南新宿に新風!「ご飯を出さない」スープカレーの衝撃

2026年7月3日、東京・南新宿に、これまでのスープカレーの常識を覆す、なんともユニークなお店がひっそりと、しかし確かな存在感を放ちながらオープンしました。その名も『10cm SPICE & BUNS by きしん』。このお店が掲げるコンセプトは、一度聞いたら忘れられないインパクトがあります。「ご飯はありません。最高のパンとスパイスをどうぞ。」――そう、なんとスープカレーなのに、ご飯が出ないんです!

この挑戦的なコンセプトを聞いて、きっと多くの人が「え、スープカレーにご飯がないなんて、どうやって食べるの?」と驚いたことでしょう。しかし、心配はいりません。このお店には、ご飯に代わる最高のパートナーが用意されています。それが、お店の名前にもなっている「10cm」の自家製食パンなんです。

焼きたての食パン

このお店は、パン屋さんが提案する、全く新しいスープカレーの楽しみ方を追求しています。従来の「ご飯にかける」という食べ方から、「パンを浸して食べる」というスタイルへのシフトは、まさに食の世界に新たな地平を切り開く試みと言えるでしょう。このアプローチは、単に主食を変えるだけでなく、スープカレーという料理そのものの本質的な楽しみ方を再定義するかのようです。パンがスープを吸い込み、口の中で一体となる瞬間の幸福感は、きっと格別な体験となるはずです。パンとスパイス料理の組み合わせで、どんな新しい食文化が生まれるのか、想像するだけでワクワクしてきませんか?

岸シェフが紡ぎ出す、フレンチとパンとスパイスの物語

この革新的なお店を立ち上げたのは、店主の岸シェフ。彼の経歴を聞けば、このお店がただのスープカレー店ではないことがよく分かります。岸シェフは、なんとパリで料理の修業を積んだ本格フレンチシェフなんです。その後、名だたるフランス料理店「ひらまつ」でさらに腕を磨き、その技術とセンスを培ってきました。

フレンチの技術は、繊細なソース作りや素材の旨味を引き出す調理法に活かされていることでしょう。特に、スープカレーのベースとなる出汁の取り方や、複雑なスパイスの調合には、フレンチの基礎が色濃く息づいているはずです。素材一つ一つの持ち味を最大限に引き出すというフレンチの哲学が、このスープカレーの奥深い味わいの秘密なのかもしれません。

しかし、岸シェフの才能はそれだけにとどまりません。彼はソムリエとしての顔も持ち合わせているんです。料理とワインのペアリングを熟知しているソムリエの知識は、今回の「パンペアリング」という新しい試みに、きっと奥行きを与えているに違いありません。どのパンがどのスパイスと相性が良いのか、どんな風に食べれば最高のハーモニーが生まれるのか――その答えを追求する姿勢は、ソムリエがワインと料理の相性を探るように、深く考え抜かれた結果であると推測できます。

さらに驚くべきことに、岸シェフは農家としての経験もあるというから驚きです。食材の生産から携わることで、素材そのものの味や特性を深く理解していることでしょう。旬の野菜を活かしたスープカレーの具材の選定や、後述する「野菜酵母」を使ったパン作りにも、その経験が色濃く反映されているはずです。畑で土と向き合い、生命の恵みを感じてきた経験が、料理に対する真摯な姿勢と、素材への深い敬意を育んだのかもしれません。

パリでの修業、一流フレンチでの研鑽、ソムリエとしての知識、そして農家としての土と向き合う経験。これら全てが融合し、唯一無二の「料理を引き立てるパン」という新しい価値を創造しているのです。岸シェフのこれまでの歩みが、この『10cm SPICE & BUNS』というお店の深い魅力と独創性を形作っていると言えるでしょう。彼の多角的な視点と情熱が、新しい食体験の扉を開いたのです。

看板メニュー「鶏と鴨出汁スープカレー」の誘惑

さて、気になる看板メニューは「鶏と鴨出汁スープカレー」です。このスープカレーは、鶏と鴨の二種類の出汁をベースにしているとのこと。鶏のコクと鴨の奥深い旨味が溶け合ったスープは、それだけでも絶品であること間違いなしでしょう。一般的なカレーではあまり使われない鴨の出汁が加わることで、きっと他では味わえないような、洗練された深みと風味を生み出しているはずです。そこに、岸シェフがこだわり抜いたスパイスが絶妙なバランスで加わり、香りの高い、食欲をそそる一杯に仕上がっていると想像できます。スパイスの奥深い香りが食欲を刺激し、一口飲むたびにその複雑な旨味が口いっぱいに広がるでしょう。

