KADOKAWAが提供する「CSP」ってどんなプログラム?
まずは、今回の提携の鍵となるKADOKAWAのYouTubeMCN「CSP(クリエイターサポートプログラム)」について、もう少し詳しく見ていきましょう。
「CSP」は、YouTubeが提供するMCN(マルチチャンネルネットワーク)機能と、KADOKAWAが独自に開発した二次利用の管理・収益分配システムを組み合わせたサービスで、2022年3月から提供されています。MCNというのは、複数のYouTubeチャンネルと提携し、視聴者開拓やコンテンツプログラミング、クリエイターのコラボレーション、デジタル著作権管理、収益化、営業など、様々なサービスを提供するサードパーティサービスプロバイダのこと。YouTubeのヘルプページでも詳しく説明されていますよ。
- YouTubeヘルプ: MCNとは
KADOKAWAはこのCSPを通じて、クリエイターや権利者の皆さんが、新たな収益やPRの機会を得られるように支援しています。KADOKAWAグループのコーポレートミッションは「世界の才能と、感動をつなぐ、クリエイティブプラットフォーマーへ」。このミッションのもと、自社のアニメ(一部)やクリエイターのコンテンツなどの著作物(IP)の二次利用を許諾し、世界中で「創作の連鎖」が生まれることを目指しているんです。これは、クリエイターにとって非常に心強いサポートですよね。
現在、CSPはVTuberやストリーマーといった国内外のクリエイターをはじめ、アニメ公式チャンネルや切り抜きチャンネルなど、幅広いYouTubeチャンネルで利用されています。その利用チャンネル数は780チャンネル以上、累計チャンネル登録者数はなんと6,800万人以上(2026年3月末時点)にものぼるそうですよ!すごい規模ですね!

VEXZとAceeeZのアーティストがCSPで何をする?
今回の取り組みでは、まずVEXZがプロデュースするプロダクション「AceeeZ」が「CSP」に加入し、その機能を活用するところからスタートします。AceeeZは「全員、切り札。」をキャッチコピーに掲げる新星Vtuberプロダクションで、「音楽×世界観×バーチャル」をコンセプトに、音楽アーティスト活動を軸にしながら、その世界観をバーチャルで拡張していくことを目指しています。
VEXZが長年培ってきたノウハウと制作力を活かし、アーティストの魅力を最大限に引き出す活動を展開しています。
AceeeZに所属するアーティストは、まさに「切り札」揃い!
〈ACE〉
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まりなす
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LiLYPSE
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アイデス
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現想少女らぶぱにっ!
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プルートイド
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スーパー・アブソリュート・デス子。
〈JOKER〉
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ぶいごま
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綺羅星ぺんた
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VJ KOO
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その他
今回のCSP利用開始によって、活動歴8年のベテランVTuber「まりなす」を筆頭に、ニコニコ動画でもおなじみの足太ぺんたさんのバーチャルな姿である「綺羅星ぺんた」さんも加わり、より具体的に取り組みを進めていくとのこと。ゲーム実況や歌ってみた動画、アニメのパロディなど、これまで以上にクリエイティブなコンテンツがきっとたくさん生まれることでしょう!ファンとしては、新しい動画や配信が今から楽しみでなりませんね!
VTuberに特化した新しいサポートプログラムの構築へ
今回の提携のもう一つの大きなポイントは、KADOKAWAの「CSP」の機能をベースに、VEXZが8年間の運営で蓄積してきたVTuberに関するノウハウや、VTuberに特化した制作力、イベント開発力を掛け合わせることで、VTuberたちの活動がさらに強化されるサポートプログラムの構築を目指している点です。

これは、単に著作物の二次利用を許可するだけでなく、VTuber特有の活動スタイルやニーズに合わせた、よりきめ細やかなサポートを提供しようという試みです。例えば、バーチャル空間でのイベント企画や、最新の技術を活用した表現方法の提案など、VTuberならではの強みを最大限に引き出すための支援が期待されます。きっと、これまで以上に多様で魅力的なVTuberコンテンツが世に送り出されることになるでしょう。
この新しいサポートプログラムの構築は、VTuber業界全体にとっても非常に大きな意味を持つはずです。著作権の課題は、クリエイターが活動を広げる上で常に付きまとう問題ですが、CSPのようなプログラムがそれをクリアにすることで、多くのVTuberが安心して、そして自由に創作活動に打ち込める環境が整います。そして、VEXZの持つ「バーチャルならではの表現で新たな感動や熱狂を創出する」という哲学と、KADOKAWAの「創作の連鎖」を目指すビジョンが融合することで、VTuber文化のさらなる拡張と発展に繋がるに違いありません。
VEXZってどんな会社?その実績を深掘り!
今回のタッグを組むVEXZは、VTuber業界において非常に重要な役割を担ってきた企業です。彼らは8年間のVTuber運用実績と6年間の興行制作の知見を活かし、バーチャルコンテンツの企画から制作、運用までを一気通貫で手掛けることで、バーチャルならではの表現で新たな感動や熱狂を創出し、バーチャルエンタテインメント事業の最大化を目指しています。
その実績は多岐にわたります。例えば、AceeeZ所属のダンス&ボーカルユニット「まりなす」や「LiLYPSE」のプロデュースを手掛けるだけでなく、大型VTuber音楽フェス「Life Like a Live!(通称:えるすりー)」や「Virtual Music Award(通称:ブイアワ)」の主催・制作も行っています。これらのイベントは、多くのVTuberファンにとって年に一度の楽しみであり、バーチャルアーティストたちの活躍の場を大きく広げてきました。
さらに、先ほども触れた体験型博覧会「VTUBER EXPO 2026」の幹事を務めるなど、VTuber文化の拡張を推進する中心的な存在と言えるでしょう。VEXZの公式サイトでは、彼らのこれまでの活動やビジョンについて詳しく見ることができますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
- VEXZ公式サイト: https://vexz.co.jp/
VTuber業界の未来がさらに面白くなる!
今回のVEXZとKADOKAWAの強力なタッグは、VTuber業界に新たな風を吹き込むこと間違いなしです。著作物の二次利用がスムーズになることで、VTuberの皆さんのクリエイティブなアイデアがより自由に、そしてスピーディーに形になることでしょう。これは、ファンにとっても、より多様で魅力的なコンテンツに触れる機会が増えることを意味します。
KADOKAWAのCSP担当者は、「素敵なサービスがVTuberの皆様へお届けできるよう、企画、開発を進めて参ります」とコメントしています。この言葉からも、今回のプロジェクトにかける熱意が伝わってきますね。KADOKAWAのCSPに関する最新情報は、X(旧Twitter)でも発信されているので、ぜひフォローしてチェックしてみてください!
- KADOKAWA「CSP」X(旧Twitter): https://twitter.com/CreatorSupportP
バーチャルエンタテインメントの可能性は無限大です。VEXZが培ってきたVTuber運用のノウハウと、KADOKAWAが持つコンテンツ力・クリエイターサポートの仕組みが融合することで、きっとこれまでにない新しいVTuber像や、バーチャルコンテンツの楽しみ方が生まれてくるはずです。これからのVTuber業界の発展から、ますます目が離せませんね!