既存システムにAIを「外付け」!Kaizen Platformが新基盤を提供
AIを業務に組み込みたいけど、既存のシステム改修は大変だし、コストもかかる……。そんな悩みを抱えている企業は多いのではないでしょうか?
株式会社Kaizen Platformが、この課題をまるっと解決する新サービス「KAIZEN ENGINE for Extension」の提供をスタートしました! このサービスは、Chrome拡張機能を使うことで、既存の基幹システムやSaaSに一切手を加えることなく、業務画面上でAIを活用できるという、まさに画期的な仕組みなんです。

同社はこれまで、Webサイトのユーザー体験(UX)改善を1,400社以上もサポートしてきた実績があります。その中で培われたログ・A/Bテストの技術基盤「KAIZEN ENGINE」の思想を、今回は従業員体験(EX)へと拡張。業務上の操作ログ(EXログ)を蓄積・分析することで、AIによる業務改善のPDCAサイクルを高速に回せるようになります。既に複数の企業で先行導入も進んでいるとのことですよ。
AI活用を阻む「既存システム」の壁を乗り越える
労働人口減少とAI活用の必要性
近年、日本の企業は労働人口の減少と業務負荷の増大という大きな課題に直面しています。この状況を乗り越え、ビジネスを成長させていくためには、生成AIの実務活用がもはや必須要素となりつつありますよね。
しかし、多くの企業で業務の中核を担っている基幹システムやSaaSは、「改修コストが大きい」「他社製品だから手を入れられない」といった構造的な制約を抱えているケースがほとんど。そのため、AIを日々の業務にスムーズに組み込むことができず、現場では依然としてコピー&ペースト、複数画面の行き来、目視チェックといった手間のかかる作業が残ってしまっているのが現状です。
Kaizen Platformが提案する新しい解決策
Kaizen Platformは創業以来、Webサイトにたった1行のタグを設置するだけで、既存システムに手を加えることなくUXの実装・改善を可能にする技術基盤「KAIZEN ENGINE」を提供し、A/Bテストを通じた改善のPDCAを支援してきました。
しかし、業務システムやSaaSには「タグを入れる」こと自体が難しいという大きな壁がありました。この構造的な制約をどうにか乗り越えたい! そんな思いから開発されたのが、従業員が日常的に使うChromeブラウザにAIを「外付け」する「KAIZEN ENGINE for Extension」なんです。

