「ものづくりワールド東京」ってどんなイベント?

「第38回 ものづくりワールド東京」は、製造業に携わる方々にとって、まさにアイデアの宝庫のような展示会です。RX Japan合同会社が主催するこのイベントには、開発・製造期間の短縮、DX・IT化の推進、コストダウン、脱炭素、そして工場の省エネ・自動化など、現代の製造業が直面するさまざまな課題を解決するための製品や技術が、一堂に集結します。

会場では、ロボットや自動化技術、生成AIの活用事例、フィジカルAI、保全DXといった、最先端のテーマに関する講演も盛りだくさん。製造業の未来を形作るヒントや、明日から使える実践的なソリューションを見つける絶好の機会となるでしょう。オープン社は、この中でも特に「計測・検査・センサ展」のエリアにブースを構え、製造現場に革新をもたらす新製品を展示します。

新発想のAI製品『OPEN Vision Core』とは?

今回オープン社が満を持して発表する『OPEN Vision Core』は、製造現場で行われている「目視判断」という、非常に重要でありながら人手に頼りがちな作業を、AIの力でサポートし、強化するための製品です。

OPEN VISION CORE

工場内の様子をカメラで捉え、その画像をAIが解析することで、外観検査、作業ミスの検知、数量確認など、幅広い業務を効率化できるというんですから、これはすごいですよね!

なぜ『OPEN Vision Core』が生まれたの?開発の背景に迫る!

製造業は今、大きな変革期を迎えています。特に、以下のような課題は多くの企業にとって頭の痛い問題ではないでしょうか。

  • 人材不足: 少子高齢化が進む中で、製造現場の働き手を見つけるのがどんどん難しくなっています。

  • 熟練技術者の高齢化: 長年の経験と勘で培われた熟練技術者のスキルが、後継者不足によって失われかねないという危機感があります。

  • 生産性向上: 常に求められる生産性の向上に対し、現状のやり方では限界を感じている現場も多いでしょう。

  • 品質維持: どんなに生産性を上げても、品質が落ちてしまっては意味がありません。安定した品質を保つことは、企業の信頼に直結します。

  • AIおよびデジタル技術活用の障壁: 「AIって難しそう」「うちの工場に導入できるのかな?」と、新しい技術の導入にはまだハードルを感じている企業も少なくありません。特に、「現場設備との接続性」「閉域環境への対応」「リアルタイム処理」「システム連携の複雑さ」といった技術的な課題が、AI導入の足かせとなることもあります。

『OPEN Vision Core』は、これらの課題を現場目線で解決することを目指して開発されました。単なるAI技術の導入で終わらせず、実際に製造現場で「使える」「役立つ」製品として、徹底的に現場のニーズに応えようというオープン社の強い思いが込められているんです。

この製品は、ONE AI株式会社(韓国)の協力によって実現しました。ONE AI株式会社のペク代表は、2025年までインテルでアジア統括チーム長を務めていた経歴の持ち主。その経験と知見が活かされ、『OPEN Vision Core』には、インテル社が提供する最先端のエッジAI技術がプラットフォーム(基盤)として採用されているとのこと。これは期待が高まりますね!

『OPEN Vision Core』のココがすごい!4つの特長をチェック!

『OPEN Vision Core』が製造現場にもたらすメリットはたくさんありますが、特に注目したいのは以下の4つの特長です。

  1. 精度・誤検知:現場で育てるAI!
    AIの性能を最大限に引き出すには、現場のリアルなデータを使った学習が欠かせません。『OPEN Vision Core』は、現場データを用いた追加学習やチューニングを、自社内で継続できる独自のMLOps(AIの継続的な育成・運用システム)を提供します。これにより、AIの判断精度を実用レベルまで高め、誤検知を大幅に減らすことが期待できます。AIは導入して終わりではなく、現場で使われながら賢くなっていく、そんなイメージですね。常に最新の現場状況に合わせてAIを最適化できるので、その精度は使えば使うほど向上していくでしょう。

