移転の背景:事業と組織、両方の成長に合わせた新たな拠点戦略

タスカジは2014年のサービス開始以来、「世界の家事を、ゼロにする。」というミッションのもと、家事を依頼したい人と経験豊富なハウスキーパー「タスカジさん」をつなぐCtoCマッチングプラットフォームを展開してきました。現在、利用者は約15万人、タスカジさんは約5,000人を超え、多くの家庭で暮らしのインフラとしてその役割を広げています。

2025年は、タスカジにとって大きな変化の年でした。6月にはCOOとして藤原尚也氏が就任し、経営体制を強化。さらに10月には、長谷工コーポレーションやCVCファンド「ハウス食品グループイノベーション2号ファンド」からの資金調達を実施し、住宅や食品といった生活の基盤を担う企業との連携がスタートしました。これと並行して、法人向け事業である「タスカジ研究所」では、家庭内インサイトデータ(ライフログデータ)とAIを活用したデータソリューションの提供が本格化しており、事業を支える人材の採用も積極的に進められています。

今回の本社移転は、こうした事業フェーズの変化に合わせたものだそうです。新オフィスには、国内に30拠点以上を展開するフレキシブルオフィス「WeWork」が選ばれました。組織規模の変化に応じてスペースを柔軟に拡張できる契約形態や、充実した会議室・ラウンジなどの共用インフラ、多様な企業が集まる環境を最大限に活用することで、オフィス運営にかかる負担を最小限に抑えることを目指しています。これにより、プロダクト開発、データ事業、パートナー企業との連携といった事業成長の核となる領域へ経営資源を集中させる狙いがあるとのことです。

また、新拠点となる虎ノ門エリアは、大手企業からスタートアップまでが集積するビジネスの中心地です。この立地は、パートナー企業との連携や採用活動の面でも優れたアクセスを誇ります。急成長するスタートアップにとって、「オフィスを所有する」のではなく「変化に合わせて使いこなす」という選択は、タスカジが目指すスピーディーな事業展開を支える基盤になると考えられています。

今後の事業展望:AIとデータを軸に個人向け・法人向けの両輪で成長を加速!

タスカジは、AIを活用したテキスト・画像データ解析や最適化技術を主軸に据え、個人向けと法人向けの両輪でさらなる成長を目指します。

1. 個人向け「家事代行プラットフォーム事業」の進化

「タスカジ」は、独自テストにパスした経験豊富なタスカジさんと依頼者が直接つながるCtoCプラットフォームとして、低価格ながら高品質なサービスを提供してきました。今後は、AIを活用してマッチング精度をさらに向上させ、ユーザー体験の改善を図るとともに、サービスの安定稼働を支える基盤強化にも投資していく予定です。これにより、より多くの家庭にとっての「暮らしのインフラ」となることを目指しています。

2. 法人向け「タスカジ研究所」事業の拡大

「タスカジ研究所」では、マッチングプラットフォームや家事代行の利用現場から得られる家庭内インサイトデータ(ライフログデータ)と、タスカジさんが持つ実践的な知識を蓄積・活用し、企業向けの調査、商品開発支援、プロモーションなどのソリューションを提供しています。

▼タスカジ研究所の提供事例・独自調査レポートはこちらで確認できます。
タスカジ研究所

こうした実績を基盤に、今後も業界を問わず、暮らしに関わる幅広い企業や自治体との共創を加速していくとのことです。具体的には、長谷工コーポレーションとは住宅というハードと暮らしを支えるサービスというソフトを融合させた新しいライフサポートモデルの実現を、ハウス食品グループとはライフログデータを活用したマーケティング・商品開発の新たな価値創造を、それぞれ推進していくそうです。

さらに将来的には、AIとデータを起点に、IoTやロボティクスといった先端領域との連携も視野に入れ、生活者の暮らしにシームレスに溶け込むサービスの実現を目指していくとのこと。新体制と新拠点の両輪で、「家のナカから、世界を変える。」という大きな挑戦を加速していくタスカジの今後に注目ですね!

