今回の実証実験のポイント!新たな検証項目に注目

これまでの実証実験で得られたたくさんの知見を活かし、今回の7回目となる実証実験では、将来の定常運行を見据えた、さらに踏み込んだ検証が行われます。技術的な側面と、利用者にとっての利便性に関わる運用面、両方で新しいチャレンジがあるんですよ。

(1) 技術的な検証

  • 車両判断による信号交差点の通行
    これまでは信号制御機から受け取る信号情報(信号の色や残り時間)が主な判断材料でしたが、今回は車両に搭載されたカメラで信号の色を認識する技術も活用します。これにより、自動運転EVバスが自ら通行の可否を判断できるかどうかが検証されるんです。より賢く、よりスムーズな運行に繋がりそうですね!

  • 後方検知による乗降場からの本線合流
    バス停などから本線に合流する際、自動運転EVバスが後方から近づいてくる一般車両をしっかり検知し、自動で安全に発進して本線へ合流できるかの検証が行われます。交通の流れを妨げずにスムーズに合流できるのは、定常運行にとって非常に重要なポイントですよね。

  • 夜間検証
    日が暮れてからの夜間における自動運転走行の安全性はもちろんのこと、夜の時間帯にどのくらいの利用需要があるのかも検証されます。夜の街を自動運転バスが走る姿、きっと未来を感じさせますよ!

  • 夏季検証
    夏場の暑い時期って、エアコンが欠かせませんよね。今回の実証実験では、夏季の高温環境下で車両の状態がどうなるか、特にエアコンを稼働させた際に車両の充電にどのような影響が出るかが確認されます。利用者の快適さを保ちつつ、安定した運行ができるかどうかの大切な検証なんです。

(2) 乗りやすい環境の検証

  • 電子チケットの導入
    将来的に自動運転EVバスが定常運行するようになったとき、どうやって乗車するのが一番便利か?その検討の一環として、今回は電子チケットの発行が試験的に導入されます。スマートフォンでピッと乗れるのはスマートですよね!もちろん、スマートフォンをお持ちでない方も、今まで通り紙の乗車券で乗車できるのでご安心くださいね。

各社の役割と未来への貢献

今回の実証実験は、たくさんの企業がそれぞれの強みを活かして連携しているんですよ。

マクニカの役割

マクニカは、これまで培ってきた自動運転移動サービスに関する豊富な実績を活かして、今回の実証実験の準備から運営、そして効果検証までをトータルで担当しています。さらに、中央通りの回遊性を高めたり、賑わいを創出したりするための利用促進の取り組みも行っているんですよ。例えば、バスの車内モニターを活用して、地域の情報や楽しいコンテンツを流したりしています。

8月1日(土)と2日(日)に開催された「大四日市まつり」では、自動運転EVバスの展示も行われました。地域の方々が車両を身近に感じられる、素敵な機会になりましたね。また、次世代を担う子どもたちとの接点づくりにも力を入れていて、四日市市の「こどもみらいクーポン事業 おためし版」と連携しています。大四日市まつりの展示に参加した方や、2026年8月末までに自動運転EVバスに乗車した子どもたちにはポイントが付与されるんです!

夕暮れ時の屋外イベントで、多くの人々がステージ周辺に集まり、賑わっています。手前にはユニークな装飾が施された自動運転シャトルバスがあり、背景にはライトアップされたビル群が見えます。

ここで少し、「こどもみらいクーポン事業 おためし版」についてご紹介しますね。これは、四日市市立の小中学校に通う児童・生徒を対象にした事業で、市内のさまざまな場所で開催される「体験プログラム」に参加したり、特定の施設を訪れたりすることで「ポイント」を集められるんです。集めたポイントは「クーポン」に交換して、特別な「クーポンプログラム」に参加できます。本番の事業は2026年10月から始まりますが、おためし版は2026年8月1日(土)から31日(月)まで実施中です。詳しい情報は、こちらのリンクから確認できますよ:https://www.city.yokkaichi.lg.jp/www/contents/1781057538876

三重交通と三岐鉄道の役割

三重交通と三岐鉄道は、自動運転EVバスの遠隔運行監視において、遠隔監視者を提供します。マクニカ製の遠隔運行管理システム「everfleet2」を使って、自動運転EVバスの運行状況をリアルタイムで確認するんですよ。将来的には、たった1人の遠隔監視者で複数の車両を同時に管理できるようになることを目指していて、これは交通分野での人手不足といった社会課題の解決にも繋がる、とっても重要な取り組みなんです。

三重交通と三岐鉄道による遠隔監視は毎週水曜日に行われ、それ以外の運行日には、マクニカが茨城県常陸太田市に開設している「遠隔運行管理センター3」が監視を担当します。

明るい現代的なリモート制御センターで、壁に設置された複数のモニターが様々な情報を表示し、2人の人物がデスクで作業している様子。

ここで、「everfleet(エバーフリート)」と「遠隔運行管理センター」について、もう少し詳しく見ていきましょう!

everfleet(エバーフリート)とは?

