導入前の課題:約12,000件の未インデックスと限られたリソースという大きな壁

コドモン社が運営する「ホイシル」は、たくさんの保育園情報を掲載しているからこそ、SEOに関していくつかの大きな課題を抱えていました。具体的には、次の3つの点が特に深刻だったそうです。

  • Googleにインデックスされていないページが約12,000件もあったこと。これは、せっかく作ったページが検索結果に表示されない、つまり多くのユーザーに見つけられない状態だったことを意味します。

  • Googleから「低品質」と認識されてしまうページが一定数存在していたこと。これも検索順位に悪影響を与える要因となります。

  • サイト内のページの遷移率や、お問い合わせなどのコンバージョン(CV)率に改善の余地があったこと。ユーザーがサイトを訪れても、なかなか次の行動に移らないという状況でした。

さらに、社内でデジタルマーケティングを担当する社員はたった2名。しかも、SEO関連の業務に割けるリソースは、業務全体のわずか2割程度という、非常に限られた体制だったんです。この「人手不足」と「時間不足」という二重の課題を抱えながら、SEO改善に取り組むのは至難の業だったことでしょう。

実施した施策:インデックス最適化とエンジニアとの密な連携が鍵!

これらの課題を乗り越えるため、コドモン社はウィルゲートの強力なサポートのもと、Googleのクローラーにサイトのページを適切に評価してもらうための「ページの選定」と「インデックス制御」に力を入れました。

具体的な施策はこんな流れで進められました。

  1. 最初の約2ヶ月間: まずは「施設一覧ページ」や「施設詳細ページ」といった、サイトの中でも特に重要なページに集中。タイトルやディスクリプションの最適化、見出しの修正、内部リンクの改善といった、SEOの基本的ながらも効果の高い施策を徹底的に実施しました。
  2. 3ヶ月目以降: その後は、「トップページ」やサイト全体の構造の見直し、さらに「施設一覧ページ」にサブコンテンツを追加するなど、より深い段階的な改修を進めていきました。

施策の実行にあたっては、担当者2名が業務の2割という限られた稼働時間の中で、「少ない工数で機械的に完了できる作業」から優先的に着手するという工夫が凝らされました。これにより、効率的に成果を出せるよう工夫されたわけですね。また、ウィルゲートのコンサルタントがコドモン社の開発エンジニアと直接連携し、テクニカルな実装支援を行ったことも、早期に目に見える成果を生み出す上で非常に大きな役割を果たしたと言えるでしょう。

導入成果:セッション数昨対比3倍・CV数2.4倍という驚異的な成長!

さて、気になる導入後の成果ですが、これがもう本当にすごいんです!

定量成果:数字が語る圧倒的な成長

施策開始からたった6ヶ月で、サイト全体の月間流入数は約50,000から約70,000へと大きく増加しました。これは契約開始時と比較して約1.4倍、そして昨対比ではなんと約3倍という驚異的な拡大です!

オーガニックトラフィックの推移を示す棒グラフ

さらに、「保育園」や「保育園 探し」といった、多くの人が検索するキーワードで、自治体のWebサイトに次ぐ検索順位2位を獲得しました(2026年5月時点)。これは、非常に競争が激しいキーワードでの快挙と言えるでしょう。

特に注力していた「エリア×保育園」のような地域に特化したキーワードでも、各地域で軒並み順位が上昇。その結果、2023年9月〜2024年8月期と2024年9月〜2025年8月期を比較すると、お問い合わせ(CV)数が246%増、つまり約2.4倍にも跳ね上がったんです!これほど顕著な成長は、SEO施策がどれほど効果的だったかを物語っていますね。

定性成果:チームのSEO力が劇的にアップ!

数字の成果だけでなく、目に見えないけれど非常に重要な「定性的な成果」も得られました。それは、コドモン社チーム内のSEOに関する知見が、目に見えて向上したことです。

施策を通じて、効果検証の重要性や具体的な評価基準をしっかり習得。今では、社内の各担当者が「新しい施策がサイトの流入にどんな影響を与えるか」という視点を持って、自立して継続的にSEO業務を推進できる体制が確立されているとのこと。これは、外部の支援を受けながらも、最終的には自社でSEOを回せる力を手に入れたという、素晴らしい成功事例と言えるでしょう。

コドモン社ご担当者様の声:伴走の熱量と知見の深さに感動!