これまでの課題と、KAIZEN ENGINE for Extensionによる解決策が分かりやすく図解されていますね。

「KAIZEN ENGINE for Extension」のすごい特徴
この新しいサービスには、業務改善に役立つ魅力的な特徴がたくさんあります。
既存システムに一切手を入れない、外付けのAI業務改善
「KAIZEN ENGINE for Extension」は、Chrome拡張機能のサイドパネルを利用します。これにより、業務画面上の情報を読み取ったり、要約・判定・文章生成といったAI機能を使ったり、さらには画面操作のアシストまで、既存システムを改修することなく実現できちゃいます。メンバー管理や使用量レポート機能、社内ドキュメントを参照するRAG基盤も標準装備されているので、導入後すぐに活用できるのが嬉しいポイントですね。
業務ログ(EXログ)を蓄積し業務リードタイムを可視化
Webサイトのアクセス解析と同じように、業務上の操作やAI機能の利用状況がログとしてしっかり蓄積されます。これにより、「どの工程にどれくらいの時間がかかっているんだろう?」といったことが定量的に把握できるようになります。施策導入の前後で生産性がどれだけ向上したかを継続的にトラッキングできるので、効果的な改善サイクルを回すことが可能になるんです。
Webサイト改善と同じ、業務の「A/Bテスト」
Kaizen Platformが得意としてきたA/Bテストの考え方を業務改善にも応用! 複数のオペレーションのやり方を並行して試して、どちらの生産性が高いかをEXログに基づいて検証できます。これによって、より良い「業務の型」へと改善を重ねていくことが可能に。成果が出ている進め方をAIのワークフローに組み込むことで、ハイパフォーマーの暗黙知を組織全体の標準として磨き続けることができるのは、まさにDXの理想形と言えるでしょう。
こんな業務でAIが活躍!幅広いユースケース
「KAIZEN ENGINE for Extension」は、「人がシステムに向かうあらゆる業務」がAI改善の対象になります。具体的なユースケースをいくつか見てみましょう。
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営業支援
顧客管理画面やCRM上でAIが顧客の状況を分析し、提案メールの文面作成、最適な商品プランニングの提示までをアシストしてくれます。既存顧客のリテンションやアップセル・クロスセルから新規提案まで、営業活動の全プロセスの生産性向上に貢献します。 -
レビューサイトのレビュー審査
投稿されたレビューを観点項目ごとにAIが審査し、修正提案までを自動化。目視チェックの工数を減らしながら、審査品質の向上も期待できます。 -
コールセンター・事務センターの応対支援
応対中の画面の横でAIが常駐し、問い合わせ内容の読解、マニュアルやナレッジの即時参照、回答文案の生成を支援。オペレーターさんの負担がぐっと軽くなりそうですね。 -
営業アシスタント・営業企画などの間接部門支援
見積・積算のスプレッドシート業務や、大量の発注書作成といった定型業務もAIがアシストしてくれます。 -
システム開発/制作における要件定義の支援
実際の業務画面を参照しながらAIが要件の整理・文書化をアシストし、要件定義のリードタイムを短縮します。 -
人材紹介・採用のマッチ度判定とスカウト生成
求人媒体上のレジュメと求人票をもとに、候補者とのマッチ度をAIが判定し、スカウト文面の生成・送信までをアシスト。採用業務の効率化にも一役買います。
人材紹介・採用のマッチ度判定とスカウト生成のユースケースでは、AIアシスタントがどのように活躍するのか、具体的な画面イメージで紹介されています。

約3ヶ月のプログラムでスモールスタートが可能!
「うちの業務でも使えるかな?」と気になった方、ご安心ください。このサービスは、約3ヶ月のプログラムでスモールスタートが可能です。

まずは改善したい業務と対象画面を策定し、約1〜1.5ヶ月で構築・利用を開始できます。その後は、EXログとA/Bテストに基づいて改善サイクルを回しながら、約3ヶ月かけて企業ならではの「新しい業務の型」を作り上げていくとのこと。最初は一つの業務・一つのチームから小さく始めて、成果を確認しながら対象業務を広げていけるのは、導入のハードルが低くて良いですね。
基幹システムやSaaSの制約でAI活用を諦めていた業務があるなら、ぜひ気軽に問い合わせてみてはいかがでしょうか。デモの紹介も可能だそうです。
- サービスに関するお問い合わせ・デモのお申し込み:https://kaizenplatform.com/contact
今後の展望:マーケティングと業務をAIで動かす基盤へ
Kaizen Platformは、これからも進化を続けていくようです。Webサイトには1行のタグで、業務システムには手を入れないブラウザ拡張で、そしてLINEをはじめとする各チャネルには最適な入口で──と、接点ごとに新しい体験を届けながら、それらの接点から得られるデータや処理を共通基盤「KAIZEN ENGINE」と「Kaizen AI Cloud」に統合していくとのこと。
顧客体験(UX)と従業員体験(EX)のデータを同じプラットフォームで扱い、システムと人の間を埋めるFDE(Forward Deployed Engineer)が現場に入り込みながら、人が手で回してきた施策の運用をAIへと引き継いでいく──。今あるツールやデータを捨てることなく、マーケティングと業務の双方をAIで動かす基盤を提供する会社として、事業全体を進化させていく展望を描いています。
株式会社Kaizen Platformについて
企業名:株式会社Kaizen Platform
設立:2017年4月(2013年8月創業の米国法人Kaizen Platform,Inc. から事業譲渡)
代表者:代表取締役 須藤憲司
URL:https://kaizenplatform.co.jp
所在地:〒108-0072 東京都港区白金1-27-6 白金高輪ステーションビル 10F
事業内容:企業のビジネス部門に伴走し、DXを加速するマーケティング&ITパートナーとして、顧客体験を改善する「攻めのDX」で事業成長を支援するソリューションを提供しています。