コネクテッドカーの通信をまるっとお任せ!ソラコムの新サービス「SORACOM Automotive Suite」って?
皆さん、最近よく耳にする「コネクテッドカー」ってご存知ですか?簡単に言うと、インターネットにつながるクルマのこと。カーナビやエンタメ機能はもちろん、自動運転や安全運転支援など、未来のクルマには通信が欠かせないんです。
そんなコネクテッドカーの進化をガッツリ支える頼もしい新サービスが、株式会社ソラコムから登場しました!その名も「SORACOM Automotive Suite」。2026年7月7日から提供がスタートするこのサービスは、クルマの通信からその先のサービス運用まで、ぜーんぶまとめて面倒を見てくれる、まさに「コネクテッドカーの通信の司令塔」と言える存在なんです。

コネクテッドカーって、何がそんなにすごいの?
コネクテッドカーは、ただの移動手段じゃなくなってきています。車両のデータを送受信する「テレマティクス」機能で、故障の予兆を教えてくれたり、運転状況を分析してくれたり。スマホアプリからクルマを遠隔で操作したり、最新のファームウェアやAIモデルを自動で更新したりと、まるでスマホみたいに進化し続けているんです。
さらに、車内で音楽や動画をストリーミング再生したり、同乗者にWi-Fiホットスポットを提供したりと、移動中のエンタメも充実!万が一の事故の際には、自動で緊急通報をしてくれたり、オペレーターと直接話せたりする音声通話サービスも求められています。
これらの機能は、日本国内だけでなく、世界中で同じように、あるいは各国のルールに合わせて提供される必要があります。しかも、クルマは一度買ったら10年以上使うのが当たり前。だから、新しい技術にもずっと対応し続けられるような仕組みがとっても重要になるわけです。
ソラコムが満を持して提供する「SORACOM Automotive Suite」の魅力
ソラコムは、日本発のIoTプラットフォームとして、世界200以上の国と550もの通信キャリアとつながる、グローバルな通信基盤を持っています。コネクテッドカーに必要な高度な通信技術はもちろん、通信料金の管理や、エンドユーザー向けの便利なインターフェース提供といった、自動車業界ならではの課題にも向き合ってきました。そうして培った経験と技術がギュッと詰まったのが、この「SORACOM Automotive Suite」なんです。
ドライバーも同乗者もハッピー!「SORACOM In-Car Wi-Fi」
クルマでの移動中、スマホのギガが足りなくなって困った経験、ありませんか?「SORACOM Automotive Suite」に含まれる「SORACOM In-Car Wi-Fi」があれば、そんな心配はご無用!ドライバーはもちろん、同乗者も快適に車内Wi-Fiを楽しめる環境を提供・管理してくれます。長距離ドライブもきっと退屈しないはず!
世界中どこでもつながる!頼れるグローバル通信管理基盤
「SORACOM Automotive Suite」の心臓部とも言えるのが、ソラコムがこれまで築き上げてきたクラウド上のコアネットワーク。世界中のキャリアとつながるこの基盤は、コネクテッドカーのグローバルな展開を強力にサポートします。
例えば、車両のデータ通信はセキュアな専用回線で、車内Wi-Fiは一般的なインターネット回線で、といったように、目的の異なる複数の通信を同時に使える「マルチPDN機能」を搭載。さらに、自動車メーカーがクルマにアクセスするための通信量と、エンドユーザーがエンタメで使う通信量を、APN(アクセスポイント名)や宛先、通信プロトコルごとに細かく集計できる「Detailed Stats機能」も備わっています。これなら、誰がどれだけ通信を使ったか、一目瞭然ですね。
eSIMで通信プロファイルを自由自在に!「SORACOM Connectivity Hypervisor」
未来のクルマには、きっと「eSIM」が搭載されるのが当たり前になるでしょう。eSIMは、物理的なSIMカードを差し替えなくても、通信プロファイルを遠隔で書き換えられる便利な技術です。「SORACOM Automotive Suite」は、次世代eUICCリモートプロビジョニング規格「SGP.32」に対応したeSIMを搭載したクルマ向けに、「SORACOM Connectivity Hypervisor」というプロファイル管理機能を提供します。
これがあれば、例えばクルマが国境を越えて移動したときに、その地域の最適な通信キャリアのプロファイルに自動で切り替えたり、用途に応じて異なるプロファイルを使い分けたりすることが可能になります。ソラコムが提供するプロファイルだけでなく、他の通信事業者のプロファイルもリモートで追加・切り替えができるので、自動車メーカーはより柔軟な通信戦略を立てられるようになります。
用語解説:SGP.32とConnectivity Hypervisor
