人流分析が広告に直結!これまでの課題を解決する「人流広告(Flow Ad)」
コロナ禍をきっかけに、私たちの周りでも耳にすることが増えた「人流分析」。都市計画やお店の出店場所を決める時など、色々な場面で使われてきましたが、実は広告や販売促進の分野でもすごく注目されていました。
でも、これまでの人流分析ツールって、「分析する」ことや「レポートを作る」ことがメインだったんですよね。せっかくお店の周りにどんな人が来ているか、エリアの特性はどうかを詳しく分析しても、その結果が実際の広告にうまく活用されないケースが多かったんです。分析は分析、広告は広告で、それぞれがバラバラに動いていて、もったいないなぁと感じていた人もいるかもしれません。
そんな課題を解決するために登場したのが、Location AI独自の広告サービス「人流広告(Flow Ad)」です。これは、人流分析で得られた結果を、広告配信ができるターゲット層(オーディエンス)に変換して、広告を出すところまで一貫して行えるサービスなんです。
9,300万MAU規模の位置情報データがすごい!
この「人流広告(Flow Ad)」のすごいところは、その基盤となるデータにあります。なんと、月間9,300万人のアクティブユーザー(MAU)規模の位置情報データを活用しているんです!これだけの膨大なデータがあるからこそ、特定エリアにどんな人が集まっているのか、お店にどれくらいの人が来ているのか、競合店と合わせて利用している人はいるのか、どれくらいの頻度で来店しているのか、といった細かな分析が可能になります。
そして、その分析結果を直接広告配信に連携できるので、まさに「データドリブン」なマーケティングが実現できるというわけです。

新機能「Adオーディエンス生成機能」で狙ったターゲットにアプローチ!
今回、LAPの標準機能として搭載された「Adオーディエンス生成機能」が、この「人流広告(Flow Ad)」の肝となる部分です。
この機能を使えば、LAPで目で見てわかるように可視化された分析結果をもとに、「どんな人に広告を届けたいか」を具体的に設定し、その条件に合うターゲット層を自動で生成してくれるんです。例えば、こんなターゲット層を狙うことができます。
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競合店舗をよく利用している人: 「うちのお店にも来てほしい!」という潜在顧客にアプローチできます。
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商圏内に住んでいるもののまだ来店していない人: 「近くに住んでいるのにまだ知らないなんて、もったいない!」という層に、お店の魅力を伝えられます。
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来訪頻度の高い常連層: 「いつもありがとうございます!これからもよろしくお願いしますね!」という気持ちを込めて、お得な情報などを届けることができます。
このように、単に「このエリアにいる人」や「年齢・性別」だけでターゲットを決めるのではなく、人流分析によって初めて見えてくる「潜在顧客の実際の行動」に基づいてアプローチできるのが、この機能の大きな強みです。購入や予約、会員登録、応募、来店といった、顧客の行動につながる可能性の高い層に絞って広告を配信できるので、広告の費用対効果もぐっと高まることが期待できます。
従来の位置情報広告との違いは?
これまでの位置情報広告と「人流広告(Flow Ad)」は、何が違うのでしょうか?ざっくり比較すると、こんな感じです。

表を見ると一目瞭然ですね。「人流広告(Flow Ad)」は、人流分析によって潜在顧客までターゲットを拡張できるため、広告の配信数(IMP)を大幅に増やせるだけでなく、クリック数やクリック率(CTR)も大きく改善されることが示されています。同じ予算でも、より多くの人に効果的にリーチし、行動を促せる可能性を秘めているんです。
主要な広告媒体と連携!効果検証まで一貫してサポート
「Adオーディエンス生成機能」で作成したターゲットデータは、様々な広告媒体で活用できます。
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各種DSP(Demand-Side Platform): 広告主側が複数の広告枠を自動で取引・配信できるプラットフォームです。
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LINE広告
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X広告(旧Twitter広告)
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Meta広告(Facebook/Instagram)
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Yahoo!広告 ディスプレイ広告
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TVer広告
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TikTok広告
など、私たちが普段から目にしている主要な広告媒体で配信できるので、幅広い層にアプローチできます。特に、クリテオ社のDSPでは、企業や広告代理店が自分たちで広告を運用できる「セルフサービス運用」も可能なので、スピーディーに施策を実行できるのは嬉しいポイントですね。
さらに、このシステムのすごいところは、「広告を出して終わり」ではない点です。例えば、お店への来店を目的としたキャンペーンの場合、広告を見た人が実際に来店したかどうかをデータで確認できます。これにより、広告がどれくらい来店につながったかを「来店向上率」という具体的な数値で把握できるんです。分析から施策の実行、そして効果の検証までを一つの流れとして回せるので、PDCAサイクルを効率よく回し、常に改善していくことができます。
今後の展望:Data Clean Room連携でより高度なマーケティングへ!