  2. コスト:驚きの低コストを実現!
    AIの導入というと、「高額なGPU(画像処理装置)が必要で、初期投資が大変そう…」というイメージがあるかもしれません。しかし、『OPEN Vision Core』は「脱GPU」を掲げ、圧倒的な低コストを実現しています。OpenVINOという技術を活用することで、既存のIntel製PC(CPUや内蔵グラフィック機能であるiGPU)でも高速なAI推論(判断)が可能になります。これにより、特別な高性能ハードウェアを新たに導入する必要がなくなり、初期投資をぐっと抑えることができます。結果として、トータルコストの最適化に大きく貢献してくれるんです。これなら、AI導入に二の足を踏んでいた中小企業でも導入しやすくなるのではないでしょうか。

  3. セキュリティ・通信:安心のオンプレミス運用!
    「工場の機密データが外部に漏れたらどうしよう…」と、セキュリティ面を心配する声も少なくありません。『OPEN Vision Core』は、オンプレミス(自社内設置)構成でデータを外部に出すことなく運用できるため、情報漏洩のリスクを最小限に抑えられます。さらに、オフラインでの動作も可能なので、通信環境に制約がある工場や、外部ネットワークとの接続が難しい閉域環境でも、安定してAIを活用することができます。これにより、安心してAIを現場に導入し、業務改善を進めることが可能になります。

  4. 運用定着:オープン社が徹底サポート!
    どんなに優れた製品でも、現場で使いこなせなければ意味がありません。『OPEN Vision Core』は、オープン社が現場目線の運用設計から教育、そしてAIを自社内で育成できる内製化支援まで、導入から活用までを徹底的に伴走サポートしてくれます。これにより、導入したAIがPoC(概念実証)だけで終わらず、現場主導で継続的に運用され、真の意味で定着することを目指します。AI導入後の「使いこなせない」という悩みを解消し、現場の皆さんがAIを最大限に活用できるよう、手厚いサポートが受けられるのは心強いですね。

どんな現場で役立つ?『OPEN Vision Core』の適用業務例

『OPEN Vision Core』は、様々な製造現場の業務で活躍が期待できます。具体的な適用業務例を見てみましょう。

業務項目 対応内容
目視検査 目視による確認・判定業務をAIがサポート
NG品再チェック候補表示 再確認が必要な対象を候補として提示
バーコード・OCR確認 ラベル・文字情報の読み取りや照合を支援
棚入れ間違い防止 品番・配置などの確認を支援
手挿入作業ミス検知 作業手順や部品状態の確認を支援
リール数・残数把握 部材・リールの数量確認を支援
設備・環境モニタリング 設備状態や環境情報の確認を支援
故障予兆・ライン停止削減 異常兆候の把握や停止リスク低減を支援

例えば、組立ラインでの部品の目視検査では、AIが製品の外観をチェックし、不良品候補を瞬時に見つけ出します。これにより、人の目では見落としがちな小さなキズや汚れも確実に検知し、品質の安定化に貢献します。また、バーコードやOCR(光学文字認識)の技術を使って、製品ラベルの情報を自動で読み取り、正確なデータ入力や照合が可能になります。これにより、手作業による入力ミスをなくし、作業時間を大幅に短縮できるでしょう。

さらに、手作業での部品挿入時に、AIが作業手順のミスや部品の向きの間違いをリアルタイムで検知し、オペレーターに警告することもできます。これは、作業品質の向上だけでなく、再作業の削減にもつながります。資材倉庫では、リールに巻かれた部品の数量や残数をAIが自動でカウントし、在庫管理の精度を高め、部品切れによるライン停止のリスクを減らすことにも役立ちます。設備の状態を常時監視し、異常の兆候を早期に捉えることで、予期せぬ故障によるライン停止を未然に防ぎ、生産効率を維持することも可能になります。このように、『OPEN Vision Core』は、多岐にわたる現場の「困った」をAIの力でスマートに解決してくれるでしょう。

