「HACKATHON VIBE CODING AI 2026」の概要
ハッカソンは、チーム分けからアイデアソン、そして実際の開発、プレゼンテーション、結果発表まで、5日間にわたる濃密なスケジュールで進行しました。参加チームは、バイブコーディングという新しい開発手法を最大限に活用し、創造性あふれるプロダクト開発に挑戦しました。
実施スケジュール
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3月24日(火):チーム分け&アイデアソン
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3月24日(火)~26日(木):ハッカソン(開発期間)
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3月27日(金):プレゼン発表、採点
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3月30日(月):結果発表
採点基準
合計100点満点で、以下の5つの項目で評価されました。
- 製品の完成度(25点):機能の正確性、安定性、基本的なパフォーマンスなどが評価の対象となりました。
- コーディング過程を詳細に解説したプレイブック(25点):アイデアから製品化までのバイブコーディングプロセスが詳細に記述されているかが重要視されました。
- AIエンジニアリング(バイブコーディングの品質)(20点):プロンプトエンジニアリングの質やAIの使用戦略などが評価されました。
- 創造性(15点):課題解決への独自のアプローチやアイデアの新しさが問われました。
- プレゼンテーション(15点):発表内容の論理性、技術的な説明の分かりやすさ、デモンストレーションのスムーズさなどが評価されました。

激戦を勝ち抜いたチームのプロダクト紹介
今回のハッカソンでは、4つのチームがそれぞれユニークな視点からバイブコーディングを活用したプロダクトを開発しました。どのチームも高い技術力と創造性を発揮し、実用性の高いソリューションを提案しました。

優勝チーム:Office zombies

開発プロダクト:資産一元管理システム
Office zombiesチームが開発したのは、企業における資産の購入から廃棄までの全ライフサイクルを追跡できる一元管理ソリューションです。このシステムは、以下のような課題解決を目指しました。
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資産の散在:デバイスなどの資産が統合的に管理されず、追跡が困難な状況を解決します。
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アナログ作業:Excel入力や手書きラベルに依存していた作業を、QRコードなどのデジタル化で効率化します。
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不透明な管理:資産の所在、利用者、ステータスが不明確な状態を可視化します。
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メンテナンスの煩雑化:修理履歴やサプライヤー、コストログの管理不足を解消します。
このシステムは、実用性の高いエンドツーエンドのシステム構築と、卓越した実装力が評価されました。戦略的なAIワークフローによる高い効率性と、将来のプロジェクトでも活用できる再利用可能な開発プロセスが、優勝の決定打となりました。技術力とビジネス視点を兼ね備えた、まさにハッカソンの頂点にふさわしい完結したソリューションと言えるでしょう。
リーダーのTuan Anhさんは、「AIやバイブコーディングの活用により、アイデアを短期間で形にできる時代になったと実感しています。チーム全員が協力し、AIが最大限に活躍できるワークフローを意識して取り組んだ結果、このような評価をいただけたことを大変光栄に思います。今後もAIを積極的に活用し、より効率的で価値のあるプロダクト開発に挑戦してまいります」とコメントしています。
KTQL

開発プロダクト:Realtime Smart Backlog Dashboard
KTQLチームは、Nulab (Backlog) のデータを活用し、プロジェクトマネージャーやリーダーがプロジェクトの進捗、メンバーの工数、潜在的リスクをニアリアルタイムで可視化・監視するためのダッシュボードを開発しました。これにより、以下の課題を解決します。
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一目でステータスを把握:プロジェクトの進捗状況、メンバーの負荷、リスクのあるタスクを即座に特定できます。
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鮮度の高いデータ:ポーリング周期(1分)ごとに自動更新され、常に最新状況を反映します。
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リスク対策:リスクを早期に検知し、遅延が発生する前に対策を講じることが可能です。
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自動検知:メンバーの手空き(Idle)や過負荷(Overload)を100%自動で検出します。
LinhVibeCode