一般的なスープカレーは、サラサラとしたルーをご飯と一緒に楽しむスタイルが主流ですが、『10cm SPICE & BUNS』では、その常識を覆します。このスープカレーを味わうのは、なんと10cm角の自家製食パンなんです。スープをたっぷり吸い込んだパンが、スパイスや出汁の旨味を余すことなく引き出すという、まさに新感覚の食べ方。

鶏もも肉のメインディッシュ

パンをスープに浸すことで、パンのほんのりとした甘みや香ばしさがスープの風味と混ざり合い、口の中で新しい味わいのハーモニーを奏でるはずです。ご飯とは異なるパンの食感や風味が、スープカレーの魅力をさらに引き出す、そんな計算し尽くされた組み合わせに、きっと感動することでしょう。パンのきめ細かさやもっちり感がスープと絡み合い、食べ進めるごとに異なる表情を見せてくれるかもしれません。

鍋で煮込み料理を作る料理人

この食べ方は、まるでフレンチのコース料理で、ソースをパンで拭って最後まで楽しむような感覚にも通じるかもしれません。スープカレーの美味しさを余すところなく堪能するための、最高のパートナーがこのパンなのです。スープの最後の一滴まで、パンと共に味わい尽くす喜びは、まさに至福のひとときとなるでしょう。

主役は「料理を完成させるパン」:野菜酵母パンの秘密

『10cm SPICE & BUNS』のもう一つの主役は、もちろんパンです。このお店で使われるパンは、ただの食パンではありません。なんと、野菜酵母で仕込まれているんです!しかも、使用する野菜酵母は日によって異なるというこだわりよう。とうもろこしや杏など、その時期の旬の素材から丁寧に育てられた酵母が、パンに豊かな風味と深みを与えています。自然の恵みを最大限に活かしたパン作りは、岸シェフの農家としての経験が息づいている証拠と言えるでしょう。

焼き立ての様々な種類のパン

岸シェフは「パンを主役にする」のではなく、「料理を完成させるパン」として提供していると語っています。これは、パンが単体で美味しいだけでなく、スープカレーや他の料理と組み合わさることで、その料理全体の味わいを最高潮に引き上げる役割を担っている、ということでしょう。パンが持つ独特の風味や食感が、スープカレーのスパイス感や出汁の旨味を一層際立たせ、口の中で複雑なレイヤーを生み出す。フレンチシェフとしての経験やソムリエの知識が、この「料理を引き立てるパン」という哲学に集約されているのかもしれませんね。

野菜酵母のパンは、その酵母の種類によって香りや味わいが微妙に変化します。例えば、とうもろこし酵母ならほんのり甘く香ばしいパンに、杏酵母ならフルーティーな香りが漂うパンになるかもしれません。日替わりで提供されるパンとの出会いも、このお店の楽しみの一つになることでしょう。訪れるたびに異なるパンとスープカレーの組み合わせを体験できるのは、まさに食の冒険心をくすぐられます。

パンそのものの美味しさ、そしてスープカレーとのペアリングの妙。この二つが織りなすハーモニーは、きっと訪れる人々に忘れられない食体験を提供してくれるはずです。パンが持つ無限の可能性を、このお店で存分に味わってみてください。

スープカレー以外の楽しみ:クラフトバーガーや自家製スイーツも

『10cm SPICE & BUNS』は、スープカレーだけでなく、ランチやカフェ利用でも楽しめる多彩なメニューが揃っています。

例えば、「トマト酵母のバンズを使用したクラフトバーガー」もその一つ。トマト酵母を使ったバンズは、きっとほんのりとした酸味と旨味があり、パティや野菜、ソースとの相性も抜群でしょう。一般的なバーガーとは一線を画す、こだわりの詰まった一品であると期待できます。バンズそのものが持つ深い味わいが、バーガー全体の風味を格上げしてくれるはずです。

食後のデザートやカフェタイムには、自家製シフォンケーキや自家製ブリュレも用意されているとのこと。フレンチシェフが手がける自家製スイーツですから、そのクオリティは折り紙つきでしょう。ふわふわと軽やかな口どけのシフォンケーキや、表面をパリッとキャラメリゼした濃厚なカスタードがたまらないブリュレは、食後の満足感をさらに高めてくれるに違いありません。コーヒーや紅茶と一緒に、ゆったりとした時間を過ごすのも良いですね。

ランチからカフェまで、様々なシーンで利用できるのは嬉しいポイントです。南新宿でのんびり過ごしたい時や、ちょっと贅沢なランチを楽しみたい時、あるいは美味しいコーヒーとスイーツで気分転換したい時など、幅広いニーズに応えてくれることでしょう。

