「模型の世界首都」静岡市から発信する、プラモデルの奥深き物語
静岡市は、日本国内におけるプラモデルの出荷額で全国No.1を誇り、なんと国内シェアの86%を占める「模型の世界首都」なんです。まさに「プラモデル」は、静岡市が世界に誇る地場産業。今回の「模型の裏側展」では、そんなプラモデルが製品としてお店に並び、私たちの手に渡るまでの、知られざる背景や物語を、さまざまな角度から紐解いていきます。
匠宿で初めてとなる大迫力のインスタレーションをはじめ、模型メーカー各社が全面協力した展示企画、期間限定の工芸体験や物販、さらには限定ドリンクメニューまで、五感をフル活用して楽しめるコンテンツが盛りだくさん。家族や友達と、または一人でじっくりと、まるで社会科見学に来たかのように楽しめる、知的エンターテインメントが待っています。
※「プラモデル」は日本プラモデル工業協同組合所有の登録商標です。
映像・展示・体験・物販・飲食で「プラモデルができるまで」を体感!
「『未完成だけど完成品』ができるまでの、モノがたり。」
これが今回の展示のコンセプトです。パッケージされた部品を、組み立て説明書を見ながら完成させるプラモデル。一見すると簡単な作業に見えるかもしれませんが、この「未完成」の「完成品」が作られるまでには、想像を超えるほどの「手仕事」が積み重ねられているんです。
製作の裏話や作り手のこだわり、そして静岡市でなぜプラモデル産業がこんなにも盛んになったのか、その理由まで。「模型の世界首都」だからこそ見せられる「裏側」が、映像、展示、体験、物販、飲食といった多様な方法でコンテンツ化されています。見て、知って、体験して、社会科見学気分でプラモデルの世界を深く探求できること間違いなしです!

匠宿初のインスタレーション!工場を“体感”する没入型映像体験
プラモデルが完成するまでには、いくつもの工程と、多くの人の手が関わっています。今回の展示では、工場や事務所に流れる空気感を、実際の製作現場で収録された音と映像を元に、インスタレーションとして再構築!6Kパノラマ映像と超高性能音響機材を駆使し、圧倒的な没入体験が届けられます。
会場では、通常の展示とは一線を画す3面マルチプロジェクション上映システムで映像作品が展示されます。視界の270度すべてが映像で満たされるため、まるで本当に工場の中にいるかのような臨場感を匠宿で体験できるでしょう。

このインスタレーションを担当したのは、今回の「模型の裏側展」のために結成された特別なデジタルクリエイティブチーム。東京を中心に、クリエイティブディレクター、カメラマン、CGアニメイター、データ解析、オーディオコンポーザー、メディアアーティスト、バンドマン、カタリスト、プログラマー、事業開発、専門学校講師、XR撮影、AI実装など、多様なジャンルで第一線で活躍する4名のクリエイターが、プラモデルへの深い愛を存分に発揮し、プログラミング×映像×音響によるメディアアートを実現したとのことです。
普段は知ることができない「プラモデルが生まれるまで」を展示
常設展示場では、模型が作られるまでの各工程が丁寧に解説されます。プラモデルへのこだわりが詰まった作り手の声も紹介されており、普段は聞くことのできない貴重な話に触れることができます。原画や設計資料、普段は目にすることのない端材・廃材など、本邦初公開となる品々も登場する予定です。さらに、株式会社タミヤ監修による「模型工房」でも、この時だけの特別な展示が予定されています。プラモデルの設計から製造までの流れを、貴重な資料と共に深く知ることができるでしょう。
模型メーカー3社にちなんだスペシャルな工芸体験
「駿府の工房 匠宿」といえば、気軽に伝統工芸体験ができることで有名ですよね!今回の展示では、静岡を代表する模型メーカー3社にちなんだ、特別な工芸体験が各種用意されています。この期間でしか作れないスペシャルアイテムを、自分の手で作り出すことができますよ。

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タミヤ×お茶染め: お馴染みのタミヤのツインスターロゴをあしらった、シックなお茶染め抜染ミニトートです。日常使いにもぴったりな、おしゃれなアイテムが作れます。

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アオシマ×ステンシル: カラフルで楽しいステンシル体験!アオシマのロゴだけでなく、今回オリジナルの模型絵柄も用意されています。自分だけのオリジナルデザインのバッグやTシャツを作ってみるのも楽しいですね。

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ハセガワ×漆のタンブラー: 漆塗りの紙に色粉をまぶして作るタンブラー。ハセガワのロゴマークを大胆にあしらった、実用的で美しい工芸品を制作できます。漆の深みと模型メーカーのロゴが融合した、ユニークなアイテムです。

模型キットやグッズも販売!
施設内外のショップや施設では、模型関連の商品が販売されます。「静岡にまつわる題材」の模型キットの他、各メーカーのオリジナルグッズも販売予定です。展示や体験で得た感動をそのまま自宅に持ち帰り、プラモデルの世界にさらに浸ることができるでしょう。
※企画内容は予定であり、予告なく変更となる場合がございます。最新情報は匠宿公式HPや公式Instagramでご確認ください。
プラモカラーの限定ドリンク(※7/1(水)〜)
カフェ「HACHI & MITSU」では、静岡模型教材協同組合のロゴをイメージした、青×赤の配色が目を引く限定ドリンクが登場します。ブルーハワイ風味の鮮やかなブルードリンクに、バニラアイスクリームとさくらんぼがトッピングされた、夏らしく爽やかな一杯です。見た目も涼しげで、展示を楽しんだ後の休憩にぴったりですね。
※ドリンクの提供は7月1日(水)からとなりますのでご注意ください。
「模型の世界首都・静岡」とは?その歴史と文化
なぜ静岡市が「模型の世界首都」と呼ばれるのでしょうか?そこには、タミヤ、青島文化教材社、ハセガワといった世界的な模型メーカーが本社を置いているだけでなく、周辺には金型、成形、印刷、箱詰めといった工程を担う中小企業が密に連携し、強固なサプライチェーンを構築しているという背景があります。
この発展は決して偶然ではありません。江戸時代初期に徳川家康公によって全国各地から優秀な職人が多く招聘されたことで、伝統工芸の職人技術が根付き、ものづくりの素地が培われました。また、木材加工業を盛んにした豊かな自然と地形、清水港の物流機能など、さまざまな要素が複雑に絡み合い、この産業と文化が育まれてきたのです。

