なぜ「全員改善」が重要なのか?

製造業を取り巻く環境は、人手不足や生産性向上のプレッシャーなど、日々大きく変化しています。さらに、B&PLUSが専門とするワイヤレス給電分野は、ロボット、モビリティ、医療など幅広い領域への広がりを見せる一方で、まだまだ発展途上の市場です。

このような変化の激しい時代において、B&PLUSが特に重視しているのが「固定化されない思考(変化し続ける脳内構造)」を持つ組織づくり。つまり、現場の最前線で働く一人ひとりが、常に「もっと良くするには?」と考え、行動し続けることが、企業の成長と市場開拓に不可欠だと考えているのです。

特徴①:改善の大小を問わない「全員参加型」文化

B&PLUSの改善活動は、「こんなことまで?」と思うような小さなことから、業務プロセス全体に関わる大きなものまで、その大小を問いません。日常業務の中で気づいたことを気軽に提案し、実行できる仕組みが整っているため、ほぼすべての社員が改善活動に関わっています。

この取り組みによって、現場からは「もっとこうしたい」「ここを直せば効率が上がる」といった発見が次々と生まれ、それが実際の改善へと繋がり、さらに社員自身の成長や自信へと循環していく、まるでポジティブなスパイラルが生まれているそうです。

改善が生まれ続ける仕組み

そして、この改善文化を支えているのが、しっかりとした評価制度です。改善活動は「件数による表彰」と「内容・効果による質の表彰」の両面で評価されるため、社員全員がモチベーションを高く保ちながら、継続的に改善に取り組める環境が整っています。

特徴②:現場の力が、まさかの「進化」

B&PLUSの製造現場は、もともと「自主的な改善」と「高い製造技能」を強みとしていました。しかし、彼らは現状に満足することなく、その強みの上に新たな技術領域を取り込み、さらなる進化を遂げているのです。

具体的には、

  • 3DCADを活用した治工具の自作

  • ロボット操作の現場習得

  • マイコン・プログラムの活用

  • ユニバーサル基板での配線・実装

といった、まるで専門の開発部門が行うような高度な取り組みが、現場主導で行われています。特に驚くのは、50代後半のベテラン社員もこれらの技術を習得し、試作から改善までを自ら実行する体制が広がっていること。これにより、改善のスピードと質は格段に向上しているとのことです。

現場の力が、さらに進化する

特徴③:事務部門も「自ら仕組みをつくる」改善文化

改善活動は、製造現場だけのものではありません。B&PLUSでは、事務部門においても改善が日常業務の一部として完全に定着しています。

「外部の高額なシステムに頼るのではなく、現場の柔軟性と継続的な改善を重視する」という考えのもと、事務部門の社員自身が業務システムを構築しています。例えば、

  • Excel VBA等を活用した業務システムの自社構築

  • 受注確認の自動通知

  • 部品発注の自動化

  • 部材状況を踏まえた生産計画の自動生成

  • 社内への受注情報の自動展開

など、数えきれないほどの業務改善が日々行われています。これにより、間接業務の生産性向上とスピードアップが実現し、全社的な効率化に貢献しています。

特徴④:ChatGPT活用で「誰でも改善できる環境」

「改善したいけど、技術的な知識がないから無理…」

そんなハードルをグッと下げてくれたのが、今話題のChatGPTです。B&PLUSでは、ChatGPTを積極的に活用することで、

  • 技術的なハードルの低減

  • アイデアの具体化

  • 実装スピードの向上

を実現しました。これにより、専門外の分野であっても、社員が気軽に改善に取り組めるようになり、「誰でも改善できる組織」が文字通り構築されているのです。AIが身近な存在になったことで、改善活動の裾野が大きく広がったと言えるでしょう。

特徴⑤:組織再編による「思考のリセット」

2026年には、B&PLUSはさらに大胆な一歩を踏み出しました。従来の機能別組織を廃止し、「モビリティー部門」「FA部門」「ロボティクス部門」といった市場単位の組織へと再編したのです。

この組織改革によって、固定化された役割が解消され、社員一人ひとりが「顧客価値起点」で物事を考えるようになりました。部門横断での意思決定も進み、常に変化し続ける組織文化が形成されています。これは、まさに「固定化されない思考」を組織構造そのものに落とし込んだ結果と言えるでしょう。

現場で生まれる改善の「動画事例」

「口で言うのは簡単だけど、実際どうなの?」

そう思ったあなたのために、B&PLUSは全社的な改善活動の一部をYouTubeで公開しています!製造現場を中心に、ロボット活用や治具の工夫、工程改善など、現場で生まれたリアルなアイデアが動画として発信されています。これを見ることで、他の社員も刺激を受け、新たな改善のヒントを得ているそうです。

▼改善事例動画(一部)

※その他の改善事例も随時公開中とのことなので、ぜひチェックしてみてください。

改善活動が、ワイヤレス給電の「価値創造」へ繋がる!

B&PLUSでは、全社員参加型の改善活動を通じて培われた「試行錯誤と改善の積み重ね(PDCAサイクル)」を、ワイヤレス給電分野における新たな価値創造にも活かしています。

ロボット、ドローン、モビリティ、FA(ファクトリーオートメーション)など、多様な分野に向けて、ワイヤレス給電および周辺システムの開発を推進しているのですが、ここでも「リーンスタートアップ」の考え方を取り入れています。試作(プロトタイプ)→検証→改善のサイクルを高速で回すことで、市場ニーズに素早く適応した製品開発を進めているのです。これは、まさに日常の改善活動で培われた「まず試す・すぐ直す」という文化が、開発領域にも広がった結果と言えるでしょう。

B&PLUSの公式サイト(https://www.b-plus-kk.jp/)では、ワイヤレス給電×リーンスタートアップ開発事例や、お客様の声も公開されています。

これからのB&PLUSに期待すること!

B&PLUSは、全社員による改善活動やAI活用を通じて培ってきた実行力を基盤に、ワイヤレス給電市場の創出と拡大をさらに加速させていくことでしょう。ロボット、ドローン、モビリティ、FAといった次世代産業に向けて、ワイヤレス給電および周辺システムの開発を推進し、実用化・社会実装を進めることで、私たちの未来をより便利で豊かなものにしてくれるに違いありません。

また、リーンスタートアップ型の開発プロセスにより、迅速なプロトタイプ開発と検証を繰り返しながら、市場に適応した価値提供を続けていくことでしょう。変化の激しい時代においても、固定化されない発想と組織で、ワイヤレス給電の可能性を広げ、新たな市場の形成に挑戦するB&PLUSの今後の動きから目が離せません!

B&PLUSの取り組みは、どんな企業にとっても「どうすれば組織全体で成長できるか」という問いに対する、非常に示唆に富んだヒントを与えてくれます。社員一人ひとりが主体的に改善に取り組む文化を育むこと、そして最新技術を積極的に取り入れること。これらが、これからの時代を生き抜く企業にとって、きっと重要な鍵となるでしょう。