コンセプトカフェで働いていると「もっと通ってほしい」「指名を増やしたい」と思う瞬間がたくさんあります。
でも同じ気持ちを伝えているつもりでも、言い方ひとつで「また会いたくなるキャスト」にも「ちょっと重い子」にもなってしまうのが接客の難しいところです。

この記事では、つい言ってしまいがちな6つの“地雷ワード”を、今日から使える“神ワード”に変える方法を紹介します。
お客さんを責めずに、自然と「また会いに行きたい」と思ってもらえる言い換えテクニックを、一緒にチェックしていきましょう。


地雷ワードと神ワードの決定的な違い

まず知っておきたいのは、地雷ワード=内容が悪い、というより「伝え方がキツくなっている」ケースが多いということです。
地雷ワードの共通点は「相手を責める・コントロールしようとする」「ネガティブな前提から入る」というところ。

一方、神ワードは

  • 自分の気持ちを素直に主語で伝えている
  • 相手の予定や自由をちゃんと尊重している
  • 未来にフォーカスしている

という特徴があります。
この違いを意識しながら、6つのフレーズを見ていきましょう。


1. 「なんで来てくれないの?」→「次はいつ会えるかな?」

  • 地雷ワード:なんで来てくれないの?
  • 神ワード:次はいつ会えるかな?

「なんで来てくれないの?」には、言い訳を探させてしまうような“問い詰め感”があります。
仕事やお金の事情で来られないお客さんほど、罪悪感を覚えて距離を置きたくなってしまう言葉です。

そこで「次はいつ会えるかな?」と、あえて“次”にフォーカス。
責めるのではなく「また会えるのを楽しみにしてるよ」というポジティブなメッセージに変わり、予定も立ててもらいやすくなります。


2. 「暇なら来てよ」→「予定がなかったら会いたいな」

  • 地雷ワード:暇なら来てよ
  • 神ワード:予定が無かったら会いたいな

「暇なら来てよ」は、一見ラフですが「暇なときでいい存在」に聞こえてしまうことがあります。
お客さんの中には、「どうせ暇つぶしでしょ?」と感じてしまう人も。

そこで一歩引いて「予定がなかったら会いたいな」。
「あなたの生活や予定をちゃんと尊重しているよ」というスタンスを見せることで、余裕のある大人なキャストという印象を与えられます。


3. 「私に会いたくないの?」→「会いたいって思うの、私だけ?」

  • 地雷ワード:私に会いたくないの?
  • 神ワード:会いたいって思うの、私だけ?

「会いたくないの?」とストレートに聞かれると、どちらを選んでも気まずい“詰問”になりがちです。
重さやネガティブさが前面に出てしまい、お客さんは「答えにくい」「試されてる?」と感じます。

同じ不安を伝えるにしても、「会いたいって思うの、私だけ?」と“自分目線”で聞くと一気に可愛げがアップ。
少し拗ねたようなニュアンスが加わるので、「いや、俺も会いたいよ」と返しやすくなります。


4. 「もっと通ってよ」→「○○さんと過ごす時間がモチベになる」

  • 地雷ワード:もっと通ってよ
  • 神ワード:○○さんと過ごす時間がモチベになる

「もっと通ってよ」は、どうしても“回数”や“売上”を求めている感じが前に出ます。
とくに常連さんほど「財布として見られてるのかな?」と疑われやすいフレーズです。

そこで、数字ではなく“あなたと一緒の時間”にフォーカス。
「○○さんと過ごす時間がモチベになる」「○○さんが来てくれると今日も頑張ろうって思える」と伝えると、お客さんは“自分の存在”を喜んでもらえていると感じ、自然と通う理由が増えていきます。


5. 「指名してよ」→「○○さんとたくさんお話しできたらうれしいな」

  • 地雷ワード:指名してよ
  • 神ワード:○○さんとたくさんお話しできたらうれしいな

「指名してよ」は仕組みを知っているお客さんほど“営業トーク”に聞こえがち。
義務感で指名されても、その場限りで終わってしまうことが多いです。

そこで「指名=お金」ではなく、「指名=一緒に過ごせる時間」というイメージに書き換えます。
「○○さんともっとお話しできたらうれしいな」「隣に座れたらテンション上がっちゃう」と伝えることで、お客さんにとって指名が“楽しい選択肢”になります。


6. 「他の子行くならそれでいいよ」→「○○さんのこと、他の子に知られたくないな」

  • 地雷ワード:他の子行くならそれでいいよ
  • 神ワード:○○さんのこと、他の子に知られたくないな

前者は完全に“試しの一言”になっていて、言われた側は「めんどくさい」と感じやすい言葉です。
強がりが伝わると、その場の空気も一気に重くなってしまいます。

同じ独占欲でも、「○○さんのこと、他の子に知られたくないな」と素直に言うと、嫉妬が“愛されアピール”に変わります。
「それだけ好きでいてくれてるんだな」と好意的に受け取られやすく、むしろ指名を自分に集めるきっかけにもなります。


愛されるコンカフェキャストの共通ルール

ここまでの6つの言い換えには、共通するルールが3つあります。

  1. 相手を責めない
  2. 自分の気持ちを主語にして伝える
  3. 行動を命令せず、「選ぶのはお客さん」というスタンスを守る

この3つを守るだけで、同じ内容でも印象はガラッと変わります。
「通って」「指名して」と直接言わなくても、「この子のためにまた行こうかな」と思ってもらえるのが、言い方を味方につけたキャストです。


まとめ:今日のお給仕から、ひとこと変えてみよう

言葉は小さいけれど、推し度やリピート率に与える影響はとても大きいもの。
いきなり全部を完璧にする必要はないので、まずは自分がつい言ってしまいがちな地雷ワードをひとつだけ選んで、今日のお給仕から神ワードに言い換えてみてください。

その小さな一歩が、「また会いたくなるキャスト」への一番の近道になります。