開発プロダクト:Resource Managementシステム
LinhVibeCodeチームは、スキル、志向、コストに基づき、プロジェクトへの最適な人員配置を支援するシステムを提案しました。これにより、毎週数時間を要していた手動の調整作業を自動化し、以下の課題を解消します。
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属人的な配置の解消:勘に頼ったアサインを廃止し、スキルギャップや実際のワークロードに基づいたデータ駆動型の配置を実現します。
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リソースの可視化:「誰が何をしているか」「誰が過負荷か」「どの案件で人が不足しているか」といった全体像を即座に把握できます。
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リスク影響の定量化:キーマンの休暇や離脱が発生した際、プロジェクトの遅延日数を具体的に算出・予測します。
Zero to Vibe

開発プロダクト:Realtime Smart Backlog Dashboard
Zero to Vibeチームも、Nulabデータの多角的な解析により、プロジェクトマネージャーの迅速な意思決定を支援する戦略的ダッシュボードを開発しました。このプロダクトは、以下の課題解決に貢献します。
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リスクの早期発見:停滞しているタスクや遅延の兆候を自動検知し、トラブルを未然に防ぎます。
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高頻度のデータ更新:1分間隔の自動更新により、現場との情報ギャップをゼロにします。
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稼働の最適化:メンバーの空き時間や過負荷を100%可視化し、適切なリソース再配置を促します。
ハッカソンを終えて
今回のハッカソンは、単なる競技会にとどまらず、社員の成長と組織文化の醸成にも大きく貢献しました。
審査委員長コメント

Neos Vietnam International Co., Ltd のCOO Mr. DungNV氏は、社内ハッカソンの目的を次のように語っています。
- 創造性と技術革新:新しいアイデアを具体的な製品へと形にするための「育成の場」であり、AIなどの先端技術を習得し、社内の運用課題を直接解決することを目指します。
- チーム能力の開発:「実践を通じて学ぶ(Learning by doing)」を推進し、メンバーが専門スキルを向上させる機会となるとともに、将来の優秀な人材やリーダーを発掘する重要な場となります。
- 結束力と組織文化の醸成:イノベーションを促進し、チームの結束を強め、各社員が組織への貢献に誇りを感じられるようなモチベーション向上の場でもあります。
また、Mr. DungNV氏は、優勝チームが「革新的な創造性」「高い実効性」「スピードとハッカソン精神」という3つの要素を高い次元で融合させた点を評価しました。この成果は、ネオスベトナムのイノベーション精神と技術への挑戦を象徴する素晴らしい模範となったようです。
ネオスベトナムの今後の展望
ネオスベトナムは、今回のハッカソンで得られた知見と成果を活かし、今後も最新のAI技術を活用したサービスの提供を推進していくとのことです。企業の業務効率化および生産性向上に貢献するため、AI技術を積極的に取り入れ、さらなる発展を目指していくことでしょう。
テクミラホールディングスとネオスベトナムについて
テクミラホールディングス株式会社
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商号:テクミラホールディングス株式会社
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本社:東京都千代田区神田須田町1-23-1 住友不動産神田ビル2号館
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上場市場:東京証券取引所 スタンダード市場 (証券コード:3627)
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代表者:池田 昌史
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グループ事業内容:
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ライフデザイン事業(エンタメ、HealthTech、FinTech、HRTech、EdTech等のデジタルテクノロジーを活用したサービスとソリューションを提供)
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AI&クラウド事業(AIチャットやクラウドアドレス帳などのSaaSやAWS等を活用したTechソリューションを提供)
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IoT&デバイス事業(通信デバイスの開発・製造や関連したプラットフォーム・アプリの開発を通じて、モノとインターネットを融合した価値を提供)
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Neos Vietnam International Co., Ltd
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商号:Neos Vietnam International Co., Ltd
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本社:Ocean Park Building 7th Floor, 1 Dao Duy Anh, Phuong Mai Ward, Dong Da Dist, Ha Noi
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代表者:内井 大輔、崎山 昌広
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事業内容:ソフトウェア及びシステムの開発・運用・保守・コンサルティング、ITサービス全般