海外通信の「困った」をなくす画期的な一歩!

今回の実証実験では、ServiceNowのCRM(顧客管理製品群)とServiceNow AI Platformという強力なツールを活用しました。これによって、国際ローミングサービスで不具合が発生した際に、通信事業者間での対応がリアルタイムで自動連携される、という世界初の仕組みが実現しました。

具体的にどういうことかというと、これまで国際ローミングサービスでトラブルが起きた場合、関係する複数の通信事業者が協力して解決にあたる必要がありました。しかし、事業者ごとに連絡手段が異なったり、手作業でのやり取りが中心だったりしたため、「何が起きたのか」「どのネットワークで発生したのか」「どう対応が進められているのか」といった情報共有に時間がかかり、結果としてトラブル解決が遅れてしまうことが大きな課題だったんです。

NTTドコモとStarHub、国際ローミング保守の自動化に向けた実証実験に成功

今回の自動化されたワークフローでは、不具合発生時にこれらの情報が瞬時に可視化され、手動で行っていたプロセスが自動で進むようになります。これにより、通信事業者はより早く正確に状況を把握し、対応を進めることができるようになるわけです。私たち利用者にとっては、安心して通信サービスを利用できる環境が整い、海外渡航時の不安が一つ減る、ということですね!

ドコモが長年培ってきた自動化技術の結晶

実はNTTドコモは、2021年からServiceNowと手を組み、「ゼロタッチオペレーション(ZTO)」という遠隔保守作業の自動化に取り組んできました。ZTOとは、人手による作業を最小限に抑え、保守業務を自動化する仕組みのこと。これによって、不具合からの復旧時間が短縮されたり、夜間の監視体制が見直されて効率がアップしたりと、すでに多くの成果を上げてきているんです。

今回の実証実験は、このZTOの仕組みをさらに通信事業者間にまで拡張しようというもの。ドコモが国内で培ってきた自動化のノウハウが、StarHubとの国際的な連携で花開いた形と言えるでしょう。まさに、技術の進化が国境を越える瞬間ですね!

利用者も企業もハッピーになる未来へ

この取り組みが成功すれば、私たち利用者の国際ローミングサービス品質は間違いなく向上するでしょう。トラブルが早期に検知され、迅速に解決されることで、どこにいても途切れることなく快適に通信を楽しめるようになります。海外で地図アプリが使えない、友達に連絡が取れない、なんていう困った状況もきっと減るはずです。

そして、通信事業者にとっても大きなメリットがあります。手動での対応が減ることで、業務効率が大幅に向上し、より重要な業務にリソースを集中できるようになります。まさに、利用者も企業もWin-Winの関係になれる、素晴らしいソリューションですね。

今後の展開と関係者の期待

今回の実証実験の成功を受けて、3社は2026年内の商用提供開始を目指して、さらに技術検証を進めていくとのこと。そして、将来的には通信事業者間の運用モデルを標準化し、より多くの国で、より多くのお客さまが国境を越えても快適に通信を利用できるよう、グローバルな展開も視野に入れているそうです。これは、まさに通信業界の未来を切り開く、壮大なビジョンと言えるでしょう。

今回の成果について、各社の担当者からも熱いコメントが寄せられています。

NTTドコモ 執行役員 ネットワーク本部長 引馬 章裕さんのコメント

「今回の協業は、国際ローミングサービスの信頼性を向上させるうえで、とても重要な一歩だと考えています。運用プロセスを自動化し、標準化されたモデルを導入することで、サービス中断を大幅に減らし、不具合解決までのスピードと透明性を高めることができます。ドコモは今後も、StarHubやServiceNowをはじめとする多様なパートナーと協力し、オープンで協調的なエコシステムを構築することで、お客さま体験の向上とグローバル通信の発展に貢献していきたいです。」