導入するとこんなに良いことが!期待できる導入効果

『OPEN Vision Core』を導入することで、製造現場には次のような素晴らしい効果が期待できます。

  1. 業務品質の向上: AIによる判定は、人の目視判断で生じがちな「ばらつき」を抑え、業務の精度を安定させてくれます。誰が検査しても同じ基準で判断されるため、品質が均一化され、顧客からの信頼もアップするでしょう。
  2. セキュアなAI活用: オンプレミス運用なので、外部ネットワークに接続できない閉域環境でもAIを安心して活用できます。情報漏洩の心配なく、自社のデータを安全にAIに学習させ、業務改善に役立てることが可能です。
  3. コストを抑えた横展開: 保守運用コストを抑えた製品設計のため、一度導入すれば、他の業務や別のラインにもAIを比較的低コストで横展開できるのが魅力です。これにより、工場全体のDX(デジタルトランスフォーメーション)を加速させ、より多くの業務でAIの恩恵を受けられます。
  4. 現場への定着: オープン社が、ユーザー企業それぞれの業務フローに合わせた運用設計から、導入後の活用フェーズまで、継続的に伴走支援してくれます。これにより、「導入したはいいけど、結局使いこなせなかった…」といったPoC(概念実証)止まりにならず、AIが現場にしっかりと根付き、日常業務に溶け込んでいくことを目指します。現場の皆さんがAIを「自分たちのツール」として活用できるようになるのは、とても大切なことですよね。

「ものづくりワールド東京」出展概要

オープン社のブースでは、『OPEN Vision Core』だけでなく、もう一つの注目サービス『OroSee(オロシー)』も展示されます。ぜひ会場で、最新のAI技術に触れてみてください。

▼オープンの展示ブースについて

  • 小間番号: S3-27(南1ホール)

  • 展示製品・サービス: OPEN Vision Core、OroSee

もう一つの注目製品『OroSee(オロシー)』もご紹介!

オープン社のブースでは、『OPEN Vision Core』と並んで、もう一つの画期的なAIエージェントサービス『OroSee(オロシー)』も展示されます。

onsec

『OroSee』は、業務の整理や可視化から、改善すべきターゲットの特定までを自動化してくれるAIエージェントサービスです。これまでの業務改善では、担当者へのヒアリングに膨大な時間と人的リソースがかかることが多かったですよね。しかし、『OroSee』はAIがそのヒアリング作業を代替し、データに基づいた客観的な業務分析を通じて、短期間かつ低コストでの業務改善を支援してくれます。

「どこから業務改善を始めたらいいか分からない」「もっと効率的な業務フローはないかな?」といった悩みを抱えている企業にとって、『OroSee』は強力な味方となるでしょう。AIが業務の「見える化」と「課題特定」をサポートしてくれることで、これまで見過ごされがちだった改善点も浮き彫りになり、より効果的な業務改革を進めることが期待できます。詳細はこちらのサービスページで確認してみてくださいね。

まとめ

製造現場のDX推進が叫ばれる中、オープン株式会社が発表する新製品『OPEN Vision Core』は、AIの力を活用して、長年の課題であった「目視判断」の自動化・効率化を実現する、まさに「現場の救世主」となりうるソリューションです。人材不足や熟練技術者の高齢化といった喫緊の課題に対し、高精度で低コスト、そしてセキュアなAI活用を現場にしっかりと根付かせるための手厚いサポートまで提供してくれるのは、非常に心強いですよね。

2026年7月1日(水)から開催される「第38回 ものづくりワールド東京」では、この『OPEN Vision Core』と、業務改善をサポートするAIエージェントサービス『OroSee』の両方を体験できる貴重な機会です。製造業の未来を考え、現場の課題解決に本気で取り組みたい皆さん、ぜひオープン社のブース(南1ホール S3-27)に足を運んで、AIがもたらす新たな可能性をその目で確かめてみてはいかがでしょうか。きっと、皆さんの工場がもっとスマートに、もっと効率的になるヒントが見つかるはずですよ!