情報収集の主役はSNSと検索エンジン、AIは頼れる脇役
新入社員が最も利用する情報収集手段は、SNSが40.4%、検索エンジンが38.7%と、ほぼ同じくらい人気を集めています。InstagramやTikTok、X(旧Twitter)などのSNSは、日々のトレンドや友人・インフルエンサーからの情報を得るのに欠かせない存在です。一方、GoogleやYahoo!などの検索エンジンは、知りたい情報をピンポイントで調べる際に重宝されていることがうかがえます。
AI(ChatGPTやGeminiなど)は14.3%と、まだSNSや検索エンジンには及ばないものの、確実に利用が浸透していることがわかりました。現時点では、AIはメインの情報源というよりも、既存の手段をサポートする役割を担っていると言えそうです。

信頼性もSNSと検索エンジンが二分
情報源として最も信頼できると感じるものについても、SNSが39.2%、検索エンジンが38.7%と、こちらもほぼ同水準の結果となりました。

SNSは、実際に商品を使った人の口コミや体験談といった「リアルな声」が信頼の理由になっていると考えられます。一方、検索エンジンは、企業の公式サイトやニュース記事など、公式で正確な情報を確認する手段として評価されているようです。それぞれの強みを活かして、情報を取捨選択している様子がうかがえますね。
用途によって使い分け!AIは「比較・整理」で大活躍
情報収集の手段は、目的によって明確に使い分けられていることが判明しました。

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トレンドを知る: SNSが41.5%と最多。最新の流行や話題はSNSでキャッチするのが当たり前になっているようです。
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商品・サービスを比較する: ここでAIが31.2%と最多に!複数の情報を効率的に比較・検討する際に、AIが非常に役立っていることがわかります。
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正確な情報を調べる: 検索エンジンが34.9%と最多。公式情報や詳細なデータ確認には、やはり検索エンジンが選ばれています。
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口コミを確認する: SNSが31.5%、AIが29.8%と拮抗。SNSでのリアルな声と、AIによる口コミの要約・整理が、それぞれ活用されているようです。
この結果から、AIは情報収集全体の主流ではないものの、商品比較のような特定の意思決定プロセスにおいては、すでに主役級の存在になりつつあると言えるでしょう。
商品・サービスの認知はSNSが圧倒的!購買行動にも強い影響力
商品やサービスを知るきっかけとしては、SNSが49.9%と約半数を占め、圧倒的な存在感を見せつけました。検索エンジン(25.6%)やAI(16.1%)を大きく引き離しています。

さらに、実際に商品を購入したりサービスを利用したりする際にも、SNSが42.7%で最多となっています。このことから、SNSは「知る」段階から「買う」段階まで、一貫して新入社員の購買行動に大きな影響を与えていることが明らかになりました。
購買の決め手は「AI比較」と「SNS口コミ」が僅差で上位に!
商品やサービスを購入する際の最終的な決め手として最も多かったのは、「AIでの比較・整理」で28.3%でした。そして、「SNSの投稿・口コミ」が27.6%と僅差で続きます。

「信頼性」の項目ではSNSや検索エンジンに劣っていたAIが、ここではトップに躍り出たのは注目すべき点です。これは、新入社員がAIに全面的に信頼を置いているわけではないものの、「複数の情報を比較したり、整理したりする」という特定の用途においては、AIを非常に信頼できるツールとして活用していることを示唆しています。つまり、AIは意思決定をサポートする「賢いアシスタント」として認識されているようです。
AI利用は高頻度!ただし「検証前提」で慎重に
新入社員のAI利用頻度を見ると、約7割(73.3%)が週に数回以上利用していることが判明しました。毎日利用している人も26.4%と多く、AIが日常に深く浸透している様子がうかがえます。
利用されているAIツールとしては、ChatGPTが44.0%でトップ、次いでGeminiが35.0%と、この二つが中心的な存在です。

