未完成でもOK!共創で未来を切り拓くピッチイベント
2026年2月16日、NECソリューションイノベータ株式会社さんのオフィス(東京都江東区)で、共創型ピッチイベント「NEC Intra Ale Pitch」が開催されました。このイベント、ただの発表会とは一味違うんです。社内で生まれたばかりの事業構想を、まだ未完成な段階であえて社外の事業会社さん、専門家さん、そしてスタートアップさん(なんと32社も参加!)と共有しちゃおう、というとっても挑戦的な試みでした。
目的は、構想を「実装」へと前進させること。具体的な検証課題や次のアクションについて、参加者全員で率直な意見を交わし、議論を深める場として企画されたんですよ。すごい熱気だったでしょうね!

人とAIロボットが手を取り合う社会へ:NECソリューションイノベータの挑戦
このイベントで特に注目を集めたのが、NECソリューションイノベータのイノベーションラボラトリさんによる事業ピッチです。テーマは「Ambient Intelligence(AmI)コア」。なんだか難しそうに聞こえるかもしれませんが、簡単に言うと「人とAIロボットが一緒に暮らす未来社会」の構想なんです。
将来、介護や育児、労働といった様々な分野で人手不足が深刻になることが予想されますよね。そんな社会で、AIロボットが単に作業を代わりにするだけでなく、私たちの状況や気持ちを理解し、その場の空気を読んで行動するような存在になったら、どんなに心強いでしょう?そんな未来をAmIコアは目指しているんです。
発表では、ロボットが社会に普及するために必要な3つの条件が提示されました。それは「物理的安全」「心理的安全」「社会的文脈理解」。ロボットが安全に、そして私たちに寄り添ってくれる存在になるためには、この3つの視点が欠かせない、というわけですね。研究段階の構想から、実際に事業として成り立たせるための具体的な論点が共有され、参加者からは講評ではなく、どうすれば段階的に検証を進められるか、どうすればもっと早く実装できるかといった、実践的な提案が次々と飛び交いました。この率直な対話が、イベントの醍醐味だったことでしょう。

他にも、東京電力パワーグリッドさんによる興味深い事例発表や、様々なスタートアップさんによる事業ピッチも行われ、会場は終始、未来への期待と活発な議論でいっぱいだったそうです。
「未完成」だからこそ価値がある!早期公開がもたらす革新
このイベントの最も大きな意義は、何と言っても「探索テーマを未完成のまま早期に外部に公開し、実装前提の議論にさらした」ことにあると、主催者さんは語っています。大企業にとって、まだ整理しきれていない構想や、弱点になりうる部分を外部に見せるのは、実はとっても勇気がいることなんです。
通常なら、社内でじっくりと検証を進め、ある程度形になってから初めて人前に出すのが一般的ですよね。でも、それではAIがものすごいスピードで進化している現代社会の動きには追いつけないかもしれません。だからこそ、「NEC Intra Ale Pitch」では、あえて未完成な段階で議論のテーブルに乗せ、各業界の専門家さんたちから率直なフィードバックをもらうことで、より早く社会実装へとつなげようという強い意志が感じられました。不確実なことと向き合いながら前に進むプロセスこそが「実装」であり、そのプロセスをいち早く実行したことに、今回のイベントの大きな価値があったと言えるでしょう。
イベント後のアンケート結果も素晴らしいものでした。なんと参加企業の78%が、自社の実証フィールドやアセット(資産)の提供に関心を示したとのこと!これは、今回のイベントで生まれた連携の芽が、実際のPoC(概念実証)や共同プロジェクトへと発展していく可能性を強く示していますね。それぞれが持つ技術や研究、現場のノウハウを持ち寄ることで、きっともっと多くのイノベーションが生まれることでしょう。
0から1を生み出す挑戦:オープンイノベーションの重要性
新規事業を立ち上げるというのは、スタートアップ企業さんにとっても、大企業さんにとっても、常に大きな挑戦です。背景や制約は違うけれど、「0から1を生み出す」という点では、みんな共通の課題を抱えていますよね。閉じた環境で構想を磨き続けるのではなく、早期に外部とつながり、実証や検証を繰り返しながら事業を社会に実装していくことの重要性を、このイベントは改めて教えてくれたようです。
今後の展望:挑戦をつなぐプラットフォームへ
「NEC Intra Ale Pitch」は、今回の開催で終わりではありません。構想を実装へと前進させていくための、継続的な場として今後も開催されていく予定です。すでに今回の登壇テーマと相性の良い参加団体さんとの議論が活発に進んでいて、検証に向けた共同プロジェクトも動き出しているそうですよ。これは期待大ですね!
もちろん、社会実装を進める上では、知財(知的財産)や投資といった難しい課題も出てくるでしょう。しかし、既存の方法にとらわれず、企業、専門家、スタートアップが持つ技術や研究、アセットを柔軟に組み合わせながら、今の時代のスピード感に合った多様な挑戦をつなげていく場を創出していく、という強い決意が示されています。そして、こういった取り組みに共感してくれる「人」の輪を広げていくことも大切にしているそうです。今後の展開が本当に楽しみですね!
イベントを企画・開催したyellow door株式会社って?
今回の「NEC Intra Ale Pitch」の企画・開催を担ったのは、yellow door株式会社さんです。この会社は、新規事業の伴走支援や資金調達、広報支援を通じて、企業の価値創出と社会実装をサポートしている専門家集団なんです。スタートアップや企業内起業家(イントレプレナー)の挑戦を、異なる分野のコミュニティ運営を通じて共創の機会につなげたり、エンジェル投資家コミュニティ「Power Angels」を運営してファンド組成・運営も行ったりと、多岐にわたる活動をされています。
yellow door株式会社さんの公式サイトはこちらです。
https://www.yellowdoor.co.jp/
エンジェル投資家コミュニティ Power Angelsについてはこちらをご覧ください。
https://power-angels.com/
まとめ
「NEC Intra Ale Pitch」は、ただのピッチイベントではなく、未来の社会を共創していくための熱い対話と挑戦の場でしたね。未完成なアイデアでも臆することなく外部に開き、多様な知見と力を結集することで、より早く、より良い形で社会実装へとつなげていく。このオープンな姿勢こそが、これからの時代に求められるイノベーションの形なのかもしれません。今後の「NEC Intra Ale Pitch」から生まれる、ワクワクするような新しい事業に、私たちも注目していきましょう!