AIの新しい働き方「MCP」とは?

これまでのAIは、質問に答えることはできても、会社の細かいルールや最新情報、さらには社内ツールの操作までをカバーするのは難しいとされてきました。

しかし、「Tumiki MCP Manager」はMCP(Model Context Protocol)技術を駆使することで、AIを「質問に答えるだけの存在」から「社員と同じように自律的に働く存在」へと進化させます。

具体的には、以下の3つの能力をAIに持たせることが可能になります。

1. 会社の専門知識を持つ

AIが企業の業務フロー、製品情報、社内ルールといった専門知識を深く理解し、それに基づいた応答や判断を行います。これにより、一般的なAIでは得られない、その会社に特化した高い精度での業務支援が期待できます。例えば、新入社員のオンボーディングでは、AIが社内規定や部署ごとの業務内容を正確に伝え、質問にも即座に回答することで、スムーズな立ち上がりをサポートしてくれるでしょう。また、顧客からの複雑な問い合わせに対しても、AIが製品の詳細情報や過去の対応事例を参照し、的確な回答を生成するかもしれません。

2. リアルタイムの情報を扱う

AIは、学習した過去のデータだけでなく、その場で取得した最新の社内データや市場情報を活用して、回答や判断を行います。「情報が古い」というAIの課題を解消し、常に最新の状況に基づいた支援を提供します。例えば、営業担当者が顧客への提案資料を作成する際、AIがリアルタイムの市場トレンドや競合他社の動向を収集し、提案内容に反映させることで、より競争力の高い資料が完成するかもしれません。社内での最新のプロジェクト進捗状況や、在庫情報などもAIがリアルタイムで把握し、正確な情報共有を助けることでしょう。

3. 社内ツールを実際に操作する

AIがカレンダー、CRM(顧客関係管理システム)、社内チャットなど、複数の業務ツールと安全に連携し、実際にそれらのツールを操作して業務を完結させます。これにより、AIが単なる情報提供だけでなく、実務まで代行できるようになります。例えば、会議のスケジュール調整では、AIが参加者の空き状況をカレンダーで確認し、最適な日時を自動で設定してくれるでしょう。顧客からの問い合わせ内容をCRMに自動で入力したり、社内チャットで関係者にタスクを割り当てたりすることも、AIがスムーズに実行してくれるかもしれません。

これらの能力が一体となることで、AIはこれまでの常識を覆すような、新しい働き方を実現します。

SGxLABのオフィスで、MCPサーバー管理画面を表示したモニターと、チャットやキャラクターが表示されたノートPCが並ぶデスクの様子。

AIが社内ドキュメントを操作する様子が映し出された大型モニターと、かわいいキャラクターが表示されたノートパソコンが置かれたワークスペースの風景です。

安心・安全に使える設計

社員と同じように働くAIだからこそ、その管理体制も社員と同様にしっかりと設計されています。

  • 部署・役職ごとのアクセス権限管理: 必要な情報だけをAIに渡すことで、情報へのアクセスを細かくコントロールします。

  • 個人情報・機密情報の自動マスキング: AIが個人情報や機密情報を自動的に識別し、マスキング処理を行うことで、情報漏洩のリスクを遮断します。

  • 操作ログの可視化: AIがどのような操作を行ったかをいつでも確認できるログ機能により、透明性と監査性を確保します。これにより、万が一の際にも、AIの行動履歴を追跡し、原因究明や対策を講じることが可能となるでしょう。

今後の展示拡張について

現在の体験展示に加え、RAYVENはさらなる進化を計画しています。将来的には、カメラによる来場者の特徴を検知しながらの実装を予定しており、AIが実空間で人と対話し、案内や応答をリアルタイムで行う体験へと順次拡充していくとのことです。これは、AIがデジタル空間だけでなく、現実世界でもより自然に人とインタラクションする未来を示唆しているでしょう。

RAYVEN代表 鈴山CEOからのメッセージ

株式会社RAYVENの代表取締役CEO、鈴山 佳宏氏は、今回の展示開始にあたり、次のようにコメントしています。

「これまでのAIは、優秀だけれど社内のことを何も知らない存在でした。『Tumiki』を使って、AIはようやく会社の専門知識を持ち、リアルタイムで状況を把握し、実際にツールを操作できるようになりました。5G X LAB OSAKAという場で、多くの方にその変化を体感していただきたいと思っています。」

鈴山CEOの言葉からは、AIが単なるツールではなく、企業の重要な「仲間」として機能する未来への強い思いが感じられます。多くのビジネスパーソンがこの新しいAIの可能性を肌で感じ、自社のDX推進に役立てるきっかけとなることを期待しているでしょう。

黒いジャケットと白いTシャツを着た若い男性が、窓を背景に穏やかな表情で横を向いている写真。

体験展示・お問い合わせはこちら

この画期的なAIの働き方を体験できる「5G X LAB OSAKA」での展示は、無料で予約制となっています。ぜひこの機会に、未来の働き方を体感してみてはいかがでしょうか。

株式会社RAYVENについて

株式会社RAYVENは、2024年7月に設立された大阪市北区に本社を置く企業です。代表取締役は鈴山 佳宏氏が務めています。

事業内容

  • Tumiki MCP Managerの開発・提供

  • カスタムMCPサーバーの構築

  • AIエージェント開発

保有特許

  • 特許第7731114号 (MCP関連管理基盤技術)

信頼の実績
RAYVENは、その技術力と将来性が高く評価されています。

  • 「GENIAC-PRIZE」生成AIの安全性に関わるトライアル審査の受賞: https://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_101892.html

  • 2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)において、MCP技術を使ったAIエージェントに関する展示を実施予定

  • 経産省・JETRO「始動2025」代表がシリコンバレー派遣(全国10名)に選抜

  • 国内最大級スタートアップの登竜門「IVS Launchpad SEED」ファイナリスト

関連リンク

RAYVENが提供する「Tumiki MCP Manager」は、AIの可能性を大きく広げ、多くの企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を強力に推進する存在となるでしょう。ぜひこの機会に、未来のビジネスを体験してみてください。