“資源を持たない国”から“資源を制する国”へ!

日本は天然資源に乏しい国として知られていますが、その一方で、世界トップレベルの技術力を持つ「素材・材料・部品」産業が、日本のものづくりを支えてきました。しかし、この重要な産業も、熟練技能の属人化、新素材開発の長期化、知財競争の激化、ESG/GX対応の遅れ、そして部門間のデータ分断といった、様々な構造的課題に直面しています。

これらの課題は、日本の産業全体の“喉元”に関わる喫緊のテーマと言えるでしょう。AIデータ社は、これらの課題をAIとデータの力で解決し、日本が「資源を持たない国」から「技術で資源を制する国」へと転換するための道筋を探ります。

AIエージェント X AXフォーラム Apr ~マテリアル~

マテリアル業界が抱える深刻な課題

このフォーラムで議論される主な課題は、日本の産業競争力に直結する重要なものばかりです。

  • 熟練技能の属人化: 長年培われてきたベテラン技術者の貴重な知見が、個人の経験に依存しすぎており、若手技術者への継承が困難になっています。これは、技術力の持続的な発展を阻害する大きな要因です。

  • 開発期間の長期化: 新しい素材や材料の開発には、しばしば10年以上の長い年月が必要とされます。このスピードの遅さが、国際的な競争において日本を劣勢に立たせてしまう可能性があります。

  • 知財競争の激化: 中国や米国といった国々との特許出願競争は日々激しさを増しています。日本企業が競争優位を保つためには、戦略的な知財管理が急務となっています。

  • ESG・GX対応の遅れ: 環境・社会・ガバナンス(ESG)への配慮や、グリーン・トランスフォーメーション(GX)への対応は、もはや企業の存続に不可欠です。トレーサビリティの確保や低炭素設計への取り組みが不十分な現状は、早急な改善が求められています。

  • データ分断: 研究開発、製造、品質管理といった各部門で生成されるデータが、それぞれ独立して管理され、部門間で連携が取れていないケースが多く見られます。これにより、データに基づいた統合的な最適化や効率化が進みにくい状況です。

これらの課題は、マテリアル業界だけでなく、日本の製造業全体が直面している共通の課題とも言えるでしょう。AIとデータを活用することで、これらの課題をどのように乗り越えていくのか、本フォーラムでは具体的な解決策が提示されることに期待が高まります。

業界リーダーが語るAI活用の最前線

今回のフォーラムでは、住友金属鉱山株式会社、株式会社クロスアビリティ、ダイキン工業株式会社といった、マテリアル業界を牽引する企業や、研究の第一線で活躍する専門家が多数登壇します。各セッションでは、それぞれの立場からAI活用の具体的な事例や、未来への展望が語られる予定です。

フォーラムアジェンダのハイライト

1. フォーラムオープニング

2. セッション1:AOSグループ代表 佐々木 隆仁氏による基調講演
「”資源がある国”が勝つのではなく、資源を確保できる国が勝つ時代 『資源安全保障 × サプライチェーン参謀OS』国家構想とは」

佐々木氏は、半導体、EV、風力、航空宇宙、防衛といった現代産業の“喉元”を守るのが、工場ではなく「材料」であると強調します。AI Materials on IDXとTokkyo.AIを組み合わせた「資源安全保障 × サプライチェーン参謀OS構想」を通じて、資源リスクを技術で代替する日本の未来像を提示します。これは、日本の産業が持続的に成長するための根幹となる考え方と言えるでしょう。

3. セッション2:城西大学理学部化学・生命科学科 教授 寺前 裕之氏による講演
「研究者から見たMaterial Informatics/Chemoinfomaticsの問題点と将来性について」

分子軌道法による電子状態理論の研究からMaterial Informatics(MI)やChemoInformatics(CI)へと研究領域を広げた寺前教授が、機械学習を応用して化学物質の物性を予測する研究について報告します。研究者の視点から、MI/CIが直面する課題と、今後の発展可能性について深く掘り下げた内容となるでしょう。

4. セッション3:AIデータ株式会社 取締役CTO 志田 大輔氏による講演
「AI Materials on IDX=内部統合、Tokkyo.AI=外部競争の知財、2レイヤーモデルと7参謀で日本の資源安全保障を再設計」

志田氏は、日本政府が重点を置く17分野の基盤となる鉱物の大半が輸入に依存している現状を指摘し、重要鉱物が国家安全保障そのものであると強調します。AI Materials on IDXとTokkyo.AIを組み合わせることで、調達の高度化、供給危機の回避、代替材料の創出、知財戦略による産業保護、そして国際サプライチェーンの安定化を実現し、日本が「資源を持たない国」から「資源を制する国」へと転換するための「国家参謀OS」の必要性を訴えます。これは、日本の産業が世界で戦い続けるための具体的な戦略となるでしょう。

5. 名刺交換タイム

6. セッション4:株式会社クロスアビリティ 代表取締役社長・共同創業者 古賀 良太氏による講演
「Materials Informatics(MI)のデータ作成としても活用される計算化学ソフトウェア業界の自立したエコシステム構築の事例と成功方法」

古賀氏は、MI分野で活用される計算化学ソフトウェアの重要性に着目。国産開発の計算化学ソフトウェア「Winmostar」の開発・販売を手がけるベンチャー企業が、いかにして産官学連携による自律的な開発体制を築き、海外展開を試みているかについて報告します。実験と計算を組み合わせたデータ駆動型研究開発の最前線を知る貴重な機会となるでしょう。

