2026年1月のTikTok Shop日本市場サマリー:初のマイナス成長

2026年1月のTikTok Shop日本市場の月間GMV(流通取引総額)は、約56億円と推定され、前月の約60.2億円から約7%の減少となりました。これは、2025年7月のローンチ以降、初めてのマイナス成長です。
過去のGMV推移は以下の通りです。
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2025年7月:約4億円
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2025年8月:約12億円(前月比成長率 +201%)
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2025年9月:約20.7億円(前月比成長率 +73%)
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2025年10月:約22.1億円(前月比成長率 +6.8%)
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2025年11月:約36.4億円(前月比成長率 +68.4%)
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2025年12月:約60.2億円(前月比成長率 +65.4%)
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2026年1月:約56億円(前月比成長率 -7%)
このマイナス成長の背景には、いくつかの要因が考えられます。12月にはプラットフォーム主導の大規模な年末セールが実施されていたのに対し、1月は同規模のセールが少なかったことが影響したと推測されます。また、正月期間を中心に消費が一時的に縮小したことや、ライブ配信の実施本数が減少したことも、全体的な売上減少につながった可能性が高いでしょう。
他の主要な指標を見ると、販売数量は239.9万個と前月比+0.7%と微増。販売実績のある商品点数は15.9万個で、前月比+19.5%と大きく伸びています。これは、より多くの商品がTikTok Shopで販売されるようになったことを示唆しています。一方で、新商品数は200.7万個で前月比-2.8%、販売Sビデオ数(ショート動画)は20.1万本で前月比-73.5%、ライブコマース数は1.7万本で前月比-15.0%と、コンテンツ制作活動には調整局面が見られます。平均販売単価は2,334円で、前月比+0.19%とほぼ横ばいです。
商品価格帯別分布:1,000円〜1,500円が引き続き人気

商品価格帯別の分布を見ると、1月も「1,000円〜1,500円」の価格帯が全体の23.03%を占め、引き続き最も売れているゾーンとなりました。次に人気なのは「500円〜1,000円」(17.8%)、そして「2,000円〜3,000円」(15.36%)が続いています。前月と比較しても、1,000円〜1,500円の価格帯がさらに伸びており、手頃な価格帯の商品が消費者に選ばれやすい傾向が続いていることがわかります。
販売商品カテゴリー別TOP5:実用性・日常消費型カテゴリーが好調

2026年1月の販売商品カテゴリー別では、「美容・パーソナルケア」が44万個を売り上げ、前月比+8.4%と堅調な伸びを見せ、首位をキープしました。続く「おもちゃ・ホビー」も33.4万個で前月比+7.7%と成長を継続しており、実用性が高く、日常的に消費されるカテゴリーが市場を牽引していることがうかがえます。
一方で、年末商戦の反動が影響し、「食品・ドリンク」は24万個で前月比▲10.4%、「レディースファッション」は20.2万個で前月比▲17.6%と、それぞれ減少に転じました。「スマホ・デジタル機器」は21.6万個で前月比+1.9%と横ばい圏で推移しています。全体として、1月は高単価や季節需要型のカテゴリーから、日常的に使われる実用的なカテゴリーへと消費の重心がシフトした月だったと言えるでしょう。
また、上位カテゴリーではショート動画経由での流入比率が高く、動画を起点とした購買行動がTikTok Shopでしっかりと定着していることが確認できます。
販売流入経路:ショート動画と商品カードが安定した流入源に

販売流入経路を見ると、1月はライブ配信経由の販売が前月比▲5.3%と減少しました。これは、年末セール後の反動やライブ配信実施本数の減少が影響していると推測されます。しかし、ビデオ(カゴ付きショート動画)経由は84.9万個で前月比+1.4%、商品カード経由は146万個で前月比+0.7%と、いずれも堅調に推移しています。ライブ配信の減少を補う形で、ショート動画や商品カードからの販売が底堅く、TikTok Shopの流入構造がより安定型にシフトしている傾向が見られます。
アカウント別では、クリエイター連携アカウント経由の販売が78.1万個で前月比+1.3%、店舗自営アカウント経由が16.3万個で前月比+1.2%と、どちらも微増となりました。これは、販売チャネルの多様化と、各店舗が自社での運用を強化している動きが継続していることを示唆しています。
売れ筋商品/店舗ランキングTOP10:即決性の高い日用品が人気

1月の売れ筋商品ランキングでは、低〜中単価の日用品や実用小物が上位を占める安定した構造が見られました。特に、ストレス解消グッズ、インソール、スマホ関連アクセサリーなど、即決性の高い2,000円前後の価格帯の商品が好調です。12月のセール特需の反動もあり、伸び率にはばらつきが見られましたが、日常使いできる商品が強く支持されていることがわかります。
TikTokコマース分析ツール「FastMoss」とは?

今回ご紹介したデータは、中国の北京有楽今天科技有限公司が提供するTikTok Shopコマース分析ツール「FastMoss(ファストモス)」によるものです。このツールは、TikTok Shop内で「何が売れているのか」「誰が売っているのか」「どのように売っているのか」といった情報を瞬時に把握できる優れもの。
世界14カ国以上でサービスを展開し、累計200万人以上のユーザーに導入されています。主に中国企業(越境EC事業者)やアメリカ、東南アジアを中心に利用されており、売上拡大のための戦略策定に不可欠なあらゆるデータ指標を可視化します。
株式会社ライブコマースは、2025年7月16日に日本初の正規販売代理店となるプレミアムパートナーに認定され、このサービスの提供を開始しています。
FastMossツール導入プランと特典
FastMossの導入プランと価格は以下の通りです(2026年1月時点の年間契約時における月額単価)。
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Basic:5,600円/月〜
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Pro:7,200円/月〜
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Ultimate:10,000円/月〜
さらに、株式会社ライブコマース経由で申し込むと、以下の特典が受けられます。
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サイト公開割引価格よりさらに10%オフで提供
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FastMoss日本語利用マニュアル・ガイドブック 無料進呈
また、お問い合わせ特典として、通常Basic版の試用期間が「PRO版の7日間無料利用特典」として提供されています。クレジットカード連携不要で試せるので、興味のある方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。
無料トライアルはこちらから:
https://www.fastmoss.com/dashboard?refCode=LC0801
お問い合わせ先
サービス詳細や金額に関するお問い合わせ、その他ご質問は、下記まで気軽にお問い合わせください。
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会社問い合わせフォーム:https://live-commerce.co.jp/contact
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FastMoss導入サポート担当 高橋 E-MAIL:info@live-commerce.co.jp
株式会社ライブコマースについて

株式会社ライブコマースは、株式会社ベクトル傘下のTikTokコマースに特化した子会社です。TikTok Shop運営事業、ライブコマース事業、キャスティング事業、越境EC事業を展開しています。
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会社名:株式会社ライブコマース
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住所:東京都港区赤坂4-15-1 赤坂ガーデンシティ 17F
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設立:2025年4月
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代表者:森 勇気
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資本金:50百万円
TikTok Shop日本市場は、初のマイナス成長を経験しましたが、これは市場が成熟期に向かう上で一時的な調整局面と見ることもできるでしょう。今後、どのような戦略で成長を再加速させていくのか、引き続き注目が集まります。