LINEの応募フォーム、本当に外部遷移が必要?新しいマーケティングAXの挑戦

「LINE公式アカウントを運用しているけれど、応募やアンケートのたびにユーザーを外部サイトに誘導していませんか?」

実は、この「外部サイトへの遷移」が、ユーザーの離脱を招く大きな要因になっているかもしれません。株式会社アイトリガーは、企業のマーケティング業務をAIで刷新する「マーケティングAX」を推進しており、その一環として、LINEアプリの中で応募が完結する画期的なフォームの仕組みを開発しました。

LINEアプリ内での応募フォーム完結のイメージ

このシステムは、ユーザーがLINEを離れることなく、入力からその後の通知、さらには記録までを一貫して行えるように設計されています。今回は、この仕組みの一部を詳しくご紹介しますね。

ユーザーの「面倒くさい」を解消!LINE内で完結する応募体験

多くのLINE運用で当たり前になっているのが、友だちを集めた後、応募やアンケートのために外部のフォームへのリンクを送るという流れです。ユーザーはLINEからブラウザへ移動し、そこでまた一から入力を始めることになります。この移動のステップ一つ一つが、実はユーザーの「面倒くさい」という気持ちを増幅させ、結果的に離脱に繋がってしまうんです。

「応募してほしい相手を、わざわざLINEの外に連れ出している」――この状況をアイトリガーは見直しました。重要なのは、フォームが作れるかどうかだけでなく、「応募」という行動を最後まで途切れさせない導線を作れるかどうかなんです。これによってユーザビリティが向上し、最終的な成果獲得に繋がります。

今回の仕組みでは、LINEのLIFF(LINE Frontend Framework)を駆使し、応募フォームをLINEアプリの中で完結させています。ユーザーは外部サイトに移動する必要がなく、LINEを開いたままスムーズにフォーム入力ができます。LIFFの仕組みによって、LINEプロフィール(表示名やユーザーID)を自動で取得できるため、ユーザーは名前を打ち直す手間もありません。これにより、応募の途中で離脱してしまう機会を大幅に減らすことができます。

入力から記録まで、すべてを「ひとつなぎ」に

この新しい応募フォームのシステムは、単にLINE内で入力できるだけでなく、その後のプロセスまでを自動化し、一貫した流れで処理します。具体的には、以下のようなステップが一つにつながっています。

  • サンクスメッセージのプッシュ送信: 回答が送信されると、ユーザーのLINEに自動でサンクスメッセージが届きます。これにより、ユーザーは応募が完了したことをすぐに確認でき、安心感を得られます。

  • 担当者への通知メール: 応募があった際には、担当者へ通知メールが自動送信されます。SendGridやResendといったサービスと連携することで、スピーディーな対応が可能になります。

  • Google Sheetsへの自動追記: 集められた回答データは、Google Sheetsに自動で追記されます。これにより、人が手作業で別の場所に書き写す手間がなくなり、入力ミスも防げます。データは常に最新の状態に保たれ、集計や分析がスムーズに行えます。

  • GA4との連携: フォームの表示、入力開始、送信完了といった各段階を、GA4(Google Analytics 4)のイベントとして計測します。これにより、「どの段階でユーザーが離脱しているのか」が可視化され、フォームの改善点を見つける手がかりとなります。単にデータを集めて終わりではなく、その後の改善サイクルに活かせる設計になっているのがポイントです。

このように、応募が入った後の受け渡し作業まで含めて「LINEの中で完結させる」ことで、業務効率が格段にアップし、マーケティング活動全体の生産性向上に貢献します。

個人情報も安心!徹底したセキュリティ設計

応募フォームは個人情報を扱うため、セキュリティは非常に重要です。アイトリガーのこの仕組みは、実務で安心して使えることを前提に、徹底したセキュリティ対策が施されています。

本人だけが送信できる仕組み

LINEのIDトークンをサーバーサイドで厳密に検証し、利用者が本人であることを確認しています。利用者が自称するユーザーIDは受け付けないため、なりすましによる不正な送信を防止します。

預かった情報は暗号化して保管

LINE連携に使う認証情報などは、AES-256-GCMという高度な方式で暗号化して保存されます。暗号化キーがなければシステムが起動しない設計となっており、情報が平文のまま保管されることを防ぎます。

企業ごとにデータを厳密に分離

データベースのRow Level Security(RLS)機能により、企業(テナント)ごとにデータを厳密に分離しています。ある企業の回答が、別の企業から見えてしまうといった事態は絶対に起こりません。

多層で防御するブラウザ

通信経路、処理、データベースの各層に、独立した防御策が重ねられています。どこか一つの層が突破されたとしても、次の層がそれを食い止めるという多層防御の構造です。さらに、アップロードされたファイルは署名付きURLでのみ参照可能で、誰がいつ何を操作したかという記録は監査ログにしっかりと残されます。このような設計により、個人情報を含む業務のAX化においても、セキュリティ面で十分な配慮がなされています。

完成品ではない「マーケティングAX」の真髄

今回ご紹介したLINE完結型応募フォームは、アイトリガーが提唱する「マーケティングAX」という考え方から生まれた一例に過ぎません。これは完成されたパッケージ商品ではなく、あくまで各企業の課題に合わせて柔軟にカスタマイズできるソリューションの一部なんです。応募の形式も、その後の処理も、企業によって本当に様々ですよね。

だからこそ、アイトリガーでは、まず各社の業務をじっくりと見直し、最適な「つなぎ方」や「組み合わせ方」をその都度考えていきます。今回の事例のように、「LINE運用をもっと改善したい!」と考えている企業様はもちろんのこと、あらゆるマーケティング業務における課題に対応できる体制を整えていますので、どんなことでも気軽にご相談ください。

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株式会社アイトリガー(AiTRIGGER Inc.)について

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事業内容:デジタルマーケティング支援(運用型広告・インハウス支援)、マーケティングリソース提供(MRM)、マーケティングAX事業
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