「バクラク」ってどんなサービス?

まずは「バクラク」シリーズについて、簡単におさらいしておきましょう。「バクラク」は、稟議、経費精算、法人カード、請求書受取、請求書発行、勤怠管理といった、企業のバックオフィス業務を効率化するためのAIクラウドサービスです。

「AIクラウドサービス」と聞くと、なんだか難しそうに聞こえるかもしれませんが、要するに「最先端のAI技術を駆使して、今まで手作業でやっていた面倒な業務を自動化したり、もっとスムーズにしたりしてくれるサービス」だと思ってください。具体的には、紙の書類を読み取ったり、手で入力したりする手間を大幅に削減し、従業員一人ひとりが本来の「考える仕事」や「創造的な仕事」に集中できるような環境を作り出すことを目指しています。

「バクラク」は中小企業から大企業まで、すでに15,000社以上のお客様が利用しており、多くの企業で「働きやすい環境づくり」と「事業成長」を支援している実績があります。バックオフィス業務は、どんな会社でも必ず発生するけれど、なかなか効率化が進みにくい領域ですよね。そこをAIの力で一気に変革しようというのが、「バクラク」の大きな魅力なんです。

バクラクについてもっと知りたい方はこちらをご覧ください。
https://bakuraku.jp/

なぜFFGグループは「バクラク」を選んだの?

今回、FFGのグループ会社19社に導入されたのは、「バクラク申請」と「バクラク債権・債務管理」です。この導入には、いくつかの重要な背景と、それによって期待される大きな効果があります。

グループ共通の課題と「バクラク」が示す解決策

FFGは非常に大きな金融グループなので、グループ会社ごとに異なるシステムや運用ルールが存在していました。これが「業務の属人化」という大きな課題を生んでいたんです。つまり、「この業務はこの人にしかできない」という状況が生まれてしまい、担当者が変わると業務が滞ってしまったり、全体の品質が安定しなかったりするリスクがありました。

また、現代社会は少子高齢化が進み、企業にとって「人手不足」は避けて通れない問題です。限られたリソースで業務を継続していくためには、今のうちに「誰でもスムーズに業務ができる体制」を整えておくことが急務だったわけです。

そこで「バクラク」の出番です!「バクラク」を導入することで、グループ会社19社の支払いや承認のフローを、すべて共通のプラットフォームで統一することが可能になりました。これにより、たとえ担当者が入れ替わっても業務が滞ることなく継続できる「経理業務の標準化」が実現します。業務が標準化されると、グループ全体のガバナンスが強化され、業務品質も安定する。まさに一石二鳥、いや、それ以上の効果が期待できるんです。

金融機関ならではの高度なセキュリティと生産性の両立

金融グループであるFFGには、一般企業に比べてはるかに高いセキュリティレベルが求められます。顧客の資産を扱う責任があるため、情報セキュリティには特に厳格な基準が設けられています。

「バクラク」は、そんな金融機関の厳しい要件をもクリアできるセキュリティ機能を備えています。例えば、特定の環境以外からのアクセスを制御する機能など、高度なセキュリティ対策が導入の決め手の一つとなりました。SaaS(Software as a Service)というクラウド型のサービスは、常に最新のセキュリティ対策が施されるため、自社でシステムを構築・運用するよりも、かえって安全性が高い場合も多いと言われています。

さらに、会計ソフトとの連携によって、仕訳処理や支払データの管理といった手作業が大幅に削減されます。これにより、経理担当者の負担が軽くなり、作業ミスも減らせるというメリットがあります。また、19社が同じシステムを使うことで、運用ルールが標準化され、担当者間でのノウハウ共有や相互サポートが容易になります。これは、組織全体の生産性向上に直結する大きなポイントです。

FFG担当者の声から見えてくる「バクラク」の魅力

株式会社ふくおかフィナンシャルグループ 経営企画部の高崎遼平様は、今回の「バクラク」導入について、次のようにコメントされています。

高崎様は、グループ会社の総務部門の業務継続性を確保するため、「業務の標準化」と「総務部門の集約」を検討していたそうです。その中で、経費システムに求められたのは、「使い勝手の良いUIUX(ユーザーインターフェース・ユーザーエクスペリエンス)」「金融グループの基準を満たすセキュリティの高さ」「複雑な法改正に自動で対応できるSaaSサービス」といった、非常に高いサービス基準でした。

そんな厳しい基準の中で「バクラク」が選ばれた決め手は、以下の点にあったと語られています。

  • 機能性: グループ会社19社の様々な運用に耐えうる柔軟な機能性

  • AI-OCRの精度: 高い精度で書類を読み取るAI-OCR

  • 操作性: SaaSサービスに不慣れな従業員でも直感的に使える操作のしやすさ

  • セキュリティ対応: 金融機関として譲れないセキュリティ要件に対し、情報システム部門と連携しながら技術的に実装できた点

特にセキュリティ面でのLayerXの対応力は、大きな安心材料になったようです。導入後は、請求書処理がスムーズに進んでいることを実感されており、今後は蓄積されたデータを分析やレポーティングに活用し、経理業務を支える基盤サービスとして、さらに活用を広げていきたいと期待を寄せています。

高崎様のコメントからは、「バクラク」が単なる業務効率化ツールにとどまらず、企業の基盤を支え、未来の経営戦略にも貢献しうる可能性を秘めていることがよくわかりますね。

