はじめに:CELFとSAP ERPが手を取り合った!

皆さん、こんにちは!日々の業務で「もっとこうなったらいいのに!」と感じることはありませんか?特に、企業の基幹システムであるERPと、現場で使い慣れたExcelとの間でデータのやり取りに手間取ったり、「もう少し柔軟にデータを使えたら…」なんて思ったことがある方もいるかもしれませんね。

そんな皆さんに朗報です!SCSK株式会社が提供するノーコード開発サービス「CELF(セルフ)」が、なんと世界シェアトップクラスのERPソリューション「SAP® ERP」とのAPI連携をスタートさせました!これは、現場のExcelを使った集計や分析業務をもっと効率的に、もっとスムーズにするための大きな一歩なんです。

CELFとSAPシステムのAPI連携

この新しい連携機能「SAPデータ連携部品」の提供によって、財務会計や管理会計、購買在庫管理といったSAPシステム周辺の業務が、まるで魔法にかかったかのように便利になること間違いなしです。CELFは、この連携を通じて、ERP周辺業務における「標準ツール」としての地位確立を目指しているんですよ。これからの企業のデータ活用が、さらに加速することに期待が高まりますね!

「Fit to Standard」だけでは足りない?現場のリアルな声

最近のERP導入では、「Fit to Standard」という考え方が主流になっています。これは、ERPの標準機能に合わせて業務プロセスを変えていくことで、システム導入のコストを抑えたり、運用をシンプルにしたりする目的があります。グローバルで標準化されたERPシステムは、経営管理の面で非常に高い効果を発揮しますし、多くの企業がその恩恵を受けています。

しかし、グローバル標準のシステムは、世界中の企業にフィットするように設計されているため、日本企業が求めるような、きめ細やかな業務要件や長年の慣習、独自の帳票形式などには、どうしても対応しきれない場面が出てきてしまいます。特に、日本の企業文化では、現場のニーズに合わせた柔軟な対応が求められることが多いですよね。

その結果、現場では「標準機能だけじゃ足りないから…」と、結局Excelを使って独自の入力シートを作ったり、帳票を作成したりするケースが頻繁に発生しているのが実情です。これって、実は大きな課題を抱えているんです。例えば、次のような問題が顕在化してきます。

  • 作業負荷の増大: 手作業でのデータ入力や集計が増え、本来の業務に割く時間が減ってしまいます。

  • 属人化: 特定の担当者しかExcelファイルを扱えず、担当者が不在になると業務が滞るリスクがあります。

  • データの分散: Excelファイルが各部署や個人でバラバラに管理され、最新の正確なデータがどれか分からなくなったり、情報共有が難しくなったりします。

これらの課題は、せっかく導入したERPシステムの価値を十分に引き出せないだけでなく、業務全体の生産性を低下させる原因にもなりかねません。そこで注目されているのが、SAPシステムを拡張するための標準的な基盤である「SAP® Business Technology Platform(SAP® BTP)」※1による開発です。特に「SAP® Cloud ERP」※2を採用する中堅・成長企業では、現場担当者でも簡単に扱えて、短期間かつ低コストで業務を補完できるツールが、まさに救世主となるでしょう。

CELFはこれまでも、さまざまなERPシステムとのデータ連携を通じて、現場固有の業務要件(例えば、独自フォーマットの帳票作成や、ちょっと複雑な集計・分析業務など)に対応してきました。そして今回、新たにSAPシステムとのデータ連携部品が加わることで、さらに多くの企業の課題解決に貢献できるようになります。これは、「Fit for Purpose(現場業務への適合)」と「ERP標準機能の価値維持」という、一見すると両立が難しい二つの目標を達成するための、とても柔軟なソリューションだと言えるでしょう。

※1 SAP Business Technology Platform(SAP BTP): SAP社が提供する、アプリケーション開発、データ分析、統合などを実現するクラウドプラットフォーム。ERPの機能を拡張する際の標準的な基盤として利用されます。
※2 SAP Cloud ERP: SAP S/4HANA Cloud Public Edition を中核に構成されたクラウドERPサービス。このリリースでは主に中堅・成長企業向けの導入モデルを指しています。

Excel感覚でSAPデータも自由自在!CELFの新機能「SAPデータ連携部品」の魅力

それでは、今回登場する「SAPデータ連携部品」が具体的にどんなメリットをもたらしてくれるのか、見ていきましょう!

