやダッシュボードを、自社の提供するサービスやプロダクトに組み込んで、外部のユーザーにも見せることを指します。例えば、10X社が提供する「Stailer」のパートナー企業に対して、Codatumで分析したデータを直接提供できるようになる可能性があります。これにより、パートナーとの連携をさらに強化したり、新たな価値提供の機会を創出したりといった、ビジネスの可能性が大きく広がることが期待されます。社内だけでなく、社外とのデータ連携まで見据えられる拡張性は、まさに次世代のBIツールと言えるでしょう。

今後の展望と関連情報

株式会社10XにおけるCodatumの活用事例は、CODATUM社のウェブサイトで詳細な記事として公開されています。導入の背景から具体的な活用方法、そして得られた効果まで、より深く知りたい方はぜひ記事をチェックしてみてください。

また、この導入事例はYOUTRUST Studioの番組『トライアングルレビュー』でも紹介されています。サービス提供者であるCODATUM、導入企業である10X、そして外部有識者の三者がクロストーク形式で、Codatumの分析体験やAIエージェントを使ったデモの様子まで語り合っているそうなので、記事と合わせて視聴すると、さらに理解が深まるでしょう。

株式会社10Xについて

  • 社名: 株式会社10X

  • 所在地: 東京都

  • 創業: 2017年

  • 事業内容: 食品小売事業者向けDXプラットフォームを提供

株式会社10Xは、食品小売業界のデジタル化を推進し、より豊かな買い物体験や効率的な店舗運営を支援するプラットフォーム「Stailer」を通じて、社会に貢献しています。

株式会社CODATUMについて

  • 社名: 株式会社CODATUM

  • 所在地: 東京都中央区

  • 代表取締役: 柴山 直樹

  • 設立: 2023年10月

  • ミッション: 「ソフトウェアとデータの無限の可能性とスピードを引き出す」

株式会社CODATUMは、CXプラットフォーム「KARTE」シリーズで知られる株式会社プレイドからスピンオフして誕生したスタートアップです。彼らは、企業がデータの力を最大限に活用できるよう、データ解析ソフトウェアの開発に注力しています。ユーザーが直感的に操作できる高い自由度と拡張性を持つツールを提供することで、データに基づいた迅速かつ的確な意思決定をサポートすることを目指している会社です。

データ活用がビジネスの成功に不可欠な現代において、Codatumのようなツールは、まさに企業が次のステップに進むための強力な味方となるでしょう。10X社とCODATUM社の今後の取り組みにも注目ですね!