「バクラク申請」と「バクラク請求書受取」の具体的な機能

今回導入された「バクラク申請」と、関連する「バクラク請求書受取」の機能について、もう少し詳しく見ていきましょう。

バクラク申請

バクラク申請は、会社で行われる様々な申請や承認、稟議といった内部統制のフローを、自社のルールに合わせて自由に作成できるワークフローシステムです。

  • AI-OCRで手入力ほぼゼロ!
    書類の内容をAIが自動で読み取ってくれるので、手で入力する手間がほとんどなくなります。これにより、入力ミスも減り、業務スピードが格段にアップします。

  • データ連携でスムーズな業務フロー
    作成された稟議データは「バクラク請求書」に自動で連携されるため、情報の二重入力が不要になります。さらに、仕訳データやFBデータも自動で作成されるので、経理担当者の業務負担が大きく軽減されます。

  • チャットアプリでサクッと承認
    承認や却下がチャットアプリからも行えるため、外出先や移動中でもスピーディーに意思決定が可能です。これにより、承認待ちで業務が滞ることも少なくなります。

バクラク請求書受取

バクラク請求書受取は、請求書処理に特化したクラウドサービスです。請求書処理は、多くの企業で手間がかかる業務の一つですが、「バクラク請求書受取」はここを劇的に改善します。

  • 請求書特化のAI-OCRで高精度読み取り
    請求書に特化した高精度なAI-OCRが、どんなフォーマットの請求書でも正確にデータを読み取ります。これにより、手入力によるミスや手間がゼロに近づきます。

  • 会計ソフトとシームレス連携
    読み取ったデータは、利用している会計ソフトにスムーズに連携されます。仕訳データや振込データも自動で生成されるため、経理担当者は確認作業に集中でき、本来の業務時間を確保できるようになります。

  • 電子帳簿保存法・インボイス制度にも対応
    近年、企業のバックオフィス業務に大きな影響を与えている電子帳簿保存法やインボイス制度にもしっかり対応しています。これにより、法改正のたびにシステム改修に追われる心配がなく、安心して利用できます。

バクラクシリーズ紹介資料

DX推進の背景にあるもの:バックオフィス業務の重要性

今回のFFGの取り組みは、単に特定の業務を効率化したというだけでなく、企業全体のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進における重要な一歩と言えるでしょう。

バックオフィス業務、特に経理業務は、企業活動の根幹を支える非常に大切な部分です。しかし、その多くが手作業や紙ベースで行われていることが多く、非効率性や属人化、ミスの発生といった課題を抱えがちです。これらの課題は、企業の成長を阻害するだけでなく、従業員のモチベーション低下や離職にもつながりかねません。

AIやクラウド技術を活用したDXは、これらの課題を解決し、バックオフィス業務を「コストセンター」から「プロフィットセンター」へと変革する可能性を秘めています。例えば、データ入力の自動化によって生まれた時間は、データの分析やレポーティング、あるいは経営戦略の立案といった、より付加価値の高い業務に充てることができます。これにより、経理部門が単なる「処理部門」ではなく、企業の意思決定をサポートする「戦略部門」へと進化できるのです。

また、クラウドサービスであるSaaSは、常に最新の機能やセキュリティ対策が提供されるため、企業はシステム管理の負担から解放され、本来のビジネスに集中することができます。初期費用を抑えつつ、必要な機能を必要なだけ利用できる柔軟性も、SaaSが多くの企業に選ばれる理由の一つです。

LayerXが目指す未来

「バクラク」を提供している株式会社LayerXは、「すべての経済活動を、デジタル化する。」という壮大なミッションを掲げています。

このミッションの実現に向けて、LayerXは「バクラク」事業の他にも、Fintech事業やエンタープライズ向けAIプラットフォーム「Ai Workforce」事業など、多岐にわたる事業を展開しています。AIの力を活用して日本の社会課題を解決し、人々がもっと創造性を発揮できる未来を創り出すことを目指しているとのことです。

今回のFFGへの「バクラク」導入は、金融という高度な信頼性が求められる業界におけるDX推進の成功事例として、多くの企業にとって参考になるでしょう。特に、グループ会社が多い大企業において、いかに業務を標準化し、ガバナンスを強化していくかという課題を持つ企業にとって、「バクラク」が提供するソリューションは大きなヒントになるはずです。

LayerXの企業活動やその他の事業についても興味がある方は、ぜひ以下のリンクもチェックしてみてください。

まとめ

今回のふくおかフィナンシャルグループによる「バクラク」導入は、単なるツールの導入に留まらず、グループ全体の業務基盤を強化し、未来の成長に向けた重要な投資であると言えるでしょう。経理業務の標準化、属人化の解消、ガバナンス強化、そして高いセキュリティと生産性の両立は、現代の企業が直面する多くの課題に対する強力な解決策となります。

AI技術の進化は目覚ましく、これからも私たちの働き方を大きく変えていくことでしょう。「バクラク」のようなサービスが、より多くの企業で導入され、従業員一人ひとりが「働くをラクに。ラクをもっと創造的に。」感じられる社会が実現することを期待しています。

ふくおかフィナンシャルグループの今後のDX推進にも注目していきたいですね。

ふくおかフィナンシャルグループのコーポレートサイトはこちらです。
https://www.fukuoka-fg.com/

また、大企業向けの「バクラク」紹介資料も用意されています。バックオフィス業務の一元化や稟議から会計処理までのシームレスな連携に興味がある方は、ぜひ資料をダウンロードして詳細を確認してみてください。
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