住宅業界の検索順位別CTR、その実態は?

まずは、今回の調査で明らかになった住宅業界の検索順位別CTRを見ていきましょう。

ランクエストの調査によると、住宅業界における検索順位1位のCTRは26.4%でした。やはりトップは強いですね!しかし、2位は9.2%、3位は5.3%と、1位と2位の間にはなんと17.2ポイントもの大きな差があります。この結果を見ると、いかに1位表示がクリック獲得に直結しているかがわかります。

住宅業界の検索順位別クリック率

データを見ると、1位のCTRが飛び抜けて高いのは一目瞭然ですね。検索結果の最上位に表示されることが、ユーザーのクリックに大きく影響していることがわかります。

ただし、ちょっと注意したい点もあります。今回の調査では、1位の表示回数が3,777回と、2位の63,209回、3位の52,051回と比べると、集計母数が小さいんです。1位の高さは重要な傾向として捉えつつも、住宅業界全体のSEO戦略を考える上では、表示回数が大きい2位以下の順位帯も合わせて確認することが大切だと言えるでしょう。

特に2位は、クリック数5,807件、表示回数63,209回と、今回のデータの中で最もクリック数・表示回数が大きい順位でした。これは、単に順位を上げるだけでなく、すでに表示機会を獲得しているページのCTR改善が、流入増加に大きく影響する可能性があることを示唆しています。

SEO業界と比較!住宅業界のクリック傾向は「分散型」?

次に、今回の住宅業界のCTRを、比較対象としてSEO業界のCTRと比べてみましょう。すると、1位・2位で大きな違いが見えてきました。

住宅業界の1位CTRは26.4%で、SEO業界の43.0%と比べると16.6ポイント低い結果に。さらに2位では、住宅業界が9.2%に対し、SEO業界は35.5%と、なんと26.3ポイントもの差があるんです!

住宅業界とSEO業界のクリック率比較

この比較から、住宅業界では1位・2位におけるクリック集中度が、SEO業界ほど高くない傾向があることがわかります。特に2位の差が大きいことから、住宅業界では2位に表示されていても、SEO業界のようにすぐにクリックされるとは限らない、ということが言えるかもしれません。

なぜこのような差が出るのでしょうか?

きっと、住宅関連の検索では、ユーザーが複数の会社やサービスをじっくり比較検討しているからでしょう。例えば、「注文住宅」「リフォーム」「外壁塗装」「不動産売却」「住宅ローン」といったキーワードで検索する際、ユーザーは費用感、施工実績、対応エリア、口コミ、会社規模、保証内容など、多くの比較材料を求めます。そのため、検索結果に表示された複数の情報を確認し、比較してからクリックする傾向があるのかもしれませんね。

だからこそ、単に上位表示を目指すだけでなく、検索結果に表示されるタイトルや説明文で「どんな悩みに対応しているのか」「どの地域に強いのか」「どんな実績があるのか」といった自社の強みを明確に伝えることが、住宅業界のSEOでは非常に重要になってきます。上位表示されていても、検索結果上で魅力が伝わらなければ、クリックにはつながりにくい可能性がある、ということですね。

4位以下でもチャンスあり!「分散型」の傾向を活かすには?

さらに興味深いのは、住宅業界では4位以下の複数の順位で、SEO業界を上回るCTRが確認された点です。

具体的には、4位が2.7%でSEO業界比+1.1ポイント、5位も2.7%で+2.3ポイント、8位は1.1%で+1.0ポイント、10位は0.9%で+0.7ポイントという結果でした。これは、住宅業界では1位・2位だけでなく、4位以下にも一定のクリック機会があることを示しています。特に4位と5位のCTRが同じ2.7%というのは、検索結果の中位でもユーザーが比較しながらクリックしている可能性が考えられますね。

表示回数にも注目してみましょう。7位は44,453回、8位は41,723回、9位は42,495回、10位は49,169回と、下位順位でもかなりの露出があるんです。例えば10位はCTR0.9%ですが、表示回数49,169回に対して467件ものクリックを獲得しています。

このようなデータは、住宅業界のSEOでは「上位3位だけを見ていればOK」という単純な考え方ではもったいないことを示唆しています。もちろん1位のCTRが最も高いのは確かですが、4位から10位のページでも、内容や検索結果上での見せ方次第でクリックされる余地が十分にあるということです。

例えば、10位の表示回数49,169回に対してCTRが0.1ポイント改善したとしましょう。計算上は約49クリックの増加になります。もし1.0ポイント改善できれば、約492クリックもの差が生まれるんです!順位を大きく上げるには時間がかかる場合でも、検索結果上の見え方を改善することで、比較的早い段階で流入増加を狙える可能性があります。

住宅業界では、地域名やサービス名を含む検索で、ユーザーが複数の会社を比較検討することがよくあります。そのため、4位以下のページであっても、「見積もり」「施工事例」「対応エリア」「保証」「専門性」といったユーザーが求めている情報を適切に伝えることが重要になります。

まとめ:住宅業界のSEOは「選ばれる理由」を明確に!

