AI処理がもっと賢く、もっと速く!
最近、AI(人工知能)の進化って本当にすごいですよね!私たちの身の回りでも、AIを活用したサービスや技術がどんどん増えています。そんなAIの進化を支えるのが、高性能なコンピューティングリソース、特にGPU(画像処理装置)の存在です。
この度、AI/HPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)プラットフォームを提供するエクストリームーD株式会社と、技術の最先端を走る富士通株式会社がタッグを組み、AI処理のスピードを劇的に向上させる新技術を正式採用しました!それが、富士通の「AI Computing Broker(ACB技術)」です。
富士通の「AI Computing Broker(ACB技術)」って何?
「AI Computing Broker(ACB技術)」は、AIの計算に欠かせないGPUリソースを、もっと効率よく、もっと賢く使うための富士通独自の技術です。AIの学習や推論といった処理は、たくさんのGPUパワーを必要としますが、この技術はGPUリソースの動的な割り当てやジョブの実行を最適化することで、AI処理全体の性能をグッと引き上げることができます。
エクストリームーDの「Raplase AI Next」がさらに進化!
エクストリームーDが提供するAI/HPCプラットフォーム「Raplase AI Next」は、もともと高速なAI処理環境として注目されていましたが、今回ACB技術が正式採用されたことで、その能力がさらにパワーアップしました!
ユーザーは「Raplase AI Next」で利用できるGPUベアメタルクラウドサービスにおいて、「ACB技術搭載オプション」を選択できるようになります。これにより、最新のハイエンドGPUでなくても、AI処理性能を最大限に引き出し、効率的なAI開発や運用が可能になるんです。
驚きの実証結果をチェック!
富士通とエクストリームーDは、2024年10月のACB技術発表以降、この技術を「Raplase」環境で徹底的に検証してきました。その結果は、まさに「劇的」の一言です。

検証レポートによると、ACB技術を導入することで、以下のような大きな成果が実証されました。
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処理スループットが劇的に向上!: GPUリソースを動的に割り当て、ジョブ実行を最適化することで、AI処理の性能が大幅にアップしました。特に、最新のハイエンドGPUではないGPUインスタンスでも性能向上が見られたのは驚きです。
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リソース待機時間がほとんどゼロに!: 複数のAIジョブが同時に動くような環境でも、ACB技術が最適なタイミングで計算リソースを分配してくれるので、ハードウェアが待機する時間が減り、実質的な計算能力をフル活用できるようになりました。例えば、通常の並行実行だと性能が半分以下に落ちたり、メモリ不足で実行できなかったりするケースでも、ACB技術を使えば単体実行時と変わらない高い性能を維持できることが示されています。
この結果は、AIワークロードの効率を向上させ、ひいては計算コストの削減にもつながることを意味します。より詳しい検証結果は、こちらのレポートで確認できますよ。
クラウドでもオンプレミスでも選べる利用スタイル
今回のACB技術の正式採用により、ユーザーは自身のAI開発・運用スタイルに合わせて「ACB技術搭載オプション」を柔軟に選択できるようになります。
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Raplase AI Next GPUベアメタル: エクストリームーDが提供するクラウドサービス「Raplase AI Next」で、高効率なAI環境をすぐに利用できます。
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オンプレミス版 Raplaseにも提供可能に: 自社内にシステムを構築する「Raplase Supercomputing Platform」でGPU搭載版を選ぶ場合でも、ACB技術の導入を選択できるようになります。これにより、企業のニーズに合わせた最適なAIインフラを構築することが可能です。
両社からの熱いメッセージ!
今回の発表にあたり、両社からは期待に満ちたコメントが寄せられています。
富士通株式会社 富士通研究所 コンピューティング研究所 所長の中島 耕太様は、「多大な電力を要するGPUリソースの利用効率を最適化し、AI処理を効率的に実行可能とするACB技術が、『Raplase AI Next』との連携により、AI性能最大化とコスト効率を両立した価値提供を実現できると確信しております」と述べています。富士通がAIビジネスのさらなる発展を技術面から支援していく姿勢がうかがえます。
一方、エクストリームーD株式会社 代表取締役の柴田 直樹氏は、「富士通様のACB技術を採用した弊社サービス『Raplase』をお客様に提供できることを大変うれしく思っております。エクストリームーDのシステム最適化のノウハウとACB技術の組み合わせで、単位時間あたりの処理性能を向上させ、他に類を見ないサービスを提供して参ります」と語り、今回の提携がもたらす革新的なサービスへの自信を表明しています。
エクストリームーD株式会社ってどんな会社?
エクストリームーD株式会社は、2015年に設立され、HPCクラウドコンピューティングへのアクセスをもっと簡単、高速、効率的、そして経済的にすることを目指している会社です。本社は東京都品川区にあり、米国にも子会社を持っています。
ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)やクラウド技術で長年の経験を持つメンバーが集まっており、2020年にリリースしたHPC向け高速クラウドサービス「AXXE-L」は、生成系AIの需要拡大に伴い、多くの企業でAI処理に採用されました。その経験を活かし、現在はAI向けのサービス「Raplase(Ra+)」として進化させ、開発・提供を行っています。
今回の富士通との連携により、AI処理の効率はさらに高まり、私たちの未来を形作るAI技術の発展が加速することでしょう。エクストリームーDと富士通が切り開く、新しいAIの世界にこれからも注目ですね!
関連リンク
- エクストリームーD株式会社のニュースリリース: https://xtreme-d.net/news/20260306/