ProTechOneってどんなイベント?

「ProTechOne(プロテックワン)」は、ITエンジニアが知っておくべき業界の動向を「学び、語り合う」ためのイベントです。もともとは2014年にPE-BANK所属のプロエンジニア向けにスタートしたフォーラムが母体となっています。それが2022年からは、より多くのITエンジニアが参加できるよう、オープンイベントとしてリニューアルされました。

AI技術をはじめとする技術革新が目覚ましい現代において、エンジニアを取り巻く環境は常に変化しています。このイベントでは、そんな変化を味方につけ、自身のキャリアを主体的に広げていくための「学び」と「気づき」を提供することを目指しています。

ITフリーランスエンジニアをサポートする専門エージェントであるPE-BANKは、現場の開発ニーズや技術トレンドの変遷に長年寄り添ってきました。その豊富な知見を活かし、「長く・広く・自分らしく活躍できる未来」をテーマにした、充実したコンテンツが提供されることでしょう。

タイムテーブルと注目の講演内容をチェック!

今回の「ProTechOne 2026」では、AI、メタバース、キャリアといった多岐にわたるテーマで、業界を代表する方々が登壇します。気になる講演をいくつかピックアップしてご紹介しましょう。

11:40~12:25 AIに代替されるフリーランス、AIを操りチームを導くリーダー。運命を分ける『AI-DLC』とインテントマネジメント

このセッションでは、Claude Codeのようなコーディングエージェントの台頭により、「ただ設計やコードを書けるだけ」のエンジニアが直面するであろう厳しい現実からスタートします。そして、このAI時代を生き残るための具体的な戦略が解説されます。AIがリードするソフトウェア開発ライフサイクル「AI-DLC」を理解し、人間に残される唯一の役割である「インテントマネジメント(意図の管理と指揮)」を習得することで、AIを駆使し、チームの成果を最大化する次世代のリーダーになるための実践的なアプローチが伝えられます。

登壇者は、株式会社ジェネラティブエージェンツ 取締役COOの吉田 真吾氏。ChatGPT Community(JP)やLangChain Community(JP)などを主催し、LLMやサーバーレスの普及に尽力されている方です。共著書には「AWS生成AIアプリ構築実践ガイド」(日経BP)、「ChatGPT/LangChainによるチャットシステム構築[実践]入門」(技術評論社)など、多数の専門書があります。その知識と経験から語られる内容は、きっと参加者の皆さんの今後のキャリアに大きな影響を与えることでしょう。

吉田 真吾氏

12:35~13:20 エンジニアの未来のキャリアと働き方 ─ AI・DX・新規事業・人材育成の現場から見えてきた選択肢

AIをはじめとするIT技術が秒単位で進化する中、エンジニアは今、何を身につけるべきなのでしょうか?かつて「安定」とは、時代の変革に左右されない技術やノウハウを習得することとされていました。しかし、AIによってすべてが変革している今、ビジネスや業務の視点の重要性は高まり、自らのテクノロジーに裏打ちされた新規事業の開発能力などを高めていく必要があるのかもしれませんね。

このセッションでは、そうしたマインドセットを持つためのヒントと、その実践法が届けられます。

登壇者は、株式会社BeeS 代表取締役社長 エバンジェリストの古宮 浩行氏。大手ITベンダーの事業責任者として40年にわたり、インターネット、AI、ERP、DX推進といった新規事業の立ち上げと育成に注力してきました。多くのベンチャー育成や大学での講師も務めるほか、一般社団法人情報サービス産業協会でナショナルトレーニングセンターのメンターリーダーも務めるなど、幅広い分野で活躍されています。その豊富な経験から語られるキャリア論は、非常に示唆に富んでいることでしょう。

古宮 浩行氏

14:00~14:45 AIエージェントビルダーになろう ─ Claude Codeではじめる、じぶんのAIエージェントの育て方

AIがコードを書き、資料を作成し、テストまで実行する時代が到来しています。便利なツールとしてAIを「使う」段階は、もうすでに始まっていると言えるでしょう。では、その次は何が来るのでしょうか?

本講演では、コーディングエージェント「Claude Code」を例に挙げ、AIエージェントを自分の業務に合わせて「育てる」ための考え方と実践方法が伝えられます。AIを「使う人」から「育てる人」へとステップアップするための、特別なフレームワーク知識は不要なのだとか。ターミナルが使えるエンジニアであれば、今日からすぐに始められる実践的な内容が期待できます。

登壇者は、株式会社ジェネラティブエージェンツ 代表取締役CEOの西見 公宏氏。事業会社の顧問CTOとしてソフトウェア開発のスペシャリストとして活躍されており、AIエージェントを経営に導入することで、あらゆる業種業態の生産性向上に尽力されています。著書に「その仕事、AIエージェントがやっておきました。――ChatGPTの次に来る自律型AI革命」(技術評論社)などがあり、Software Design誌では「実践LLMアプリケーション開発」を連載中です。

西見 公宏氏

14:55~15:40 AMD EPYCが支えるデータセンター革新と、AMD Ryzen AIがもたらすLocal AIの拡張

AIの急速な普及により、IT基盤の競争力は計算性能だけでなく、電力効率と持続性によっても左右される時代になっています。本講演では、高性能と低消費電力を両立するAMD EPYCプロセッサが、ハイパースケーラーや仮想化、製造業、HPC分野でなぜ支持されているのか、その理由が解説されます。さらに、Copilot+ PCに代表されるAMD Ryzen AIプロセッサが、CPU・GPU・NPUを活用したLocal AIをどのように加速させ、クラウドとローカルを横断したAI活用をどのように実現していくのか、その将来像が紹介される予定です。