店舗情報とアクセス:南新宿の隠れ家ビストロ

『10cm SPICE & BUNS』は、2026年7月3日にオープンしました。
営業時間は11:00から16:00まで(ラストオーダー15:30)、ただし売切れ次第終了とのことなので、早めの来店がおすすめです。
営業日は毎週金曜日のみ。週に一度しか開かない、まさに「幻のビストロ」といった趣がありますね。この限定感が、お店への期待感を一層高めてくれます。

店舗は、東京都渋谷区代々木3-13-1 キャッスルメリー71 SMI YOYOGI 内にあります。南新宿のSMI YOYOGIという場所にあるので、ちょっとした隠れ家的な雰囲気も楽しめそうです。都会の喧騒から少し離れた場所で、特別な食体験を味わうことができるでしょう。

笑顔の男性とパン

お店の最新情報やメニューの詳細は、Instagramアカウントでチェックできます。

  • @yasaipankoubo_kishin

  • @10cmspice.bunsbykishin

お店に足を運ぶ前に、ぜひチェックして、その日の野菜酵母の種類や限定メニューなどの情報を手に入れてくださいね。きっと、訪れるたびに新しい発見があるはずです。

緑豊かなカフェのテラス席

「パン屋だからこそ提案できる新しいスープカレーの食文化」をテーマに、パンとスパイス料理の新たな組み合わせを発信していくというお店の意気込みが伝わってきます。訪れるたびに新しい発見がある、そんな魅力的な場所になりそうです。

「シェアレストラン」が叶える夢のカタチ

この『10cm SPICE & BUNS』のオープンは、吉野家ホールディングスグループの株式会社シェアレストランが運営する間借りマッチングプラットフォーム「シェアレストラン」を活用して実現しました。

「シェアレストラン」とは、既存の飲食店が営業していない時間帯や曜日を利用して、別の料理人がお店を間借りできる画期的なサービスです。これにより、新しいお店を開業する際の大きなハードルである初期投資や固定費のリスクを大幅に抑えることができます。通常、飲食店を開業するには多額の資金が必要ですが、このシステムを使えば、もっと気軽に自分の夢に挑戦できるのです。

シェアレストランのウェブサイトスクリーンショット

特に、今回の『10cm SPICE & BUNS』のように「週1営業」や「コンセプト重視型」の飲食店にとっては、非常に有効な選択肢となります。限られた曜日や時間帯での営業であれば、他の仕事との両立も可能になり、よりニッチで個性的なコンセプトのお店が生まれやすくなります。自分の理想とする営業スタイルを、リスクを最小限に抑えながら実現できるのは、夢を追いかける料理人にとって大きな助けとなるでしょう。岸シェフも、この仕組みを活用することで、自身の持つフレンチ、ソムリエ、農家としての経験を融合させた独自のコンセプトを、無理なく形にできたのかもしれません。

「シェアレストラン」のようなサービスは、飲食業界に新しい風を吹き込み、多様な食文化が生まれるきっかけを作っています。消費者は、これまでにないユニークなコンセプトのお店に出会える機会が増え、料理人は、初期費用を抑えながら自分の腕を試せる場を得られる。まさにWin-Winの関係ですね。

株式会社シェアレストランは、このような形で多くの料理人の夢の実現をサポートしています。

もし、あなたも飲食業界で何か新しいことに挑戦したいと考えているなら、「シェアレストラン」のウェブサイトを一度覗いてみるのも良いかもしれませんね。あなたのアイデアが、次の新しい食文化のトレンドになる可能性も秘めているでしょう。

まとめ:新しい食体験への期待

南新宿にオープンした『10cm SPICE & BUNS by きしん』は、「ご飯を出さない」という大胆なコンセプトで、パンとスープカレーの新しい可能性を提示しています。フレンチの技術とソムリエの知識、農家としての経験を持つ岸シェフが手がける、鶏と鴨の出汁が効いたスパイス香るスープカレーと、旬の野菜酵母で仕込んだ10cm角の食パンの組み合わせは、きっと私たちに驚きと感動を与えてくれるはずです。その一口一口に、シェフの情熱とこだわりが詰まっていることでしょう。

ランチからカフェまで楽しめるメニュー構成や、週に一度という営業スタイルも、このお店の特別感を一層高めています。南新宿という立地も相まって、まさに「知る人ぞ知る」隠れた名店として、多くの食通たちの注目を集めることでしょう。一度訪れれば、その魅力の虜になること間違いなしです。

「パンとスパイス料理の新たな組み合わせ」というテーマが、どのような食体験を生み出すのか、今からオープンが待ち遠しいですね。ぜひ一度、この新しいスープカレーの世界を体験しに、南新宿まで足を運んでみてはいかがでしょうか。きっと、あなたの食の常識が塗り替えられる、そんな素晴らしい出会いが待っていることでしょう。新しい発見と感動が、あなたを待っていますよ!