この新機能の最大の特長は、なんといっても「Excelと同じ見た目・操作性」でSAPデータの登録・更新・参照ができるようになること!これってすごいことですよね。普段からExcelを使い慣れている方なら、ほとんど学習コストをかけずにCELFアプリを使いこなせるようになるはずです。新しいシステムを導入するたびに研修を受けたり、マニュアルを読み込んだりする手間が省けるので、現場への負担を最小限に抑えながら、スムーズな運用を実現できます。

Excelそっくりな見た目・操作性をCELFアプリで再現

この使いやすさによって、SAPシステム周辺の業務がグッと効率化されるだけでなく、ERPデータと周辺業務データを組み合わせた、より高度なデータ利活用が可能になります。例えば、こんなことが実現できるようになりますよ。

  • データ入力・更新の簡素化: SAPシステムの複雑な管理画面を使わなくても、CELFの直感的なアプリ画面から、必要なデータの入力や更新が手軽に行えます。現場の担当者が自ら業務を改善していく「現場主導」での業務改善を強力に支援してくれるでしょう。

  • 柔軟な帳票・レポート作成: 「SAPシステム標準では対応しきれない、ウチだけの独自形式の帳票やレポートが欲しい!」という声にも、CELFなら柔軟に対応できます。まるでExcelで表を作るような感覚で、必要な情報を盛り込んだオリジナルの帳票を簡単に作成できるようになります。

これまでの「ERPは経営層のもの」というイメージを覆し、現場の誰もがデータを活用し、業務を改善できる環境がCELFによって提供されるわけですね。まさに、現場の「困った」を解決し、よりクリエイティブな仕事に集中できる時間を作り出すツールと言えるでしょう。

こんな時に便利!CELF×SAP連携の活用シーンを覗いてみよう

CELFとSAPの連携によって、具体的にどんな業務が便利になるのか、いくつか活用例を見てみましょう。皆さんの会社にも当てはまるシーンがあるかもしれませんよ!

① SAPシステム入力業務をサクッと効率化!

SAPシステムへの入力って、ちょっと複雑だったり、手順が多かったりして、現場の負担になっていることってありませんか?CELFをフロント画面として活用すれば、そんな入力業務もグッと楽になります。

  • 購買依頼・経費申請: 例えば、購買依頼や経費申請を、CELFで作ったシンプルな画面から行えます。申請が承認されたら、必要な情報だけが自動的にSAP PR(会計伝票)に登録されるので、二重入力の手間もミスも減らせます。

  • 見積・受注業務: SAPシステムの標準機能では、ちょっと対応が難しい「階層構造(親子・孫明細など)」を持つ複雑な見積書も、CELFの独自フォームなら柔軟に作成できます。そして、その見積書を基に受注が決まったら、金額やステータス情報が自動的にSAP SD(販売管理)に登録されるので、ここでもまた二重入力を防ぎ、業務をスムーズに進められます。

② 「ウチだけ」のレポートや帳票も思いのままに!

SAPシステム標準では提供されていない、会社独自の形式のレポートや帳票が必要な時も、CELFが活躍します。Excelのような感覚で、柔軟に作成できるのが大きなポイントです。

  • 予実管理表の作成: SAPシステムから実績データを、CELFで収集した予算や見込みデータを統合して、部門別など、会社に合わせたフォーマットで予実管理表を即座に出力できます。これなら、経営層も現場も、常に最新の状況を把握できますね。

  • 独自帳票の作成: 請求書や見積書はもちろん、金融機関向けのレポートなど、様々な独自フォーマットの帳票をCELFで作成できます。これまでの手作業での作成や、外部ツールへの依頼にかかっていた時間とコストを大幅に削減できるでしょう。

  • 外部データとの結合: 市場データや営業見込みなど、SAPシステム以外の外部データと組み合わせて、より高度な分析資料を作成することも可能です。これにより、多角的な視点からビジネスを分析し、より的確な意思決定をサポートします。

③ 大量データもまとめてラクラク!一括メンテナンス

マスタデータや会計伝票の入力・更新作業って、データ量が膨大になると本当に大変ですよね。CELFを使えば、表計算形式の画面で、そんな大量データのメンテナンス作業も効率化できます。

  • マスタデータ編集: 品目マスタや取引先マスタなど、頻繁に更新が必要なマスタデータを、Excelのように表形式でまとめて変更したり、追加したりできます。一つずつ手作業で入力する手間が省け、入力ミスも減らせます。

  • 会計伝票の一括編集: 月次・年次決算時など、大量の会計伝票を入力したり、修正したりする作業は、CELFで一括編集することで大幅に効率化されます。これにより、決算業務の迅速化と正確性の向上に貢献します。

これらの活用例からもわかるように、CELFとSAPの連携は、日々のルーティンワークから、経営判断に必要な高度な分析まで、幅広い業務シーンで皆さんの仕事をサポートしてくれるでしょう。

気になる価格は?導入のハードルは低い!