StarHub Ltd. 最高技術責任者 ヴォルカン セヴィンディクさんのコメント

「渡航者がどこにいても安定して接続できることは、信頼性の高いローミングサービスにとって欠かせません。ドコモとServiceNowとの連携によって、通信事業者間のローミングサービス保守運用を自動化・標準化できることは、業界が長年抱えてきた課題を根本から解決することにつながります。StarHubは、お客様体験を中心に据えながら、インテリジェントな自動化を通じてサービスの信頼性を高め、国境を越えたシームレスな接続体験を提供していきます。」

ServiceNow 製造・通信・メディア・テクノロジー担当ゼネラルマネージャー兼バイスプレジデント ロヒト・バトラさんのコメント

「ドコモとStarHubとのパートナーシップは、通信業界のオペレーションがより予測的で、プロアクティブに、そしてシームレスに統合される未来に向けた大きな一歩です。ServiceNow CRMとServiceNow AI Platformの独自の機能を使えば、不具合の問題が自動的に連携され、復旧がリアルタイムで行われるようになります。従来は数時間かかっていたオペレーションが、数分で完了するようになるでしょう。」

Mplify 最高技術責任者 パスカル・メネゼスさんのコメント

「この取り組みは、オープンで業界標準に基づいた仕様によって、複数のサービスプロバイダー間で、より一貫性があり、相互運用可能なオペレーションが実現できることを示しています。MplifyのMEF 113トラブルチケット管理に関するビジネス要件とユースケース標準を活用することで、通信事業者は手作業のプロセスを削減し、国際ローミングに対応する標準化モデルを導入できることが実証されました。これは、サービスの継続性向上とグローバルな相互運用性の推進に向けた重要な一歩となります。」

各社のコメントからも、今回の実証実験が単なる技術的な成功に留まらず、業界全体の変革と利用者体験の向上に大きく貢献するものであることが伝わってきますね。

今回の主役たちをちょっとご紹介!

NTTドコモってどんな会社?

NTTドコモは、日本国内で9,000万人以上の契約者を持つ、日本最大手の携帯通信事業者です。4Gや5Gなどのモバイルネットワーク技術で世界をリードしており、「つなごう。驚きを。幸せを。(Bridging Worlds for Wonder & Happiness)」というスローガンのもと、グローバルパートナーとの積極的な協業を通じて、モバイルサービスから事業領域を拡大し、卓越した価値の提供と技術革新を進めているんですよ。

ServiceNowってどんな会社?

ServiceNow(NYSE: NOW)は、「ビジネス変革を支える“AIコントロールタワー”」として知られています。彼らのAI Platformは、あらゆるクラウド、モデル、データソースと連携し、企業全体の業務フローを統合的に管理・自動化するんです。分断されたオペレーションを連動した自律型ワークフローへと進化させ、確かな成果につなげています。ServiceNowがAIをどのように活用しているかについては、www.servicenow.com で詳しく見ることができますよ。

StarHubってどんな会社?

StarHubは、シンガポール発のリーディング企業で、世界水準の通信、エンターテインメント、デジタルサービスを提供しています。広範な光ファイバーや無線インフラ、そしてグローバルパートナーシップを活かして、個人、家庭、企業のお客様に、高品質なモバイル・固定通信サービスや豊富なプレミアムコンテンツ、多様なコミュニケーションソリューションを届けています。AI、サイバーセキュリティ、データ分析、IoT、ロボティクスを組み込んだソリューションも法人・政府機関向けに開発・提供しているんですよ。持続可能で責任ある事業運営にも力を入れており、TIME誌やCorporate Knightsなど、様々なランキングで高い評価を得ている企業です。

まとめ

今回のNTTドコモ、StarHub、ServiceNowの3社による実証実験の成功は、国際ローミングサービスにおける長年の課題を解決し、私たち利用者が海外でより安心して、そして快適に通信サービスを利用できる未来を大きく近づけてくれました。2026年内の商用提供開始、そして将来的なグローバル展開が実現すれば、世界中の人々が国境を意識することなく、シームレスな通信を楽しめるようになることでしょう。今後の展開から目が離せませんね!