自動運転を実際に使えるようにするためには、車両の中にいる乗客の様子や、車両の周りの状況を遠く離れた場所から監視することが必須なんですね。everfleetは、モビリティの位置情報や車内外のカメラ映像に加えて、車の速度、ハンドルの動き、バッテリーの残り具合といった車両のデータを一つにまとめて、分かりやすく表示してくれます。さらに、信号機などの交通インフラから得られる外部データとも連携できるんですよ。これによって、運行状況を遠隔地からリアルタイムでしっかり把握でき、安全で安心して自動運転モビリティを動かすことができるんです。しかも、複数の地域にあるさまざまな種類のモビリティを同時にまとめて管理したり、運行中に何か異常があったときにシステムが自動で検知して通知したりする機能も備わっています。だから、たった一人の遠隔監視者が効率よく自動運転モビリティを運行管理できるようになり、人手の削減や交通運営の採算性の改善にも貢献してくれる優れものなんです。

遠隔運行管理センターとは?

マクニカ独自の遠隔運行管理システムである「everfleet」を基盤として作られたのが、この遠隔運行管理センターです。自動運転EVバスの定常運行が実際に行われている茨城県常陸太田市に開設されているんですよ。このセンターを核となる拠点として、これから日本全国で運行される自動運転車両をまとめて管理し、安全で持続可能なモビリティ社会の実現を目指しているんです。

KDDIの役割

KDDIは、自動運転EVバスが安全に、そしてスムーズに走行するために欠かせない通信環境の構築と提供を担っています。自動運転技術にとって、安定した通信はまさに命綱のようなものですよね!

実証実験の詳しい内容

さあ、今回の実証実験の具体的な情報もお伝えしますね。

  • 実施日程:2026年8月5日(水)~10月4日(日)
    ※月曜日と火曜日はお休みです。

  • 運行時間

    • 日中の便:12時30分~16時13分(7便/水・木・金・土・日曜日)

    • 夜間の便:19時30分~21時21分(4便/木・金・土曜日)
      なんと、今回は夜間運行もあるので、昼間とは違う雰囲気の四日市市を楽しめるかもしれませんね!

  • 車両:自動運転EVバス「EVO3」(Navya Mobility社製)が1台運行します。

  • 走行ルート:近鉄四日市駅東から市役所を経由してJR四日市駅まで。片道およそ1kmの道のりです。

  • 乗車方法:電子チケット(事前予約は不要ですよ!)か、紙の乗車券で乗車できます。電子チケットを利用する場合は、事前に専用アプリのダウンロードと利用登録が必要なので、お忘れなく!

四日市市で2026年8月5日から10月4日まで自動運転バスの実証実験が実施されます。

ここで、今回の実証実験で活躍する自動運転EVバス「EVO3」について、もう少し詳しくご紹介しましょう。

自動運転EVバスEVO3(Navya Mobility社製)とは?

EVOは、自動運転システムを搭載した電気自動車(EV)のシャトルバスなんです。一度の充電で約9時間(約100km)も自動で走行できるんですよ。そのサイズは、全長4,780mm、全高2,720mm、全幅2,170mmで、重量は2,500kgです。通常は12名が乗車できますが、今回の実証実験では、乗客7名、オペレーター1名、保安員1名の合計9名が乗車定員となっています。動力源は電動モーターで、最高速度は18km/hですが、運行時は平均して15km/h程度で走行します。自動運転レベルはレベル4に対応していますが、今回の実証実験ではレベル2で運行されます。もちろん、緊急の際には同乗しているオペレーターが手動で介入できるので、安心・安全に配慮されていますね。

今後の展望

今回の実証実験で得られた貴重な知見は、四日市市や関係する事業者の方々と一緒に、中央通りの再編に合わせた自動運転EVバスの定常運行を実現するための検討に活かされていきます。人々がもっと街を楽しみ、賑わいが生まれるような、持続可能な移動サービスの構築に向けて、これからも取り組みが進められていくことでしょう。四日市市の未来が楽しみですね!

株式会社マクニカについて

マクニカは、半導体やサイバーセキュリティを核に、最先端のテクノロジーを総合的に扱うサービス・ソリューションカンパニーです。世界33か国/地域100拠点で事業を展開し、50年以上の歴史の中で培った技術力とグローバルネットワークを駆使して、AIやIoT、自動運転といった最先端技術の発掘、提案、そして実装を手掛けています。マクニカについてもっと知りたい方は、こちらのウェブサイトをチェックしてみてくださいね:http://www.macnica.co.jp

本実証実験に関するお問い合わせは、株式会社マクニカ スマートシティ&モビリティ事業部までどうぞ!