静岡市では、「模型の世界首都・静岡」のスローガンのもと、行政と模型業界が連携して「ホビーのまち静岡推進事業」を展開しています。市の指定管理者として「駿府の工房 匠宿」を運営する株式会社創造舎にとって、今回の「模型の裏側展」は、地元の模型メーカー各社や組合と連携し、静岡に今も息づくものづくりの精神を、より立体的かつ多角的に伝える絶好の機会となるでしょう。
本展「模型の裏側展」は、後期企画展も予定されており、7月17日(金)からは、同エリア内の新設施設「OMOYA Gallery」にて、「模型の邂逅」展が開催されます。約2ヶ月間にわたり、匠宿一帯が模型一色に染まるこの機会に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。静岡のものづくりの新たな一面を見て、知って、感じて、体験して、その奥深さや本質的な価値を味わってみてください。
「ホビーのまち静岡」について、もっと詳しく知りたい方は、ホビー推進協議会静岡の公式HPをご覧ください。
ホビーのまち静岡とは
「駿府の工房 匠宿」ってどんなところ?
「駿府の工房 匠宿」は、1999年4月に開業した静岡市の伝統工芸体験施設です。2021年に建築設計業の株式会社創造舎が指定管理者となり、「歴史と未来を結ぶ場所」をコンセプトに22年ぶりにリニューアルされました。第一線で活躍する職人が工房長を務め、駿河竹千筋細工、陶芸、藍染、お茶染め、木工指物、漆などの様々な工芸体験ができる工房が揃っています。また、地元で長年愛された和菓子屋の味を受け継いだ「蓬きんつば ときや」や、地元養蜂場の蜂蜜を使ったカフェ「HACHI & MITSU」も敷地内にオープンし、伝統工芸体験だけでなく、飲食やショッピングも楽しめる複合型施設へと進化しました。

さらに、より多くの人が伝統工芸に触れるきっかけを提供するため、周辺地域との連携・協力のもと、工房敷地外にも様々な施設がオープンしています。空き家だった古民家をリノベーションし、客室内に静岡の工芸品を設えた「工芸ノ宿 和楽」や、愛犬と一緒に宿泊できる「1HOTEL(ワンホテル)」、立派な梁などの木材を移築して手組みの丸太工法で組み上げた入浴・サウナ施設「ふきさらし湯」など、既存の建物を活用しながら、建築会社として培ってきた技術と知見を活かしてリノベーションにより作り上げられました。
このエリア(静岡市駿河区丸子泉ケ谷地区)を100年先の未来にも手仕事とその担い手を繋いでいくための一大拠点とすべく、ものづくり体験の提供を通して工芸職人の後継者候補の輩出を目指しているとのことです。伝統と革新が融合した、魅力あふれる施設ですね。
「模型の裏側展」開催概要

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名 称:「模型の裏側展」
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会 期:2026年6月19日(金)〜8月17日(月)
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時 間:9:30~17:30 ※会場によって異なります
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会 場:「駿府の工房 匠宿」(静岡市駿河区丸子3240-1)、および周辺施設(匠宿エリア)
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映像:「匠宿伝統工芸館」
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展示:常設展示場、模型工房
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体験:工房「竹と染」(染)、工房 「木と漆」(漆)、模型工房
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物販:「コトコトSTORE」「吾作商店」、模型工房
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限定ドリンク提供:カフェ「HACHI & MITSU」
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参加方法:入場無料、予約不要(自由鑑賞)
- ※工房での工芸体験など一部有料コンテンツあり。体験に関しては受け入れ人数に上限があるため、事前予約をおすすめします。
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運営組織:
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主催:「駿府の工房 匠宿」(株式会社創造舎)
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監修・協力:株式会社青島文化教材社
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協力:株式会社タミヤ / 株式会社ハセガワ
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後援:静岡特産工業協会 / 静岡産業振興協会
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協賛:株式会社静岡AVセンター / 株式会社近藤リース
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アクセス
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お車でのご来場方法
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静清バイパス利用 丸子IC出口より東へ200m
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東名高速道路利用 静岡ICから約7km、約15分
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東名高速道路利用 焼津ICから約15km、約30分
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東名高速道路利用 新静岡ICから約15km、約20分
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東名高速道路利用 静岡スマートICから約9km、約16分
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バスでのご来場方法
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JR静岡駅北口7番線のりば しずてつジャストライン
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中部国道線 藤枝駅前行き乗車 吐月峰駿府匠宿入口(とげっぽうすんぷたくみしゅくいりぐち)にて降車、徒歩約5分。
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関連リンク
最後に
プラモデルの魅力は、単に組み立てる楽しさだけではありません。そこには、長い歴史と職人の技、そして地域全体の協力が詰まった、奥深い「ものづくり」の物語があります。今回の「模型の裏側展」は、その物語を五感で感じられる貴重なチャンスです。
静岡市が誇る「模型の世界首都」の真髄を、ぜひ「駿府の工房 匠宿」で体験してみてください。きっと、新しい発見と感動があなたを待っていることでしょう!