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Connectivity Hypervisor
ソラコムが提供する、IoT SIMにおける複数の通信プロファイルを動的に管理・切り替えできる機能です。SGP.32に対応したSORACOM IoT SIM上で、ソラコムが提供するプロファイルに限らず、他の通信事業者が提供するプロファイルを含めて、リモートからプロファイルの追加・切り替えが可能になります。 -
SGP.32
GSMAが策定した、IoT機器向けのeUICC規格です。SIMに対して任意のタイミングで通信プロファイルを配信、管理し、リモートでのプロファイル切り替えを可能にします。デバイスやSIM上で動くIPA(IoT Profile Assistant)と呼ばれるエージェントがeIMやSM-DP+といったコンポーネントと通信し、プロファイルの配信や有効化、無効化、削除、フォールバックなどの制御を行います。
通信費用をスマートに管理!「SORACOMダウンストリーム課金プラットフォーム」
一台のコネクテッドカーでも、通信費用を負担する主体は様々です。車両データをやり取りするテレマティクスは自動車メーカー、緊急通報などの車載サービスはサービス事業者、車内Wi-Fiでの動画視聴はエンドユーザー…といった具合に、用途によって負担者が異なります。
「SORACOMダウンストリーム課金プラットフォーム」は、これらの通信を負担主体ごとに分けて管理し、エンドユーザーへの課金・請求・支払い処理までをワンストップで実現します。「Detailed Stats機能」で集計された用途別の通信量に基づいて、それぞれの利用者が使った分だけ料金を請求できる仕組みです。さらに、通信事業者や自動車メーカーに代わって、エンドユーザーへ直接請求する機能も持っています。車内Wi-Fiサービスに加入したユーザーだけ通信を許可したり、決められた利用量を超過した場合に追加で請求したりと、自由自在な料金モデルを設計・適用できるので、ビジネスの幅も広がりそうですね!
世界中をカバー!安心の24時間365日グローバルサポート
コネクテッドカーが世界中で利用されることを考えると、何かトラブルがあった時に迅速に対応してくれるサポート体制は非常に重要です。「SORACOM Automotive Suite」では、全世界24時間365日体制で、安定した通信運用をサポートしてくれます。これなら、自動車メーカーも安心してサービスを展開できるでしょう。
これらのプラットフォームを統合し、顧客のブランドで提供するアプリやユーザーポータルの開発まで担うことで、一貫したユーザー体験を提供できるのも大きなポイントです。
ソラコムが描くモビリティの未来
ソラコムは今後、「SORACOM Automotive Suite」を通じて、国内外の自動車メーカーや通信事業者との連携をさらに強化していくとのこと。コネクテッドカーが当たり前になる時代において、通信はクルマの価値を大きく左右する重要な要素です。ソラコムは、コネクテッドカーの通信を自動車メーカー自身が設計・運用できるオープンなプラットフォームとして、自動車産業の通信基盤を支え、日本発のテクノロジーでモビリティの未来に貢献していくと意気込みを語っています。
株式会社ソラコムの最高技術責任者CTOである安川健太氏は、次のようにコメントしています。
「コネクテッドカーは、IoTの中でも最も複雑かつ厳しい要件を持つ業界です。車両は一度出荷されると10年以上にわたって路上を走り続け、出荷時には想定もしていなかった国境や規制環境を越えていきます。ソラコムは創業以来、お客さまが自身で製品のコネクティビティおよびその将来をコントロールできるプラットフォームを築いてきました。SORACOM Automotive Suiteは、そのプラットフォームを基盤に、自動車業界の持つ最先端の課題に取り組む上で必要な機能及びサービスを追加し、パッケージとして提供するものです。『絶え間なく変化し続ける環境下で、長期にわたって通信を運用し続ける』という課題に真っ向から挑み、自動車業界の通信サービス活用をさらに加速させていきます」
このコメントからも、ソラコムがコネクテッドカーの未来に真剣に向き合い、その実現に向けて強力なソリューションを提供しようとしていることが伝わってきますね。
ソラコムってどんな会社?
AI/IoTプラットフォーム「SORACOM」は、世界200以上の国と地域でつながるIoT通信を核に、IoTを活用するために必要なアプリケーションやデバイスなどをワンストップで提供している企業です。製造業、エネルギー、決済などの産業DXから、革新的なスタートアップ、さらには農業や防災といった持続可能な地域社会を支える取り組みまで、様々な業界や規模の顧客に活用されています。
より詳しい情報は、ソラコムのコーポレートサイトでチェックしてみてくださいね!
「SORACOM Automotive Suite」が、私たちのモビリティ体験をどう変えていくのか、これからの展開がとっても楽しみです!