AIの具体的な用途としては、以下のような項目が上位を占めました。
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複数の情報を比較するため(52.5%)
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情報を整理・要約するため(34.8%)
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自分に合った提案を得るため(32.8%)
これらの用途から、AIが「意思決定の効率化」に大きく貢献していることがわかります。

しかし、AIで情報収集をする際、信頼性を見極めるために新入社員は慎重な姿勢を見せています。最も注意しているポイントは「複数回質問して回答の一貫性を確認する」(42.3%)でした。他にも「具体的な根拠や出典が示されているか確認する」(34.3%)、「最新の情報かどうかを確認する」(32.5%)といった点が挙げられています。

AIへの改善点としては、「出典・根拠を明確に表示してほしい」(35.8%)、「常に最新情報を出してほしい」(31.9%)など、信頼性向上へのニーズが非常に高いことが明らかになりました。今後、AIがさらに進化し、これらの要望に応えてくれることに期待が高まりますね。

情報収集から購買までの「三層構造」
今回の調査結果から、情報収集および購買行動は、SNS・AI・検索がそれぞれの役割を分担する「三層構造」へと変化していることが明らかになりました。

- SNS層(きっかけ・発見): SNSの投稿や口コミを通じて、トレンドや他者の体験に触れ、商品やサービスに興味・関心を持つきっかけとなります。
- AI層(比較・検討・整理): AIを活用して複数の情報を比較・要約。メリット・デメリットを整理し、自分に合った選択肢を検討する段階で活躍します。
- 検索層(確認・信頼の担保): 検索エンジンで公式サイトやレビュー、ニュースなどを確認し、情報の正確性や信頼性を最終チェックします。
この流れを経て、納得して購買へとつながるという、現代の新しい購買プロセスが浮き彫りになりました。
まとめ:企業は新たな接点設計を
今回の調査で、新入社員の情報収集と購買行動は、SNS・AI・検索が連携する新しい「三層構造」に移行していることが分かりました。SNSは商品やサービスの認知から購買まで、依然として強い影響力を持っていますが、AIも「比較・整理」といった特定の領域で存在感を増しています。今後、AIの影響力はさらに拡大していくことでしょう。
企業としては、これまでのSNSや検索エンジンを中心としたマーケティング施策に加えて、AIを含めた新しい顧客接点の設計にも注目していく必要があります。
ダッシュボード株式会社は、今回の調査結果を踏まえ、SNSを起点とした広告戦略の設計から運用までを一貫してサポートしています。インフルエンサーを起用したUGC(ユーザー生成コンテンツ)を活用した広告配信にも対応し、商材やブランド、予算に合わせた最適なインフルエンサーの選定が可能です。コンテンツ制作から配信、分析までをワンストップで支援し、SNSでの認知形成から購買促進までをサポートしてくれます。
ご興味がある方は、ぜひ気軽に相談してみてはいかがでしょうか。
お問い合わせはこちら: https://dash-b.co.jp/contact/
ダッシュボード株式会社は、Metaビジネスパートナーバッジを保持しており、FacebookやInstagramを中心に、Google、TikTok、Yahoo!、LINEなど幅広いWebマーケティングで実績を誇る広告代理店です。Webマーケティングの成果を最大化するノウハウと、ユーザーに響くクリエイティブの企画・制作をワンストップで提供しています。

会社概要

社名:ダッシュボード株式会社(DASHBOARD LTD.)
本社:東京都渋谷区神宮前1-5-8 神宮前タワービルディング14階
創業:2013年8月13日
代表取締役: 古明地 直樹
資本金:10,000,000円
公式HP:https://dash-b.co.jp/
事業内容:
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ビジネスコンサルティング
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インターネットを利用した広告代理店業
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インターネットを利用したメディアの開発・運営
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インターネットを利用したコンテンツの配信・ホームページの制作・運営・保守・管理
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インターネットショッピングサイトの運営・管理
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イベント、セールスプロモーションの企画・制作・運営
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前各号に付帯関連する一切の業務