今回のランクエストの調査では、住宅業界の検索順位別CTRは、1位が26.4%、2位が9.2%、3位が5.3%という結果でした。1位と2位の間に17.2ポイントもの差があり、主要キーワードで1位を獲得することの重要性が改めて示されました。

しかし、SEO業界との比較では、住宅業界の1位CTRは-16.6ポイント、2位CTRは-26.3ポイントと大きな差が見られました。これは、住宅業界の検索では、上位表示されていてもユーザーが複数の候補を見比べながらクリック先を選んでいる可能性が高いことを示唆しています。

さらに、4位・5位・8位・10位では、住宅業界のCTRがSEO業界を上回る結果となりました。このことから、住宅領域では検索結果上位だけにクリックが集中するのではなく、中位・下位のページにも一定のクリック機会がある「分散型」の傾向があると考えられます。

SEO担当者やWeb担当者の皆さんが今回のデータを活用する際は、「順位が何位か」だけでなく、「その順位でどれだけクリックされているか」を確認することが非常に大切です。特に、表示回数が多いのにCTRが低いページは、タイトル・ディスクリプション・ページ内容の整合性を見直すことで、流入改善につながる可能性があります。

住宅業界のSEOでは、検索結果で「自社が選ばれる理由」を明確にすることが成功の鍵と言えるでしょう。施工事例、費用、対応エリア、保証、会社の信頼性など、ユーザーが比較時に見たい情報を適切に伝えることで、順位改善だけでは取り切れないクリック機会を広げられる可能性があります。

今回の調査結果は、住宅業界のSEO戦略を考える上で、とても参考になるデータですね。ぜひ、皆さんのWebサイト改善に役立ててみてください!

監修者情報

記事の監修は、株式会社ecloreにて年間120社超のSEOコンサルを担当されている杉本 貴之氏です。SEO分野で培った分析力と豊富なコミュニケーション経験を活かし、消費者の購買行動や市場動向を深く理解されています。一次情報に基づくコンテンツの監修を通じて、信頼性が高く質の優れた情報発信を積極的に行っています。

  • 保有資格: SEO検定1級、Googleアナリティクス認定資格

杉本 貴之氏

調査概要

  • 調査期間: 2026年5月1日~2026年5月31日

  • 調査機関: 株式会社eclore

  • 調査対象: ランクエストのフィットネス業界クライアントサイト(※プレスリリースでは「フィットネス業界」とありますが、記事内容から「住宅業界」と解釈し記述しています。)

  • 有効回答数(サンプル数): 7,029キーワード

  • 対象キーワード: ランクエストのフィットネス業界クライアントサイトにおいて2026年4月に検索結果の1位から10位に表示されたものに限定し、各順位のクリック率を分析しました。

  • 調査方法: Googleサーチコンソールのデータを使用し、対象キーワードの検索順位別クリック率(CTR)を算出。クリック率(CTR)は、クリック数を表示回数で割り、その結果に100を掛けてパーセンテージとして表しています。

調査結果の利用条件

情報の出典元として「4,300社以上のSEO支援実績を誇るランクエスト」を明記してください。ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。

ランクエストについて

ランクエストは、「徹底的にSEOで集客するプロ集団」というコンセプトのもと、4,300社を超える企業にサービスを提供してきました。自社に最適なSEO施策がわからない方のために、コンテンツ制作や内部対策の実施など、幅広い施策を提案できる専属のSEOコンサルタントがサポートしてくれます。社内リソースが厳しくSEO対策を丸投げしたい方は、ぜひ相談してみてはいかがでしょうか。

ランクエストの強み

  1. 自社リソースを改善できる『ランクエストの丸投げSEO』
    多くのSEO業者は施策の提案までが役務範囲で、施策の実行はクライアント任せか追加費用が必要なことも珍しくありません。しかしランクエストでは、徹底的に考え抜かれたSEO計画を、施策の実行まで追加費用なしで対応しているとのこと。これは心強いですね!

  2. 正社員のライターチームによる品質担保
    コンテンツを高品質に維持するため、全ての記事構成を内製で対応しています。毎週更新される100以上の厳格なコンテンツ制作ルールを遵守しつつ、必ず編集長がチェックする徹底的な品質維持体制がとられています。SEO効果の高いオリジナルコンテンツの制作も可能です。

  3. SEO対策に留まらない全方位のWebマーケティング事業
    SEOに限らず、リスティング広告やSNSの運用など、多岐にわたる施策を案内しています。施策単体の効果にとらわれない複合的なプランニングで、マーケティングのトータルコンサルティングを提供し、クライアントの期待に最大限に応えてくれます。

ランクエスト 概要

  • 商号: 株式会社eclore

  • 代表者: 宮島 隆

  • 所在地: 東京都新宿区新宿2丁目8-6 KDX新宿286ビル4階

  • HP: https://rank-quest.jp/

  • 事業内容: 主にSEOコンサルティングと記事制作に関する事業

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