Location AIは、この新機能に留まらず、さらに未来を見据えています。
今後は、「Data Clean Room(DCR)」という仕組みとの連携も進めていく予定だそうです。Data Clean Roomとは、企業が持っている会員データや購買データといった顧客情報と、Location AIが持つ位置情報データを、外部に直接開示することなく、安全な環境で組み合わせて分析するための仕組みです。これにより、例えば「特定の購買履歴がある顧客が、どこに立ち寄っているか」といった、より詳細な分析が可能になります。
この連携が進めば、潜在顧客を新しく顧客にするだけでなく、既存顧客の再購入や再来店を促すなど、顧客一人ひとりの価値に合わせたアプローチができるようになります。広告と顧客関係管理(CRM)を組み合わせた、さらに高度なマーケティング支援が実現する日も近いかもしれませんね。
この「Adオーディエンス生成機能」は、Location AI Platform®(LAP)やLAP Liteを利用している企業であれば、標準機能としてすぐに使い始めることができます。位置情報という「リアルなデータ」を核に、新しい分析から実行までを統合するエリアマーケティングの基盤を、スピーディーに構築できるチャンスです。
Location AI株式会社ってどんな会社?
Location AI株式会社は、位置情報のビッグデータと最先端の生成AI技術を組み合わせて、人流データ活用プラットフォームを自社で開発・提供している会社です。
彼らの主力サービスには、人流データ活用プラットフォーム「Location AI Platform®」、Webサービス「人流アナリティクス®」、訪日外国人の行動を可視化する「インバウンドアナリティクス+」などがあります。さらに、人流データを活用して企業のビジネスを拡大する「Location Marketing Service」や、訪日外国人向けの広告配信サービス「Inbound Marketing Service」といったマーケティングソリューションも展開しており、データとAIを駆使した次世代のマーケティング基盤を提供しています。会社の詳細はこちらからチェックしてみてくださいね。:https://location-ai.com/
位置情報データの安全性もバッチリ!
「位置情報データって、個人情報が心配…」と感じる方もいるかもしれませんね。でも、ご安心ください。
Location AIが提供するデータは、ユーザーがきちんと許諾したスマートフォンアプリから得られた位置情報データのみを使用しています。しかも、ユーザーから個人情報と紐付けられない形で完全に匿名化されているので、プライバシーはしっかり保護されています。分析利用を目的として、第三者利用について許諾を得たデータだけを利用しているとのことです。(詳細はこちら:https://location-ai.com/privacy-policy/)
さらに、分析結果の正確性を保つため、「特定のキャリアやアプリに偏ったデータ」ではなく、全ての携帯キャリアユーザーの多数のアプリから得られたデータを匿名化して利用しているそうです。同社独自の分析エンジン「Location Engine™」は、端末ID、緯度経度情報、タイムスタンプを直接地図や施設情報と連携して分析するため、一般的な「メッシュ型位置情報データでの分析」では難しい、ピンポイントでの詳細な分析データも提供できるんですよ。
今回の新機能は、データ活用の可能性を大きく広げ、企業のマーケティング活動に新たな風を吹き込むこと間違いなしです。今後の展開にも、ぜひ注目していきましょう!