7. セッション5:ダイキン工業株式会社による講演

詳細な講演内容は現時点では不明ですが、空調業界のリーディングカンパニーであるダイキン工業が、マテリアル分野でどのようなAI活用を進めているのか、その知見に注目が集まります。

8. セッション6:住友金属鉱山株式会社 技術本部 技術企画部 担当マネージャー 渡辺 章夫氏による講演
「住友金属鉱山機能性材料事業とAI活用 ~AIで技術情報を見る試み」

非鉄精錬事業という伝統的な分野で、AI技術がどのように活用されているのか、その具体的な取り組みが紹介されます。「鉱石からニッケルを抽出・濃縮する」という事業と、「デジタルデータから欲しい情報を抽出・濃縮する」AI技術の対比を通じて、AIがもたらす可能性を分かりやすく解説してくれることでしょう。

9. 講師の皆さまによるアフタートーク

10. アンケートのお願い

※本アジェンダは予告なく変更される場合がございます。あらかじめご了承ください。

会場参加者限定の豪華特典も!

会場で参加される方には、特別な特典が用意されています。これは、AI活用の最前線に触れるだけでなく、今後のビジネスチャンスを広げる絶好の機会となるはずです。

  • セッション登壇企業・スピーカーとの交流タイム(名刺交換): 普段なかなか会えない業界のキーパーソンと直接交流できる貴重な時間です。新たなビジネスパートナーシップや情報交換のきっかけになるかもしれませんね。

  • 「AI孔明 on IDX」無料体験: AIデータ社が提供する最先端のAIプラットフォーム「AI孔明™」を実際に体験できるチャンスです。その使いやすさや機能性を、ぜひご自身で確かめてみてください。

  • 生成AIに使えるマテリアル業界用プロンプト集の提供: 生成AIを業務に活用したいと考えている方には、すぐに役立つマテリアル業界に特化したプロンプト集が提供されます。これは、AI導入のハードルを大きく下げることでしょう。

AIデータ社が提供する「AI孔明™」とは?

AIデータ社は、AI時代における企業の「攻め」と「守り」を両面から支えるため、データと知財を融合させた革新的なプラットフォーム「AI孔明™」を開発しました。

「AI孔明™」は、企業のデータインフラと知財インフラを横断的に活用し、企業価値を最大限に引き出すためのAI参謀です。VDR(仮想データルーム)由来の堅牢なセキュリティと柔軟性を兼ね備えており、機密情報を保護しつつ、誰もが使いやすい設計が特徴です。企業内に散在する様々なシステムのデータを統合管理し、大規模言語モデル(LLM)を活用したAIチャットを通じて、業務の効率化とコスト削減を強力にサポートします。

AIデータ社は、「AI孔明™」を軸に、各企業のAX(AIトランスフォーメーション)やDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進し、様々なAI・DX活用によるコラボレーションを通じて、企業の競争力向上に貢献することを目指しています。

AIデータ株式会社について

AIデータ株式会社は、2015年4月に設立され、東京都港区に本社を置く企業データとAIの利活用カンパニーです。長年にわたり、企業や個人のデータ資産を守り、活用する事業を展開してきました。

9,000社以上の企業、90万人以上のお客様から信頼を得ており、データ共有、バックアップ、復旧、移行、消去を包括する「データエコシステム事業」では、BCNアワードで17年連続販売本数1位を獲得するという輝かしい実績を持っています。

データインフラ分野では、IDXのクラウドデータ管理や復旧サービスを提供し、経済産業大臣賞を受賞したフォレンジック調査や証拠開示サービスを通じて、法務分野でも高い評価を得ています。また、知財インフラ分野では、グループ会社の特許検索・出願支援システム『Tokkyo.Ai』や特許売買を可能にするIPマーケットプレイスの構築により、企業の知財管理と収益化を支援しています。

これらの事業を統合し、生成AI『AI孔明™』によるデータと知財の融合プラットフォームを展開。さらに、防衛省との連携による若手エンジニア育成にも注力するなど、データ管理と知財保護を通じて社会基盤の強化にも貢献しています。

フォーラム開催概要

日本の産業の未来を担うこのフォーラムに、ぜひご参加ください!

  • 日 時: 2026年4月17日(金)14:00~16:50(受付開始 13:45)

  • 会 場: 日経ホール&カンファレンスルーム(東京都千代田区大手町1-3-7 日経ビル6F)

  • 対 象:

    • 経営者

    • マテリアル業界のDXやAI活用推進ご担当者様

    • 情報システム部やDX推進ご担当者様

特に、以下のような方々におすすめです。

  • マテリアル業界でAIやデータ活用の最新事例を取り入れたいと考えているDX推進/AI活用責任者・担当者の方。

  • AIを活用したIP戦略・データ戦略・知財ガバナンス強化を検討し、企業の競争力強化を目指す経営者・事業開発担当者・IP事業部の方。

  • 事業のDX戦略を策定し、マテリアル業界でのAI活用を検討している情報システム部門・DX推進担当者・ガバナンス担当者の方。

このフォーラムは、日本の産業界におけるAI活用とDX推進の未来を形作る重要な一歩となるでしょう。ぜひこの機会をお見逃しなく!

フォーラムの詳細はこちらからチェックできますよ!
https://www.idx.jp/forum/apr/

そして、お申し込みはこちらのQRコード、またはURLからどうぞ!

AIエージェント×AXフォーラム申し込みQRコード

https://form.run/@aikoumei-seminar16/

AIデータ株式会社の公式サイトもぜひご覧ください。
https://www.aidata.co.jp/

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