登壇者は、日本AMD株式会社 コマーシャル営業本部 セールスエンジニアリング マネージャーの関根 正人氏。AMDでのキャリアは18年にも及び、クライアントPC、組込み機器プロセッサ、サーバプロセッサ、データセンターGPUと、幅広いAMD製品の技術サポートに従事されてきました。近年ではAMDコマーシャル製品のスポークスパーソンも務められています。ハードウェアの進化がAIの未来にどう影響するか、興味深い内容になりそうですね。

関根 正人氏

15:45~16:30 フィジカルAI入門 — エンジニアが今、知っておきたいこと

本講演では、フィジカルAIの基本的な概念と最新の動向が分かりやすく解説されます。そして、この新たな潮流がソフトウェア開発やシステム設計の現場にどのような影響を与えるのかが具体的に考えられます。「自分の仕事はどう変わるのか」「これから何を学び、何に備えればよいのか」——そうしたエンジニアの皆さんの疑問に対し、ヒントを探るセッションとなるでしょう。

登壇者は、クラスター株式会社 代表取締役CEOの加藤 直人氏。京都大学理学部で宇宙論と量子コンピュータを研究後、約3年間の引きこもり生活を経て、2015年にVR技術を駆使したスタートアップ「クラスター」を起業されました。2017年には大規模バーチャルイベントを開催できるVRプラットフォーム「cluster」を公開し、現在は好きなアバターで友達と集まったりオンラインゲームを投稿して遊んだりできるメタバースプラットフォームへと進化させています。2018年にはForbes JAPANの「世界を変える30歳未満30人の日本人」に選出され、2022年、2023年には「日本の起業家ランキング」のTOP20に2年連続で選出されるなど、その活躍は多岐にわたります。著書に『メタバース さよならアトムの時代』(集英社/2022年)があります。メタバースの最前線で活躍する方からのフィジカルAIの視点は、きっと新しい発見をもたらしてくれるはずです。

加藤 直人氏

16:40~17:55 【基調講演】最先端技術は、個人のキャリアをどう変えるのか ─ XR・Vision Pro時代に、フリーから活動領域を広げたプロセス

イベントの締めくくりは、VRアーティストのせきぐち あいみ氏による基調講演です。最先端技術が個人のキャリアにどのような変化をもたらすのか、そしてXR・Vision Pro時代において、フリーランスという立場からどのように活動領域を広げていったのか、そのプロセスが語られます。

せきぐち あいみ氏は、2016年よりVR技術を用いた立体的なライブペインティングを確立し、世界13か国で制作・パフォーマンスのオファーを受けるなど、国際的に活躍されています。身体性・テクノロジー・日本文化を融合させ、空間を行き来しながら描く独自のスタイルは、多くの人々を魅了してきました。2021年にはForbes JAPAN 100に選出され、ドバイ政府認定アーティストでもあります。VRアートのパイオニアである彼女の経験談は、エンジニアの皆さんのクリエイティブなキャリア形成に、大きな刺激を与えることでしょう。

せきぐち あいみ氏

開催概要

「ProTechOne 2026」は、オンラインで手軽に参加できる無料イベントです。この機会に、未来のテクノロジーとキャリアについて深く考えてみませんか?

  • イベント名称: ProTechOne(プロテックワン)2026

  • 開催日時: 2026年6月13日(土)11:30〜18:00

    • ※前夜祭が6月12日(金)に開催されます。
  • 会場: メタバース(cluster)

  • 参加費: 無料

  • 主催: 株式会社PE-BANK

  • イベント特設サイト:

協賛・後援企業・団体

このイベントは、多くの企業や団体に支えられています。

協賛

協賛企業ロゴ

  • 日本AMD株式会社

  • Linux Professional Institute 日本支部

  • PE共済会

  • Qiita株式会社

  • Direct type

  • 株式会社CyberACE

  • 異業種データサイエンス研究会

後援

後援団体ロゴ

  • 全国ソフトウェア協同組合連合会

  • 首都圏ソフトウェア協同組合

  • 一般社団法人ITフリーランス支援機構

  • 全国高等学校AIアスリート選手権大会「シンギュラリティバトルクエスト」

主催企業について

株式会社PE-BANK

株式会社PE-BANKは、1989年に協同組合として発足しました。「ITフリーランスの社会的地位が、より一層高まる社会を創り上げる。」をミッションに掲げ、国内最古参のITフリーランスエンジニアエージェント事業を展開しています。30年以上にわたり、企業とエンジニアをつなぐ役割を担ってきました。PE-BANKのシンボルマークは、3つのさくらんぼがモチーフで、「企業が求める人材を、エンジニアが求める仕事を」という使命と、三者の良好な関係性、パートナーシップを表現しているそうです。

株式会社MCEAホールディングス

MCEAホールディングスロゴ

MCEAホールディングスグループは「人とビジネスの可能性を最大化する」という理念のもと、株式会社PE-BANK、システム開発を行うアスノシステム株式会社、そしてグループの形成支援と経営推進を担う株式会社MCEAホールディングスの3社からなる組織です。1989年5月に15名のITフリーランスが立ち上げた「首都圏コンピュータ技術者協同組合」をルーツとし、共存共栄の精神を大切にしながら、今後も社会から求められる価値ある企業となるよう取り組んでいくとのことです。

まとめ

「ProTechOne 2026」は、ITエンジニアが未来を生き抜くために必要な知識や視点、そしてキャリアのヒントを得られる貴重な機会となるでしょう。AIやメタバースといった最先端技術がどのように私たちの仕事や生活を変えていくのか、第一線の専門家たちの話を聞くことで、きっと新たな発見があるはずです。無料で開催されるオンラインイベントなので、ぜひ気軽にメタバース空間に足を運んでみてはいかがでしょうか。未来のエンジニア像を一緒に描き、新たな一歩を踏み出すきっかけにしてくださいね!