今回の支援について、コドモン社の担当者様からはこんな嬉しい声が届いています。

「今回の支援をお願いした目的は、CVにつながるキーワードでの上位表示、施設詳細ページがより多く閲覧される状態の実現、そして継続的に成果を創出できる状況を作ることでした。これらすべてを達成できた手応えを感じています。チームの知見も、本当に目に見えて向上しましたね。各自が『こういうことをやりたいけれど、流入に影響を及ぼすかな?』といった目線を持てるようになりました。」

「『いかにコンテンツの質と量を両立するか』という課題に対しては、AIを活用した制作体制の構築について具体的な提案をいただきました。最終的には当社の状況を考慮して別の手法を取りましたが、単に『SEOの順位を上げる』だけでなく、私たちの実務の負担まで考慮して最新技術を提案してくださる姿勢に、ウィルゲート社の『AI領域への知見の深さ』と『伴走の熱量』を強く感じました。」

コドモン社のオフィスで笑顔を見せる社員の皆さん

担当者様のコメントからも、単に技術的な支援だけでなく、チームの成長や将来を見据えた提案があったことがわかりますね。これこそが、本当の意味での「伴走支援」と言えるのではないでしょうか。

ホイシルの今後の展望:社会全体で子どもの育ちを見守る環境づくりへ

コドモン社は、今回の成功を足がかりに、今後は保育園へのシステム支援にとどまらず、保護者や地域、NPOなど、子どもを取り巻くすべての環境へと支援の対象を広げていく方針です。

「ホイシル」のサービス運営を通じて、「園児募集」や「保活」といった社会課題の解決に貢献し、社会全体で子どもの育ちや学びを見守る環境づくりを推進していく予定とのこと。これからも「ホイシル」の進化に期待が高まりますね!

SEOコンサルティングについて:ウィルゲートの幅広い支援

今回の成功事例を支えたウィルゲートの「SEOコンサルティング」は、2006年の設立以来、SEOを起点にWebサイト集客からCV獲得まで、全領域をワンストップでサポートしているサービスです。SEOだけでなく、CRO(コンバージョン率最適化)やSXO(検索体験最適化)、さらにはLLMO(大規模言語モデル最適化)といったWebマーケティングのコンサルティングやコンテンツ制作サービスも提供しています。

特に注目なのは、2018年にリリースされたSEOの内製化を支援するSaaS「TACT SEO」です。これは導入企業が7,000社を突破しており、競合調査やサイト分析による順位改善はもちろん、最新のAI(Gemini 2.5 Pro対応)を活用して簡単にSEO記事を作成できる優れものです。

株式会社ウィルゲートについて

株式会社ウィルゲートは、2006年に中小企業向けのWebマーケティング支援会社として創業しました。現在は、M&A事業、コンテンツマーケティング事業、セールステック事業の3つの柱で事業を展開しています。

特にベンチャー・ITに強い完全成功報酬型M&A仲介支援の「ウィルゲートM&A」(https://www.willgate.co.jp/ma/)や、オンライン編集チーム構築サービス「EditorU」(https://client.editoru.jp/)、人との繋がりやSNSを活用する営業支援「ソーシャルセリング支援コンサルティング」(https://www.willgate.co.jp/socialselling/)、広告費を使わず成果を出す「セミナー支援コンサルティング」(https://www.willgate.co.jp/webinarconsulting/)、マーケティング・セールス領域の業務/人材支援サービス「プロトル」(https://www.willgate.co.jp/protoru/)など、多岐にわたるサービスを提供し、企業の成長をサポートしています。

まとめ

今回の「ホイシル」の事例は、限られたリソースの中でも、専門家の知見と効率的な施策、そしてチームの協力があれば、これほど大きな成果を出せるということを示してくれました。約12,000件もの未インデックス解消、セッション数3倍、CV数2.4倍という数字は、多くの企業にとって希望となるのではないでしょうか。Webサイトの集客に悩んでいる担当者さんは、ぜひ今回の事例を参考に、SEO対策を見直してみてはいかがでしょうか。