新オフィス概要

新オフィスの詳細はこちらです。

  • 新住所:〒105-0001 東京都港区虎ノ門1-10-5 KDX虎ノ門一丁目ビル 11階(WeWork KDX虎ノ門1丁目 内)

  • アクセス:東京メトロ銀座線「虎ノ門駅」・日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」徒歩3分、「霞ケ関駅」徒歩5分

  • 業務開始日:2026年7月1日(水)

WeWorkオフィス風景

代表コメント

株式会社タスカジ 代表取締役の和田幸子氏は、今回の移転について次のようにコメントしています。

株式会社タスカジ 代表取締役・和田幸子

「タスカジは『世界の家事を、ゼロにする。』というミッションのもと、個人向けの家事代行プラットフォーム事業と、家庭内インサイトデータを活かした法人向け事業『タスカジ研究所』の両輪で、次の成長フェーズに入りました。新拠点は、この挑戦を加速させるための選択です。実際に入居してみると、期待していた通り、AIやテクノロジーの最前線に取り組むスタートアップから大手企業まで、多様な企業や人との交流が日常的に生まれる環境があります。こうした刺激の中から、どんな出会いと共創が生まれるのか、私自身とても楽しみにしています。『家のナカから、世界を変える。』挑戦を、ここからさらに加速してまいります。」

和田代表のコメントからは、新オフィスでの新たな出会いや共創への期待が強く感じられますね。

採用強化中!「世界の家事を、ゼロにする。」挑戦に参加しませんか?

タスカジでは、新体制のもと、将来的に経営幹部を目指す人材を広く募集しているそうです。「世界の家事を、ゼロにする。」という壮大な挑戦に興味がある方は、ぜひ参加を検討してみてはいかがでしょうか。

▼人材募集ページはこちら
人材募集ページ

株式会社タスカジの2つの主要事業について

タスカジは、主に以下の2つの事業を展開しています。

1. 家事代行マッチングプラットフォーム事業「タスカジ」

「タスカジ」は、多彩な家事スキルを持つハウスキーパー(タスカジさん)と、家事をお願いしたい利用者をつなぐシェアリングエコノミー型の家事代行マッチングサービスです。このサービスは、家庭内の家事負担が女性に偏りがちな現状を解決し、多くの女性が望む人生やキャリアを築きにくいという社会課題を解決するために立ち上げられました。2014年のサービスリリース以来、家庭のあらゆる家事の課題解決をサポートし続けています。

同社は、培った知見をもとに「家事はクリエイティブな仕事である」ことを発信するなど、「家事代行は高価、家事は単純作業」といった古い家事意識の改革にも積極的に取り組んでいます。また、コミュニティを活性化することでサービスの質を向上させる「コミュニティ循環型サービス運営モデル」の先駆けとしても知られています。利用者数は10万名以上で、「日経DUAL家事代行サービス企業ランキング2017」で1位を獲得し、「日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2018 働き方改革サポート賞」も受賞するなど、その実績は高く評価されています。

2. 法人向けソリューション事業「タスカジ研究所」

株式会社タスカジの法人向けソリューション事業「タスカジ研究所」では、住宅、家電、食品、消費財などの企業に向けて、プラットフォームに蓄積されたデータや知見を活用し、「家の中の生活行動」を起点としたリサーチ、商品開発、マーケティング支援を行っています。

この事業の大きな特徴は、ハウスキーパー「タスカジさん」コミュニティと連携することで、家庭という実生活の現場で得られるインサイトを、定量的・定性的な両面から可視化できる点です。これまでに、食品・住宅・日用品メーカーや自治体などとの共創プロジェクト、サンプリング実証、UX調査、AIを活用した生活データ分析などを通じ、家事・暮らし領域での新たな価値創出を支援してきました。

会社概要

タスカジロゴ

  • 所在地:東京都港区虎ノ門1-10-5 KDX虎ノ門一丁目ビル 11階(WeWork KDX虎ノ門1丁目 内)

  • 代表者:代表取締役CEO 和田幸子

  • 設立:2013年11月

  • 事業内容:

  • URL:https://corp.taskaji.jp

タスカジの今回の本社移転は、単なる拠点の変更にとどまらず、事業のさらなる成長と社会課題解決への強い意欲を示すものと言えるでしょう。AIとデータを活用したサービスの進化、そして多岐にわたる企業との連携を通じて、「家のナカから、世界を変える。」という壮大なビジョンがどのように実現されていくのか、これからも目が離せませんね!