「Tourism×Web3 Summit 2026 in 沖縄南城市」ってどんなイベント?
このサミットは、一般社団法人日本Web3ツーリズム協会、南城市、DMOなんじょうなどが主催し、観光とWeb3技術の融合に特化した専門カンファレンスとして開催されました。2026年3月26日から28日の3日間、沖縄県南城市を舞台に、全国から観光や地域創生において先駆的な取り組みを進める事業者が集結。
「観光を消費で終わらせず、地域の力に変える」というテーマのもと、次世代の観光モデル「南城モデル」が提示され、優れたプロジェクトを表彰するアワードが授与されました。
ゴールド賞受賞!注目の2プロジェクトを深掘り
【ゴールド賞】JTB時刻表ファン倶楽部(株式会社JTBパブリッシング)
創刊100周年を迎える歴史ある『JTB時刻表』。その長年のファンを対象としたコミュニティ形成とファンエンゲージメント施策が「JTB時刻表ファン倶楽部」です。

抱えていた課題
『JTB時刻表』は主に書店で販売されてきたため、読者データの取得が難しく、50〜60代が中心のコアファン層と継続的な関係を築くことが困難でした。デジタル化が進む現代において、伝統的なメディアがどのようにファンとの繋がりを深めていくかは大きな課題だったのです。
革新的なアプローチ
そこで導入されたのが、Marbull Xが支援する「Marbull コネクト」の仕組みです。LINEを入り口とすることで、多くのユーザーにとって馴染み深いプラットフォームからアクセスできるようにしました。そして、ユーザーはweb3用語を一切意識することなく、行動履歴がNFTとして付与されるという画期的なシステムが導入されました。これにより、デジタル技術に不慣れな層でも抵抗なく参加できる環境が整えられたのです。
素晴らしい成果
この取り組みは、高いリテンション率(継続参加率)を記録し、大きな成功を収めました。NFT特典付き商品の展開なども行われ、伝統的なメディアが新しいファンビジネスの形を実証するモデルとなりました。コミュニティの活性化に大きく貢献した点が特に評価されています。デジタル技術を活用することで、長年のファンとの絆をさらに深め、新たな価値提供の道を開いたと言えるでしょう。
【ゴールド賞】大鐵members(大井川鐵道株式会社)
SLが走ることで「動く鉄道博物館」と称される大井川鐵道。その美しい風景や貴重な歴史資産を未来に繋ぐためのデジタルアーカイブ構築プロジェクトが「大鐵members」です。

抱えていた課題
大井川鐵道は厳しい経営環境に直面しており、膨大な鉄道資産(写真や資料など)の利活用と、次世代の担い手となる新しいファン層の拡大が喫緊の課題でした。貴重な文化遺産をいかに守り、次世代へと継承していくか、そのための資金や関心を集める必要があったのです。
魅力的なアプローチ
この課題に対し、Marbull Xは貴重な鉄道資産をNFT化するというユニークなアプローチを提案しました。さらに、ガチャやクエストといったゲーミフィケーション要素を導入することで、大井川鐵道や鉄道文化への継続的な関心を促し、実際に現地への来訪を促進する仕組みを構築しました。デジタル上でコレクションを楽しみながら、リアルな体験へと繋げる、まさに新しい観光誘客の形です。
驚きの成果
「大鐵members」は、登録者の約75%が静岡県外のユーザーとなるという目覚ましい成果を上げました。これは、広域からの観光誘客に直接結びつき、地域の活性化に大きく貢献しています。また、従来の鉄道ファン層だけでなく、30〜40代の女性(いわゆる「ママ鉄」層)の取り込みにも成功し、ファン層の拡大にも寄与しました。デジタル技術とゲーミフィケーションが、地域と鉄道の魅力を全国に発信する強力なツールとなった事例です。
「Marbull コネクト」がWeb3を”空気のように”溶け込ませる
今回のダブル受賞の背景には、Marbull Xが開発・提供する販促・観光DXツール「Marbull コネクト」の存在があります。このツールは、ユーザーがWeb3技術を意識することなく、自然にデジタル体験を楽しめるように設計されている点が大きな特徴です。

「Marbull コネクト」は、企業や自治体がユーザーのリピートを促進できるソリューションとして注目されています。様々なクエスト機能やデジタルマップ機能、デジタルコンテンツの販売機能などをワンストップで提供し、LINEなどの既存プラットフォームに追加実装することも可能です。
これにより、ユーザー向けのロイヤリティプログラムや地域活性化、観光施策のDXなど、多様な用途で導入が進んでいます。Web3技術の持つ可能性を最大限に引き出しつつ、その複雑さをユーザーから隠すことで、誰でも簡単に新しい体験を楽しめる「空気のように溶け込む」デジタル体験を実現しているのです。
今後の展開:ブロックチェーン EXPO【春】で事例を紹介!
Marbull Xは、2026年4月15日(水)から17日(金)までの3日間、東京ビッグサイトで開催される「第7回 ブロックチェーン EXPO【春】」に出展します。ブースでは、今回ご紹介した受賞プロジェクトの取り組みに関する事例紹介やデモ展示が行われる予定です。
顧客との継続的な接点づくりや、エンタメ・観光領域でどのような体験設計ができるのかを、具体的なユースケースベースで知ることができる貴重な機会となるでしょう。
展示会名:NexTech Week 2026【春】内「第7回 ブロックチェーン EXPO【春】」
会期:2026年4月15日(水)~17日(金)
開催時間:10:00〜17:00
会場:東京ビッグサイト(西展示棟)
来場には事前登録(無料)が必要で、先着100名にはVIPラウンジの利用が可能なVIP来場者バッジも用意されています。先端技術が「空気のように溶け込む」新しい顧客体験を直接体感するために、ぜひブースに足を運んでみてはいかがでしょうか。
Marbull X株式会社ってどんな会社?
Marbull X株式会社は、Web3技術を誰もが簡単に活用できるマーケティングソリューションの開発を手がけています。また、コンサルティング事業では、新規事業の構想や立ち上げ、キャンペーン企画などを、プロフェッショナルファーム出身のメンバーが体験設計から開発、社内稟議に至るまで一貫してサポートしています。

会社名:Marbull X株式会社
代表者:代表取締役 CEO 小川 翔太郎・COO 佐藤 卓
所在地:東京都渋谷区神宮前二丁目18番21号
設立:2024年5月28日
事業内容:NFTを活用したマーケティングソリューションの提供、web3領域の事業開発やキャンペーン企画の伴走支援
URL:https://marbullx.com/
まとめ
今回のダブル受賞は、Web3技術が持つ可能性を観光や地域創生といった身近な分野で具体的に実現し、成功を収めた事例として非常に大きな意味を持ちます。特に、ユーザーがWeb3であることを意識せずにその恩恵を受けられる「Marbull コネクト」のUX設計は、今後のDX推進において重要なヒントとなるでしょう。
伝統的なメディアのファンを活性化させたり、地域の貴重な資産を次世代に繋ぎながら観光客を呼び込んだりと、Marbull Xが支援するプロジェクトは、単なる技術導入に終わらず、人と地域、そして文化を結びつける新しい価値を創造しています。Web3と観光の未来が、ますます楽しみになりますね!