「こんなに便利な機能だと、お値段もそれなりにするんじゃない?」と思った方もいるかもしれませんね。でもご安心ください!今回提供される「SAPデータ連携部品」のライセンス費用は、なんと無料なんです!

すでにCELFをご利用中のユーザーさんなら、追加費用なしでこの便利な連携部品を利用開始できます。まだCELFを使ったことがない方も、CELFの1ユーザーあたりの月額利用料金は1,800円(税別)※3からと、非常にリーズナブルな価格設定になっています。これなら、気軽に導入を検討できますよね。

※3 2026年1月1日時点

CELFの未来予想図:ERP周辺業務の「標準ツール」へ

SCSKは、今回のSAP連携を皮切りに、今後もCRM/ERP連携をどんどん強化していく予定だそうです。そして、CELFをERP周辺業務における「標準ツール」として、多くの企業に展開していくことを目指しています。

これにより、企業全体のデータ利活用がさらに推進され、経営状況の「見える化」が進んだり、意思決定がもっと迅速になったりすることに貢献していくことでしょう。きっと、データに基づいた、より賢いビジネス判断ができるようになるはずです。CELFが、企業の成長を力強く後押ししてくれる未来が、もうすぐそこまで来ていますね!

そもそもCELFってどんなサービス?

ここで、改めてCELFについて少しご紹介させてください。CELFは、SCSKが開発したノーコード開発サービスです。最大の特徴は、表計算ソフトに似た見た目と操作性で、プログラミングの知識がなくても簡単に業務アプリを作成・利用できること!

国内外で約1,200社以上の企業に導入されており、その使いやすさと効果が評価されています。また、販売・開発をサポートするパートナー企業も約130社以上に拡大しており、CELFを導入しやすい環境が整っています。

CELFは、予算実績管理や見積・案件管理、マスタ管理など、現場に密着した業務で特に高い効果を発揮します。さらに、他の業務パッケージとデータを連携できる機能や、AIを活用して業務を高度化する「CELF AI」機能も提供されています。オプションでRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)機能も利用できるので、業務の自動化まで実現できるという、まさに「かゆいところに手が届く」サービスなんです。

SCSKグループが描く未来の技術戦略

SCSKグループは、「共創 IT カンパニー」の実現を目指し、技術戦略「技術ビジョン 2030」を推進しています。これは、先進的なデジタル技術を最大限に活用して事業構造を変革したり、生成AIを使って生産性を飛躍的に向上させたりすることを目指すものです。

これまでに培ってきた知財を活用した製品・サービス開発を積極的に進め、お客様や社会、そして私たちの生活における様々な課題解決に対応していくとのこと。CELFの進化も、この大きな技術戦略の一環として位置づけられているんですね。

SCSKグループのサステナビリティ経営への貢献

SCSKグループは、「夢ある未来を、共に創る」という経営理念のもと、社会と共に持続的な成長を目指す「サステナビリティ経営」を推進しています。社会が抱える様々な課題を事業の視点から評価し、特に重要と捉えた7つのマテリアリティ(重要課題)を策定しています。

今回のCELFとSAP® ERPの連携も、このマテリアリティの一つである「豊かな未来社会の創造」に貢献する取り組みです。具体的には、次のような形で貢献していくとされています。

  • 現場主導での業務改善を支援し、業務効率化に貢献

  • API連携による高度なデータ利活用を推進し、経営の見える化や意思決定の迅速化に貢献

このように、CELFの進化は単なるシステム連携に留まらず、社会全体の持続可能な発展にも繋がる、意義深い取り組みであることがわかりますね。

まとめ

ノーコード開発ツール「CELF」と世界シェアトップクラスの「SAP® ERP」とのAPI連携は、現場のExcel業務の課題を解決し、企業のデータ利活用を大きく前進させる画期的な取り組みです。Excelライクな操作性で、学習コストを抑えながら、SAPデータの登録・更新・参照、独自帳票の作成、大量データの一括メンテナンスなどが可能になります。

この連携によって、現場の業務効率が向上し、経営の見える化や迅速な意思決定が実現することで、企業全体の生産性向上に貢献することでしょう。ライセンス費用は無料で提供されるため、既存のCELFユーザーはもちろん、これからCELFの導入を検討する企業にとっても、非常に魅力的な選択肢となります。

SCSKは今後もCRM/ERP連携を強化し、CELFをERP周辺業務の標準ツールとして展開していくことで、企業のDX推進を強力にサポートしていくことでしょう。これからのCELFのさらなる進化から目が離せませんね!